前回の記事でユニットの据付工事と内装の大工工事と造作家具、クロス関係工事が完了したところまで書きました。
まだ養生もされているので全貌は露わになっていませんが、自分の城が出来た!と実感出来るのはこのころでした。
内装工事が始まった当初はこんな状態だったキッチン周りですが、、、
キッチンが据え付けられてクロスの下地工事中。(我が家はセキスイハイム標準外のキッチンをオーダーしたので工場ではなく現地据付となりました。標準品であれば工場出荷時にキッチンが据え付けられています)殺風景というか、まだまだ絶賛工事中という感じです。ここから
クロスや廻り縁、巾木等が取り付けられると一気に完成!という雰囲気になります。やはりクロスなどの内装仕上げ材で雰囲気が大きく変わりますね。
ここまでくると内装の雰囲気が分かるので、自分たちがイメージしていたものと現物の比較が出来るようになります。正直、成功した部分もあれば、失敗した部分もあります。
私達の場合、リビングに作ったTVボードとカウンターの造作家具の色味がイメージと大幅に違ったので部屋の雰囲気はもちろんその後の家具選び、リビング全体の雰囲気が大きく変わることになりました。
床材をブラックチェリーにしたので、巾木・廻り縁、ドアなどの建具、キッチンの面材もチェリーに統一しました。私達の場合、床材を決めてそれに合わせて他の仕上げ材をきめていくというパターンでした。これが一般的なようです。
造作家具も統一したいので、チェリーを選びましたが、出来上がったものはイメージよりずっと色の濃いものでした。上の写真がカウンターの写真ですが、床材とカウンターの色味を比較すると大きく違います。同じチェリーなのに。
造作家具は小さなサンプルを見て色を決めましたが、やはりサンプルではイメージと違う事があると勉強になりました。これから家つくりをされる方は是非現物を見て決めていくことをお勧めします。
当初はナチュラルな雰囲気のリビングを目指していましたが、造作家具が思ったより重厚感が出てしまい、バランスを取るためにソファーも造作家具に色味を合わせたのでナチュラルではなく重厚感があるリビングとなりました。
まあ大きくは後悔はしていませんが、注文住宅はすべてイメージ通りにはいかない難しいものです。逆にそれが楽しみであり、失敗したところを含めていい思い出だと思っています。
打ち合わせはかなりの労力を使います。打ち合わせだけでなく、住宅設備メーカーのショールームを見に行ったりもします。そうやって苦労して決めてきたことが形になるのが注文住宅の醍醐味だと思います。