少し時系列が前後してしまいますが、土地を買う前の話です。
当時地場の工務店の営業と土地巡りの旅をしていました。最初はそんなに真剣に考えていませんでしたので、何となく土地巡りをしていました。真剣でなかったため、他のハウスメーカーをみたりとかも全くしていませんでした。
長男が小学校に入学する1年前、2019年に家を建てたい。まだ4年あるから頭金を貯めて準備しておこう。本格的に動くのはまだ先。そんな感じでした。
みなさんもありますよね、仕事がやる気しない日。
その日私は仕事する気にならなく、今家を建てるケースと頭金を貯めて4年後に建てるケースは金銭的にどれくらい差があるのかケーススタディーしてみました。
仮に土地・建物TOTAL4000万として、今建てた場合と、社宅の家賃を払いながら年間4年間で頭金を500万多く貯めた場合をケーススタディーした結果、4年間分の家賃代などを考慮すると差がそれほどないことが分かりました。
4年間頑張って頭金を貯めても今の低金利時代、社宅やアパート代に相殺されてしまうのです。(あくまで私たちの場合です。)
私の勤務先の会社は以前は自社所有の社宅がありましたが、施設の老朽化により社宅制度を辞めて、アパートなどを会社名義で借り上げて社宅とする借り上げ社宅制度に移行しています。
私たちが住んでいたアパートは子供が生まれる前から住んでいるアパートで間取り的には2LDKでしたが、長男が生まれたこともあり、少し手狭になっていました。
特に我慢していたのが収納と冬の底冷えです。
備え付けの収納には物が入りきらず、かといってスペース的に棚などを置く場所もなく、物であふれかえっていました。(買いだめが好きで、コストコを愛用しているのも一因ですw)特に妻は物を目に見えるところに置いておきたくないタイプなので、相当ストレスだったようです。
冬の底冷えですが、これはすごく辛かったです。新築の軽量鉄骨のアパートの1階でしたが、冬の床がとにかく冷たい。私は部屋の中で靴下を履く習慣がないので毎年冬は足の指がしもやけになっていました。
お風呂も地獄でした。とにかく寒くて、体を洗って湯舟に浸かるまでが毎日苦痛でした。長男は生まれたばかりということもあり、体の負担を考えてすぐに湯舟に入れて、少し温まってから体を洗っていました。なので早く浴室暖房の付いた家に住みたいという気持ちがありました。
我慢して4年アパートに住んだのと、今家を建てるのが支払い金額に大きな差がないなら早く家を建てよう。
これが私たちの本気スイッチが入ったきっかけでした。