はじめまして。しなちくと申します。ご縁があり、これから移住&いえづくりについて書き綴ることになりました。
今回の家づくりは、私にとって人生2回目。
家を建てるだけではなく、そこに移住というテーマが加わると状況は一変します。
移住して家を建てるということに関しては、なかなか情報が少なく本当に苦労しました。
あまり多くの方が経験することではありませんが、もしかしたらお役に立てるかもという思いも含めて、
自分のペースでタラタラと進めていきます。
どうぞよろしくお願いします。
|||軽井沢に移住しました
2018年3月末、ついこの間東京から移住完了しました。
(私は仕事で週の半分東京在住なんですけどね…)
そう、まず知らない人はいないであろうリゾート地、あの「軽井沢」です。
一般人から見ると、どうかしているんじゃなかろうか、と思うほどの大きい別荘が建ち並んでいます。
確実に次元が違うお金持ちもいっぱい住んでいます。
「いいなあ」
「凄いなあ」
「お金持ちだね−」
軽井沢に移住するとまわりに言ったときに、よく返ってきた言葉です。
私はお金持ってないけど…確かに町はお金持ち。
いわゆる箱物はたくさん。そしてとてもキレイ。
最近建て替えた公立中学校なんて、「何の施設だ?」と思うほど凄いです。
(実際、観光客が間違って入ってくると校長先生がおっしゃってました。)
ただ、定住者はごく普通の良い人たち。当然ですよね。ウチもごく普通の家です。
けれど、時々「凄い人」もいます(笑)
たぶん東京に住んでいたらあまりお近づきになれないなあ、なんて人も。
そこはやはり軽井沢という特殊?な地域。田舎だけど、都会の臭いもプンプンしている不思議な街です。
そんなところに家を建てて住み始めちゃったというわけです。
よくここまで来ることが出来たな、と心から思います。
移住は実現するまでがタイヘンです。
遠隔地からのコントロールで家を建てることもタイヘンです。
住宅ローンも審査がタイヘンです。
国や自治体が移住を推進しているにも関わらず、なんでこんなに壁が多いんだろうと思うこともありました。
|||移住に向けたスタート
元々、信州に移住したいという気持ちは持っていました。
なにせ、生まれが長野県松本市で先祖代々のお墓も長野県。当然の流れのように信州移住という思いも浮かんできます。
ただ、現実はそんな簡単なものじゃありません。
家族の気持ち。仕事。更に、東京の家。
考え始めると課題が山積みになってしまうので、
約10年前、移住ということを意識せず、軽井沢に家を借りて二拠点生活をスタートさせました。
実は、東京の家が荷物でいっぱいになっていたので、トランクルームでも借りようかなあというところがきっかけでした。
高いお金を払って、荷物置き場だけではもったいない。
じゃあ、安い賃貸物件借りちゃおう。新幹線もあるから軽井沢でいいか。
…今考えると、なんと単純な(笑)
でも、とんでもないことを始めるときのきっかけなんて、きっとこんなもんです。
そこから色々ありまして、移住するなら上の娘が中学に入るタイミングという考えがいつの間にか夫婦間で出来ていました。
子どもたちも、軽井沢に引っ越すことを嫌がっていない…
ついに、2016年7月移住に向けた家づくりがスタートしたのです。