恋の第1歩が始まろうとしていました。
とっても欲しかった一軒家
へーベルハウスとの出会いから
10日経たないうちに設計士さんとお会いする
ことになったのです。
1級建築士の名刺を差し出した方はとても
柔和そうな男性で
何もない方眼紙の上に鉛筆と定規を使いながら
お部屋を書き足していきました。
玄関のとなりはLDK
階段の下にお手洗い
水回りをかためて
2階にはウォークインクローゼットと寝室
2階にもお手洗い必要
洗濯物を干すためのお部屋を南側に
魔法のように書かれた図面を見て
設計士さんの頭の中はどうなっているのだろうと
不思議な感じが強かったことを覚えています。
土地の形と欲しい部屋数を整理してみると
2階建て、33坪なことが判明しました。
何にも知らないところからのスタートで
少しだけ形が見えてきたような気がしたのです。
でも大事なことも徐々に分かってきました。
そう!建築費用
「予算的にはいくらくらいをお考えですか?」と
尋ねられ、土地は借りられることが分かっていたので
建物だけの費用ってそんなにかからないと
思っていたのです。
家を建てる時にかかる費用・・・・
建物工事代金の他に地盤調査、残土、客土工事
給排水、電気、ガス屋外接続工事
照明、窓掛け、外溝、各種保険
その他のローン諸費用、登記費用などなど・・・
なんでそんなにかかるの?
誰も教えてくれなかった。
今になって思うのですが事前の情報集めって
大切ですね
でもね
あんなことや、こんなことに費用が、かかるって
かえって知らなくて良かったのかもしれません
恋と同じ
怖くなって踏みきれなかったかも知れない
少しづつ、少しづつ理解しながら進んでいく
営業さんはきっと、まどろっこしかったでしょうね
最初に提示された金額は3000万円弱
手持ちのお金では当然足りないので
住宅ローンを勧められました。
お金を借りる=借金
これも凄く抵抗がありました。
この先、ず~~っと返し続けることができるのか?
営業さんはFPの資格もお持ちでした
年収から借入額、返済比率などを計算して頂き
具体的な月々の返済額もシュミレーション
毎月支払っているアパートの家賃と
ほぼ変わらない数字なのを見て
やはり家は建てられると判断したのです。
この時点では、まだ契約していませんでした。
だって地盤補強が必要になれば
更に費用は上昇、実際にかかる費用は100万単位
それでもへーベルハウスで建てたい
動き出した流れを止めたくない
そう感じさせる何かがあったのです。
家と恋をしよう♪
To be continued・・・・