今回、一生に一度というマイホームを建ててみて
沢山の事を学び、それが興味へと繋がっていきました。
家を建てる前の自分を今でも覚えています。
「特に家の拘りがないから、工務店はどこでもいいよ」
「4LDKの家でさえあればいいんじゃない?」
「注文はめんどくさいし、既に完成してる建売住宅でいいよ」
などなど。
自分の中で、「家」というものは
ただ生活が出来たらいいと思っていました。
まぁ、実際にはそうなんですが。
ただ、人が暮らしていく上での「環境」、
そして「サステイナブル社会に対しての省エネ対策」であったり、
色々と考えて建てた方が『賢い暮らしが出来る』と学んでいきました。
具体例を挙げてみます。
建物の内側、外側、どちらからの断熱もしっかりさせることによって、夏場、冬場の冷暖房の効果時間が長く得られます。
(冷暖房を切ってからも、しばらくは温度が保ちやすい)
そして、外からの空気の進入は窓などのサッシがほとんどなので、樹脂製LOW-Eペアガラスを入れる事により効果がアップしました。
ちなみに、樹脂製LOW-Eガラスにしたことで、冬の結露もほとんど無いので、
カビの発生も無く、健康面にも良いかと思われます。
そんな我が家ですが、家族3人暮らし(夫婦、子供1人)での電気代(オール電化)はというと
真夏と真冬でも1万3000円位。
それ以外の季節は「8000〜9000円」です。
ガスは使っていないので、光熱費はこれに水道代位です。
電気の節約はしていますが、そこそこ普通の生活をしていてこの金額で収まっています。
家の中は無垢材、一部漆喰の塗り壁ですが、
これも健康には欠かせないと思っております。
ハウスシック症候群などの健康被害をよく聞きますが、
自然素材などを取り入れることによって、壁紙のノリなどに含まれている化学物質の飛散を抑えます。
特に漆喰や珪藻土は調湿効果のおかげか、空気が澄んでいて
とても心地よい室内環境を保ってくれます。
勿論、換気をすることは前提ですけどね。
上記の2点はイニシャルコストは多少かかってしまうもの、ランニングコストで考えても
有効かと思っております。
特に後悔したわけではありませんが、もっとこうしておけばよかったと
思った事を挙げてみます。
部屋の間取りや数などは満足しているのですが、現在一番に思う事は
「収納スペースの数」
これに尽きます。
現在は子供も小さいので、足りているのですが
今後、大きくなるにつれて物は増えていくでしょうからね。
それに加えて、私は多趣味なので道具が多いのも要因です。
置き家具をするか、DIYでスペースの有効活用を考えるか。
今後の課題でもあります。
予算があれば、屋根裏収納を設けたかったです。
そして、主婦のお母さん方はキッチン横に「パントリーの独立スペース」を
設ける事をお勧め致します。
我が家は無いのですが、ストックの置き場としては勿論、プリンターやFAXなどの家電を置いたり
ちょっとした家事の合間の休憩にも使えていいと思います。
さて、1年近く記事を書かせて頂いてきましたが
現在は季節ごとのインテリアなども取り入れたりし、
室内外でも楽しんでおります。
いくつか写真にて紹介させてください。
「LDK」
「寝室」
「(将来の)子供部屋」
「玄関」
今後は水周りをはじめ、外壁、屋根、その他諸々のメンテナンスも必要になってくると
思います。
極力はプロのアドバイスを頂いたうえで、自分たちでやりたいと思っていますが
少しでも現状を維持出来るように心がけていこうと思っております。
これにて私、Paulの家づくりブログは終了しますが、
少しでも当ブログが参考になれば幸いで御座います。
家が建つまでの過程は結構大変な事も多く、手間がかかりますが
後悔のないよう、お気に入りの家を建て、健康で素敵な日々が送れるよう
願っております。
ありがとうございました。
Paul