Categories: 家づくりブログ

照明、カーテン、クロス、家具

第18回目はインテリアに関してです。
インテリアの検討は家づくりのプロセスでも楽しいひと時。打ち合わせも盛り上がります。
参考になるかどうかは分かりませんが、我が家の物を紹介します。

照明

部屋の雰囲気が変わりますし、機能的にも重要なので、照明一式専門家の意見を尊重しました。
他のブログを見ていると、ダウンライト以外は施主支給する人もいるようですが、我が家の照明は全て住友林業インテリア担当にお願いしました。基本はダウンライトと壁かけなどの間接照明。「だんだん歳を取って行く身としては、いくら雰囲気が良くても暗過ぎるのは本も読めないので、明るめにしてください」と要望。設計者が言うには「大丈夫です。欧米では日本より暗めで生活していて、本当に暗い時はスタンドライトをつけて補うのですが、普段明るい部屋で過ごしている日本人は今までの感覚から暗い!となるので、インテリア担当は後から施主から文句を言われないように最初からライトの数を多くしています。」とのこと。でも、全体に明るすぎると陰影がでないことになりますしコストもかかります。ライトのデザインなども含め、こちらの好みを伝えて、インテリア担当からプランを出してもらい、都度明るさなどの確認をしました。

好みとは・・・
1.暖色中心のダウンライトと壁かけライトを基本にリゾートホテル風の陰影
2.ダウンライトの縁取り枠は天井クロスと同じような白かシルバーで、壁かけライト形状は薄型四角っぽいもの
3.シーリングライト(天井付ライト)なら薄型で四角っぽいもの
4.生活シーンで明るくも暗くもできる照度調節機能付き
5.玄関ポーチ(内外)は人感センサー付
6.ダイニングテーブル上の吊り下げライトは(ルイスポールセンではなく)薄型かつ小型シンプルなものを2つ
など。ダウンライト以外はできるだけシンプルかつ四角にしてもらいました。

具体的な紹介
1FLDK中央は暖色、白色両方が変更でき、調光付きのダウンライト4つ。窓際、キッチンのダウンライトは暖色。壁かけライトは四角いものを2つ。ウッドパネル上部に首振りダウンライト2つです。庭のウッドデッキ上にも軒下ダウンライト。夜に窓際から庭が少し見えます。ほとんど使いませんが。

ダウンライト配置は天井を見上げた時に美しくなる様に設置ラインを揃えてもらいました。それと2灯、4灯まとまって配置になっています。もっと天井面積均等に配置かと思っていました。これはLEDの明るさと陰影の関係のようです。

ダイニングテーブル上の吊り下げライトは薄型タイプ。ダイニングテーブルが1600mm長なのと飾り天井の関係で2灯ですっきりになりました。

1F洋室は押入れがあるので、ダウンライトでは中が見えない!ということで、この部屋だけシーリングライトに。
(写真省略)

玄関外ポーチは人感センサー付高気密ダウンライトで設定リモコンもついています。
玄関内のダウンライトは人感センサー付で、飾り棚も連動しています。(写真は飾り棚間接照明)

寝室の両サイドにある壁かけタイプの間接照明はアクセント壁が茶系に合わせてくれました。照度変更付四角いもの。

トイレの照明は壁かけタイプ。アクセントクロスに映えます。(写真は2Fトイレ)

ちょっと変わったライトでは2F廊下のフットライト。暗くなると自動で点灯して常夜灯のように足元をほんわり照らしてくれています。寝室前、廊下中央、トイレ前に3つつけてあります。夜中寝室からトイレに行くときのためで、明るい照明をONすると完全に目が覚めてしまうのでつけてくれました。全てLEDライトなので電気代は大丈夫。

2Fオーディオルーム座席位置は首降りスポットタイプのダウンライトで向きを自由に変えられます。また、ウッドタイルの上面に1灯のダウンライトで陰影をだして、その上の飾り天井に間接照明。細長い蛍光灯タイプですが、天井をもやっと明るくします。その他は通常のダウンライト。

インテリア担当からは生活シーンに合わせて、暖色系と白色の切り替えができたり、照度変更ができるものを選んだり、狭い範囲のスポットライトタイプと広域タイプの組み合わせ、壁かけ間接照明を選んだりと、部屋内の陰影を考えた配置などを提案してくれました。・・・お値段はダウンライトだけでもいろいろあるんです。3600円~40000円と10倍の差があります。この辺は分厚い照明のカタログ見ても素人には難しいです。まあ、お任せ、お任せ!LEDは出初めより全体的に安くなっていますが、数が増えるので初期投資は結構します。最初の予算枠には全然おさまりませんでした。

カーテン

カーテンは施主支給する人が多いみたですが、我が家は全て住友林業のインテリア担当に発注しました。
我が家のカーテンは3種類。ロールカーテン、シェードカーテン、横引きカーテンです。いわゆるブラインド系はありません。3種類のカーテンともカーテンボックス付にしました。天井高以上になるのですが、カーテンボックスをやってすっきり見えますし、とても良かったと思います。お薦めです。

【ロールカーテン】
1FLDKの大窓3ケ所。
窓枠内に納まるボリュームですが、カーテンボックスとして折り下げ天井部分を切り欠いてあって、ロールがおさまっています。そしてカーテンはロールの窓側が降りてきます。降ろした姿も良い感じでGood!降ろすときは手動ですが、巻き上げは自動で上がります。

台所のパントリーにもロールカーテン付けました。好きなところまで目隠しできます。そのロールカーテンの巻き上げ方向は窓とは反対になっています。つまり棚の奥行400mmにぶつからないように手前側(棚と反対側)が降りてきます。あと、2F廊下の大窓にもロールカーテン2つを設置しました。(写真省略)

【シェードカーテン】
我が家のシェードカーテンは1F洋間。大窓と腰窓です。半分ぐらい折りたたんだ姿もおしゃれな感じで好きなんです。
シェードカーテンのしわしわの分、ボリュームがあって、折りたたんだ時にはカーテンボックスにおさまらないので微妙です。レースもシェードタイプなので、両方上げた時は全くおさまりません。降ろした時の姿は美しいので我が家は満足ですが・・・。腰窓も同様です。(写真は腰窓)

【横引きカーテン】
寝室の南北の窓は横引きカーテンです。ここもカーテンボックスにレールが隠れるようにしてあります。
レースも横引きタイプで、カーテンボックスは必須。美しい!

2Fオーディオルームの腰窓も横引きタイプ
遮光厚手カーテンで、レールが回り込んでいます。横からの遮光です。レースはなし。通常はカーテン閉めっぱなしで真っ暗の室内にしておきます。厚手にしたのは吸音のためですが小さいので吸音効果は?です。

ということで、ロールカーテン、横引きカーテンはカーテンボックスがあった方がいい感じです。シェードカーテンはカーテンボックスに納まらないので、カーテンボックスなくてもよかったような気がします。でも降ろした姿が美しいのはカーテンボックス付ですね。皆さんはどうしているのかなあ。

クロス

クロスの素材は塩ビ、紙、布などあります。脱ホルマリンの接着剤で壁に貼りますので、従来よりは接着力が弱いと聞いています。小さなお子さんがいる家ではマグネット内蔵や黒板塗料を塗った壁紙なんかもしておられるかもしれませんね。我が家のクロス(壁紙)でこだわったのはオーディオルームだけです。他は標準の中から白基調+アクセント壁で選びました。オーディオルームは反射の関係から凹凸の大きい白基調のクロスと背面のアクセント壁は吸音のために布製のクロスにしました。(写真は布製のクロス)

家具

新築と同時に全ての家具を総入れ替え。住友林業では「魔物が住む」でおなじみのインテリアフェアで購入しました。
その家具類を紹介させていだきます。
家具は床材とのバランスが重要のようで、我が家のLDK床材は無垢のエクセレントチーク。家具類は少し濃い色が良いとのことで質感で負けないようにウォールナット無垢材で選びました。ここは設計者とインテリア担当の意見尊重!

インテリアフェアへは高速道路を使って2時間かけ、2回行きました。そして2回目で購入。1回目はバーゲンセールのような人の多さと商品に目移りして購入できず。あっという間の3時間で撤退。2回目は場所は違いましたが、前回の経験もありますし、気にいったメーカーの下調べもして、ある程度候補を出してから行ったので余裕!

まずはダイニングセット。無垢のウォールナット製はごついものばかりの中、天板が浮いているようなデザインのRitzswell製にしました。使っていて反りもなく、すごく気に入っています。椅子は4脚中2脚はひじ掛けありにしました。軽くてシンプルでよい感じ!座面は皮革だと滑るので布製に。パールトーン加工という撥水コーティングオプションをつけました。テーブルはウォールナット無垢材(オイルフィニッシュ)でかっこいいですが、コップのわっかシミができないようにしないと。

TVボードは悩みました。Ritzswellのものはウォールナット無垢材で質感は良いのですが縦格子。置く場所の背面のウッドタイル(横ライン)と合わないので没に。で、インテリアフェアで見つけたちょっと和テイストの入ったマルミヤの木庵というモデル。ウォールナット無垢材の正面扉は大きな一枚から切り出したもので、木目がそろっていてきれい!!長さ2000mmにしました。天板も含めてオープンポア塗装なので質感もいい感じ!!引き出し内部もしっかり作ってありお薦めです。(ウッドタイルの前にあるのがTVボード)

ソファーはおしゃれで高級なRitzswellも良かったのですが、ソファーだけで100万円は予算オーバー。ベンチタイプで座り心地はいいCONDE HOUSE、KASHIWAのエレスシリーズも検討しました。そして購入したのはエスティックのWONDERⅡ。オットマン、ソファー部が入れ替えができることと、片袖がウォールナット無垢。座り心地もまあまあ、お値段も40万以下のようだし(金銭感覚マヒ)、結局これを購入することに。オプションのヘッドレストも購入。長さ2100mmなので、ちょっとリビングが狭く感じるかなあとも思いましたが全然大丈夫でした。

ソファー前のリビングテーブルはCONDE HOUSEの一本枝ネストテーブルという無垢ウォールナット製(オイルフィニッシュ)2台。お客さんが来た時のために2台まとめて奮発。少し小さいウォールナット格子タイプは普段は無垢テーブルの中に納まってしまいますのですっきり!(2台で20万円は魔物の餌食?)

ベッドは星野リゾートでもおなじみのシモンズ製ダブルクッションセミダブル2台。コイルスプリング6.5インチでベット台もスプリングクッションなのでマットレスとダブルクッションというのだそうです。これだとピロートップでなくても寝心地最高!また、2台のベッドの間のナイトテーブルもシモンズを購入しました。(写真省略)

家具類は引渡し時には足にフェルト保護材付で設置してありました。
お値引きは各社まちまちで、町の家具屋さんで買えれば安くなるのでしょうが、インテリアフェアに出展しているほとんどは町の家具屋においていないらしく、強気の価格設定。で、住友林業のインテリア担当に交渉して、ほんのちょっとのお値引き。それでも結局、いろいろ購入契約してしまいました。金銭感覚マヒしたまま・・・(やっぱり魔物?)

次回は建築工事について書きます。

カネゴンクン

静岡県に住んでいる60代。趣味はオーディオ(音楽鑑賞)、テニス、ゴルフ、魚釣りで専業主婦の妻と二人暮らしです。一年半前までは製造業のサラリーマンでしたが、現在は週4回のテニスと近くに住んでいる2歳の孫の世話を時々しながらスローな暮らしをしています。自宅は定年退職後の生活を豊かにするつもりで、59歳の時、住友林業で建替えを行いました。木のぬくもりを感じながら快適に暮らしています。

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カネゴンクン
Tags: インテリアカーテン照明クロスインテリアフェア家具ダウンライトカーテンボックス

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