家を建てる上で必要なお役所手続きの中で、比較的自分で実行できそうな表題登記について簡単に話しておきたいと思います。
自分が行った登記手続きの流れ、書類については記事の最後で紹介していますので参考にしていただければと思います。
表題登記とは、家を建てるにあたって、お役所に、ここに家があります。と登録する作業です。
ここで登録して、国(自治体)が、ここにちゃんと家があるね!と認めてくれないと、住宅ローンを借りることもできません。
その登記の流れの一番最初の部分。が表題登記になります。
これが進まないと、先に進まなくなる重要な部分ではありますが、資格などは必要なく、誰でも可能な作業で、十数万円程度
浮かせることができるので、チャレンジできそうな人はチャレンジしてみるとよいのではないでしょうか。
ちなみに、自分で行わなかった場合でも大丈夫です。その場合は司法書士さんにお願いすることになります。
大抵の場合はハウスメーカーさんお抱えの司法書士さんがやってくれるはずです。
十数万円程度節約できる登記なのですが、それなりに手間がかかります。
登記を行うためには家を建てる地域を管轄している法務局へ何度か出向く必要があります。
一度目は書類を整えて、これで大丈夫かどうか”登記相談”を行います。
二度目は”登記相談”で修正を行った後に法務局へ提出する時。
三度目は登記完了した際に行きます。
最低3回は必要ですが、登記相談が1度で完了しなかったり、提出した後に修正を求められたりすることもあるので、何度か足を運ぶことになるかもしれません。
法務局は平日の17時までしか開いていないため、その間に何度か訪問できる方に限られるかなと思います。
法務局へ提出する書類の中に、簡単な図面を付ける必要があります。
もちろん手で図面を引ける方は構いませんが、きっちり寸法見るためにも自分はパソコンで行いました。
とは言えども、CADを使えなければ行けないかと言われるとそうではなく、自分はパワーポイントで行いました。
エクセルでも大丈夫です。
図面の作り方については省きますが、使い慣れている方だと早いかなと思います。
書類の整え方にもそれなりに重要です。
なにせ原本がそのまま法務局へ重要書類として保管されます。
指定された紙で、大きさ、綴じ方、印鑑。
一つでも内容が漏れていたらアウト。。。なはずなのですが、
実際には結構アバウトでもいい感じ(汗)
用紙も指定はされていますが、自分は100均のB4用紙を使いました。
特に何も言われませんでした。
それぞれの作業を終えて、審査、現地調査にかかる時間は2週間ほど。
登記官の確認が終わり、表題登記が無事完了したことの連絡を受けた後、実際に登記の写しを頂くことで、表題登記の完了です。
登記が完了したらその旨を次に行う司法書士さんに連絡します。
そこから先の抵当権の設定などの手続きは結構めんどくさいようですが、司法書士さんからするとお茶の子さいさいらしく、それほど金額もかかりません。
どちらかと言うと、図面作ったりすることが面倒のようですね。
これらを家造りのスケジュールに併せて遅滞なく行う必要があります。
そこのプレッシャーが一番大変かもしれません。
予め登記について調べておき、実施できそうならば大きな節約になるのでおすすめです。
元々、表題登記は施主本人が行うべき登記なのですが、やはり実際に法務局に行く手間などがかかってしまうため、司法書士さんにお願いすることが一般的になってしまっているようです。
誰でもできる登記。ということで、チャレンジしてみてはどうでしょうか。
参考リンク
http://www.ohtashp.com/topics/touki/
実際に自分でやってみた感じ。