こんにちは、はっちです。
前回、施主が家造りに関わっていくことが大事。という記事を書きましたが、今回は自分が具体的にどのようなことに気をつけて、家造りに携わっていったかをかいつまんで紹介したいと思います。
設計が終わり、工事に着手するという段になった時、営業さんに、
「我が家を建築する監督さんにあいさつさせて欲しい。」
とお願いしました。
監督さんというと、何だか、
”頭にハチマキをして現場で怒鳴りまくっている鬼監督!”
みたいな感じがしますが、大抵の場合、
気の良いお兄さんです。
その気の良いお兄さんは、現場で怒鳴りまくっている職人気質な人たちをまとめている・・・かと思うと、
職人さんも結構気の良いおじさんが多いです^^
人によるかもしれませんが、大抵の人は自分が話しかけると、色々とお話してくださいます。
また、ちょっとしたことだったら営業さんに聞いてもいいと思います。
我が家の監督さんは、基礎監督さん、上棟監督さんとお二人でしたが、両監督さん共若い方で、色々とお話させていただきました。
後々のコミュニケーションのためにもお話ができる関係を少しでも作れるといいと思います。
家を支えるいちばん大事な基礎。
それの骨組みでもある配筋がしっかり施工されているかということがとても大事です。
自分の場合、少し本で勉強して、実際に現場を見てみて、気になった点について基礎監督さんに質問してみました。
結果として何箇所か修正していだくことができました。
指摘箇所 7箇所
これらの指摘した点、それについて修正していただいた箇所については、非常に分量が多くなりますので、
僭越ながら、下記のURL、ないしは記事末にある自己紹介欄より自分のサイトを参照していただけると助かります。
https://ismart-diy.com/category/housecheck/check/
家造りの一大イベント。
ついに我が家の全貌が姿を現す瞬間です。
今まで図面であったり、基礎だけだったりするところに、1日~3日で一気に家ができあがります。
どんどん家ができていくところを見ておくといいかなと思います。
指摘箇所 特になし。
家の内側である内装はどんどん出来ていくと、見えるところがどんどん無くなっていきます。
壁の中にある柱の位置とか、壁補強、カーテンレールを取り付けるための補強などなど。
後からなにかしようとするときに色々と写真を撮っておくと役に立ちます。
指摘箇所 5箇所
完成して引き渡しをされる前に、一度自分の目でしっかり見ておいて、職人さんがまだいる内に色々と修正してもらうのが良いと思います。
建築編16箇所
電気編5箇所
と、ここまで色々と現場に顔を出して、色々と指摘してきた結果。
こいつは相当やばい。
と認識されていた様子(笑)
一番指摘が多いだろうと思われていた完成検査で見つけた修正点の補修期間を”十分に”取っていたようでした(汗)
それでも結構ぎりぎりだったようですが。
ちなみにではありますが、これらの指摘のほとんどは、こうなっているんだけどどうなんだろう?というような相談形式で監督さんや営業さんと相談しています。
それを受けて修正すべき点は修正してもらい、このままでも大丈夫です。というものはしっかり説明してもらっています。
ずっと家造りを見てくると、これは直してもらえそうだな。これはちょっと無理そうだな。という線引ができるようになります。
変な話。
床が傾いているから全部やり直して!
なんていう注文は家ができてからではできないことが多いです。
ですが、ある程度は未然に防ぐことができるはずです。
残念なことに、沢山の人が家造りをする以上、取り返しの付かないことになってしまうことも少なくありません。
見えないところだし、どうせわからない。わかる頃には保証も切れてるさ。
そんな考えで仕事している職人さんも、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
施主が積極的に家造りに興味を持つことで、そんな思いを少しでも良い方向に持っていければと思います。
家は、完成してからもずっと付き合っていくものです。なるべく不具合の無い家に住み続けるためにも、後のメンテナンスのためにも、家を造っているところからどんどん参加していって興味を深めていってほしいと思っています。