はじめまして。
50代主婦のねこと申します。
雪国で夫婦2人で暮らしています。
2017年に地元工務店で建て替えをしました。
私たちが建て替えで最も優先したことは、「暖かい家にすること」です。
50代に入った頃から、夫(痩せ型・体脂肪率低)は冬になると「寒い、寒い」を繰り返し、「あったかい家に住みたいなぁ」としきりにぼやいていました。
旧居では、リビングダイニングに床暖房と灯油ファンヒーターをつけていましたが、それでも寒く、一旦廊下やトイレに出ようものなら冷蔵庫のように冷え切っており、家の中でもフリースやダウンの重ね着をしていました。
建て替えを決心してから、インターネットで家づくりブログやサイトを見て回ったり、書店で参考になりそうな住宅本を買い漁ったりしました。
「暖かい家」にするにはどうすればいいか? → 高気密・高断熱にすればいいのではないか?
素人なりに断熱性能が高い家は暖かいであろうと考え、関連本を探しました。
そんな中で、たまたま近所の書店で見つけたのが、
「最高の断熱・エコ住宅をつくる方法」(西方里見・著)
でした。
そこで初めて知ったのが、住宅の性能を表すQ値・C値です。
Q値:熱損失係数(小さいほど断熱性能が高い) ※現在はUA値(外皮平均熱貫流率)が使われるようです。
C値:隙間相当面積(小さいほど気密性能が高い)
それから、メーカーを探す段階では、高気密・高断熱を売りにしていてQ値・C値を数値で示しているところに絞って見学に行きました。
地元の住宅雑誌やインターネットの住宅専門サイトをできる限りチェックし、内覧会や完成見学会に出かけ、説明を聞きました。
設計・施工をお願いした工務店との出会いは、モデルハウスへの訪問でした。
それは、集合住宅展示場のゴージャスな家とは明らかに違い、良い意味で「普通の」家でした。が、無垢の木や塗り壁など自然素材を使い、家の中に入った瞬間に木の香りがして、空気が気持ち良く感じられました。
そして、真冬でしたが、家じゅうが暖かく、足元もひんやりとせず快適。感動ものでした。
さらに、品のあるデザインが好みドストライク。
とにかく居心地が良かったです。
その工務店のホームページにある施工例のどのお宅を見てもみんな好きなテイストの家で、なんならお任せでつくってもらってもいいかも!と思ってしまうくらいでした(実際はバリバリ注文しまくりでしたけど笑)
だから、普通は相見積もりをして比較をしてからメーカー決定すべきなのでしょうが、それをせずに決めてしまいました。
ちなみに、モデルハウスの建築費はスタッフさんから聞いていたので、(これなら私たちでも手が届くお値段かも…)とは思っていました。