案外後回しにしてしまいがちなお庭の工事である外構工事。
我が家の場合、家の完成とほぼ同時期に外構工事をしてほしかったのですが、5%から8%への増税による工事の集中で多少時期が完成後からずれ込んでしまいました。
そのため、しばらく家が建っているだけの土地で暮らす必要がありました。
外構工事が遅れることによるデメリットは、庭が無いね~ということ以上に大変なものでした。
まず最初に困ってしまったことは、インターホンが無いことでした。
インターホンは家の工事の中で外壁に取り付ける予定であれば問題は無いのですが、我が家は入り口の門扉に取り付ける予定にしておりましたので、配線だけ外壁から出ている状態で、インターホンの子機は箱に入ったまま引き渡しでした。
一条工務店の家は高気密校断熱住宅で、外の音も聞こえにくくなっています。
引っ越しに合わせてたくさんのものをインターネットで購入していたこともあってか、宅配便がどんどんきます。
また、インターネットの工事、手直し工事など様々な人が家を訪問するのですが、インターホンがありません。
すると、どうなるか。
ドンドンドン!!!
幾度となく叩かれる我が家の玄関。
コンコンというノックじゃないです。ドンですドン。
それも突然叩かれるケースが多く、かなりびっくりします。
新築の家でいきなり玄関扉をドンドンと叩かれるのは、あまりいい気はしません。
インターホンの説明書を見ると、接続自体は簡単でしたので、なんとか仮設の柱を建つつ、
急いでDIYでインターホンを取り付けたなんてことがありました。
ちなみに、郵便物を受け取るための仮設のポストは外構業者さんから借りることが出来ましたので、こちらは静かに受け取ることが出来ました。
次に外構工事が無くて困ったことのは、雨が降ると外がドロドロになることでした。
ドロドロになると困ることの一つが滑ること。
アスファルトでもなく、砂地でもなく、本当にぬかるみになるため、ものすごく滑ります。
そして、汚れる玄関。
下はぬかるんでいますので、当然どろどろの靴になります。
きれいにしておきたい玄関でも、あっという間にどろどろの足跡。
どろどろの足跡は乾くまで掃けません。
しょうがないと思いつつも、玄関にいつも土が入り込んでしまっていました。
元々畑だったこともあるのか、大量のミミズが発生しました。
それが雨になると一斉に地面に出てきます。
細い線がミミズの跡です。乾いていれば良いのですが、庭一面どろどろ+ミミズは中々厳しいものが有りました。
この現象は外構工事が終わってからも続きましたが、2年ほどするとぴたっと出てこなくなりました。
外構工事は滞りなく進めるのが良いと思います。我が家の場合1ヶ月ほど遅れてしまったため、なかなか過ごしにくい期間がありました。
一番最初に外構工事の予算削減箇所となるのが植栽かなと思います。
植栽は自分で植えられる。
育ててみるのも庭造りの楽しみですよ。
家と庭ができて、はじめて家庭が完成するんです(コラ)
なんだか違う話になってきそうですが、そんなこんなで植栽は自分で行うことにしました。
まず購入したのはシンボルツリーであるシマトネリコ。
こちらはインターネットで購入しました。
木をインターネット!?と思われるかもしれませんが、購入できてしまうんです。
購入したツリーが届いた状態がコチラ。
え?これ?と思いましたが、どうやら業者さんの方でなるべく木にダメージが無いような納め方をされているようです。
植え方の説明書も付いておりました。
多少の配送費はかかりましたが、それでも外構工事の中で実施するよりも安く済ませることができました。
また、その他の色々な植栽も、植木市で購入したり、通りすがりの道の駅で購入したりと徐々に増やしていきました。
最初こんな小さい木だったのですが。。。
5年経った今は、もう剪定をしないと手がつけられなくなるのでは?というぐらい大きく育っています。
下の写真は上の写真の4年後です。人の背丈以上のトキワマンサクが満開です^^
当初はやはり植栽が育っていないため、かなり寂しく見えてしまいますが、すぐにでも目隠しとなる生け垣が欲しいなどの理由がなく、ゆっくり育てることができるような環境であれば、自分好みに育ててみるのも愛着が湧いていいかなと思います。
シンボルツリーや生け垣を作ることで庭は成長していきます。
試しに購入したゆずの木があるのですが、毎年、実をつけてくれるので、寒くなってくるとゆず湯でいい香りの中お風呂に入ることもできます。
好みに合わせた庭造りを楽しめるかなと思います。
家で大きな出費をした後の外構工事は思ったより大きな出費になります。あらかじめ住宅ローンを外構工事まで含めた額でみておくといいです。
家を購入すると金銭感覚がおかしくなりがちです。数百万の出費になりかねない外構工事ですので、慎重に内容を検討して勧めていくと良いと思います。