移住というやっかいなハードルを抱えながらも、なんとか工事に突入しました。
地鎮祭は、軽井沢ではまだとても寒い4月初旬。
諦めかけていたローンが通ったことで、
ドタバタのスケジュールがここから始まります。

|||地鎮祭

東京で建てた家でやった記憶が無いので、はて??と思いましたが、
良く考えると二世帯住宅だったため、親が対応していたんだと判明。
というわけで、私にとっても初めての地鎮祭となりました。
軽井沢というところは、ぶっちゃけて言ってしまえば「山」の上です。
たまたまそこが平地っぽくなっているだけで、まぎれもない山です。
つまり、天候が安定しない。
町内でも場所によって雨が降っていたり、晴れていたりなんて感じで、
天気予報がまったくアテにならない場所です。
地鎮祭当日は、「天気もつかなあ…」と関係者一同気をもんでいたのですが、
晴れ間も出て、いい感じでみんなが集まりました。
が、しばらくすると強風。メチャクチャ寒い!
気温は確実に一桁です。4月頭なんてこんなもんですが。
そして、地鎮祭始まってから雲が急に出てきて、
とうとう軽くみぞれ交じりに…
本格的に悪化する前に終わったので良かったのですが、
寒かった〜という印象が最も強く残った地鎮祭でした。

|||基礎工事がすぐに始まります

地縄が張られた建築現場。
100坪を少し越えるくらいの大きさです。
都会の感覚からすれば、3軒家が建てられちゃう。
こっちに慣れてしまうと、100坪なんて小さい部類。
けれど、住んでみてから感じましたが、この大きさはちょうど良い感じです。
広すぎず、狭くなく…
(広い家と庭は、ともかく掃除が大変!)

当時は移住前だったため、
工事の様子をいつも確認出来る立場ではありませんでした。
全体スケジュールはもちろんわかっていましたが、
進捗をなかなか直接見られないことがちょっと残念。
毎週、東京から来ることも厳しかったので、
実際は2週間に1回くらいのペースで現場を覗きに来ていました。

基礎工事は、地鎮祭終了後数日経ってから着手。
幸いにも、土地の状態は非常に良い場所だったため、
改良工事も一切不要。
約1ヶ月後にはこんな感じになっていました。
丁寧に作業をして下さるビルダーさんなので、
たぶん普通のビルダーさんより時間がかかっていると思いますが、
先ほど書いたとおり、軽井沢の天候も工事がゆっくりしてしまう原因のひとつ。
雨が多くて、基礎工事が進まないなんて事情もあります。
乾かないんですよね。コンクリートが。

基礎工事を見て1番感じたこと。
事前に聞いてはいましたが、もの凄く狭く感じました。
「え?こんなに狭いの??」と。
基礎工事担当の方が、
「いや、そう見えるだけです。結構大きい方ですよ」
と言ってくれたものの、当時は半信半疑。
もちろん、この話にウソは無かったんですが、
人間の感じる錯覚って面白いものです。

そして、工事はここから本格的に始まっていきます。