最後まで悩みました。

家として惹かれるのは住友林業、しかし価格が…。

 

 

 

 

大きければいいというわけではないけど、いかんせん価格が…。

 

 

 

 

一生に一度だし、でも価格が…。

 

 

 

 

の、無限ループでした。

 

 

無限ループを断ち切ってくれた決め手は、最後は営業さんの人柄でした。

 

決して、谷川建設の営業さんが悪かったというわけではありません。

 

ただ、ローンの相談、建物価格を抑える方法、設備に関してのアドバイスなど、ときに自分の家を公開してくださったり、小さなことでもその都度足を運んでくださる誠実さ、電話一本にも、あとから必ずかけ直して下さる真面目さに、徐々に徐々にほだされました。

 

『値段は高くても、きっと後悔のない家づくりにしてみせます』

 

というのを、契約前から、言葉ではなく態度で何度も示してくださったのは、検討したハウスメーカーの中でも、住友林業の営業さんが一番だったように感じます。

私はたまたま、出会った住友林業の営業さんが一番でしたが、あたる営業さんは運の要素が大きいので、他のハウスメーカーの営業さんがよいと思われる方も、もちろんいらっしゃると思います。

 

『営業でハウスメーカーを選ぶなんて…』

『営業が家を建てるわけじゃないし…』

 

という考えはもっともですし、たしかに、営業だけでハウスメーカーを選ぶのは間違っているかもしれません。

しかし、契約まで真摯に対応してくださった営業さんは、打ち合わせが進んだ後も、何らかのトラブルが生じた際、きっと頼りになると思います。

 

私たちの家づくりは、大きな地震の直後であったこともあり、紆余曲折ありました。

生産さん(住友林業での現場責任者の通称)とのコミュニケーションがうまくいかず、現場で嫌な思いをしたこともありました。

 

しかし、営業さんが、よくいる『契約したあとは知らんぷり』の方ではなく、その都度きちんと顔を出し、真摯に対応してくださったおかげで、満足いく家づくりとなりました。

 

数ヶ月という、長い期間を要する家づくり。

打ち合わせ中も建築中も、竣工後も、大なり小なり、何かしらのトラブルは必ず起こります。

何かあった際に窓口になる人が必要です。

その窓口となる人が信頼できる(と、少なくとも自分が思える)人であることは、ハウスメーカー選びにおいて大事な要素であったと思うのです。

 

家づくりは大きなイベントではありますが、人対人で行う作業なので、相性の問題を軽く見てはいけません。

最後まで迷った時は、自分の直感を信じて、営業さんの人柄や相性で決めてしまってもよいのではないでしょうか。

 

きっと、こういうときの直感は当たります。