何を当たり前の事を言っているんだというタイトルですが、家を建てるにはまずは「土地」の取得だと思うので、今回はそんな住宅建設に関わる「土地」の事を少し書きたいと思います。一条工務店で担当がついた我が家。最初に担当と話した内容は「間取り」では無く、「土地」と「お金」の話です。まだそこまで信用のおけない担当に、お金の話や土地の話をするのは躊躇しましたが、この話しをしないと先へ進めません。
住宅展示場巡りをしていた時も「土地は決まっていますか?」と数社の営業マンに聞かれました。こちらからすると「ちょっと待て。」と思ってしまいます。なぜ、そんなに「土地、土地」と言うのか?がっついてるなと当時は思いました(笑)。今考えると当たり前の事ですが、「家は土地が無いと建てられない」からだと思います。仮に土地があっても調べたら住宅建設に不向きだったり、地盤改良しないといけない場合も出てきます。地盤改良や登記の関係で、時間やお金が掛かってしまう場合もあります。なので、「良い土地の確保」はハウスメーカーにしたら重要なのかもしれません。しかし、何も知らない私はハウスメーカーの営業はガツガツしているなと思っていました(笑)。
我が家の場合、運良く両親から土地を譲り受けられたのですが、土地の譲渡にもいろいろ書類が必要ですし、お金も時間も掛かります。土地を探した経験がありますが、条件や金額等の検討は容易では無いと思いました。また、周囲の環境も懸念されますので、土地選びも難しいのかなと思います。ハウスメーカーも土地を探してくれたり、土地を所有していると思うので、相談するのも良いかも知れません。
そして、無事土地が見つかると、ハウスメーカーは地盤調査をしてくれます。我が家は地盤はとくに問題はなかったのですが、場合によっては地盤改良が必要になるそうです。地盤改良にもそれなりにお金が掛かります。この地盤調査をしないと後々大変な事になるかもしれないので、必ずやった方が良いと思います。隣接する土地でも隣が大丈夫だからといって自分の土地も大丈夫とは限らないそうです。ハウスメーカーであれば必ず地盤調査をすると思いますが、土地を所有して家を建てようと思ったら、まず地盤調査なのだなと思いました。
我が家も土地を譲り受けるとはいえ、本当にそこで大丈夫か?といろいろ悩みました。お金を掛けて、もう少し良い場所を見つけた方が良いのではないか?とも思いましたが、最終的には今の場所でと「決断」しました。ほんと「家づくり」は決断の連続です。いろいろ悩みますが、悩んだ分だけ「良い家」になると思います。