すばぱぱままです。
マイホームでの今の生活のスタート地点、家作りを始めたきっかけについては書かなくてはならないでしょう。
当時、我が家は賃貸住宅住まいでした。すばぱぱとすばままは結婚5年ほど、息子は3歳という状況。某大手建設会社の新築の2LDKの生活には広くないながらも満足でした。
ただ一点、生活に不満があったとすれば娯楽の少ない街だったということでしょうか。今思うとそのことが多少なりとも家作りの始まりに影響していたことは否定できません。
3歳の息子はいやいや期真っ最中で、遊びたい盛り。行動範囲も広がりお家の中では満足なんてもちろんしません。
その街には大きな公園がありましたが、何度も行っていたこともありその週末はどうしようかと考えていたそんな中、目に留まった1枚の新聞広告。
それは住宅公園のものでした。いわゆる住宅展示場です。
察しの良い方はもうお気づきになったかもしれません。広告には「○○レンジャーショー開催!」の文字が。他にも「無料!ふわふわバルーン(中で飛び跳ねて遊べるヤツ)」や、「ご来場者に柔軟剤プレゼント!」などと書いてあり、息子も家の中より体を思いっきり動かせたり、何より当時はまっていた○○レンジャーに会えたら喜ぶだろうなぁ、そんな親心でその日、初めて住宅公園を訪れることに。若干柔軟剤に釣られたことは否めません(笑)
ということで我が家の家作りのきっかけは「住宅展示場を訪れたこと」です。
そんな簡単なことで?!と思われるかもしれません。きっとすばぱぱの自制心が低いのでしょう。”良いモノ”を見てしまうとそれを持っている自分を想像してしまいがちなのですが、この時はその”良いモノ”である展示場のモデルハウスのようなお家で生活する自分たちを想像してしまったのです。自制心がしっかりある方は、そんな馬鹿な、と思われるかもしれませんが…。ですのでなんとなくマイホームを将来持てたら良いなぁ、という段階で住宅公園(展示場)を訪れるのはオススメしないです、すばぱぱまま的には。
今はインターネットという強い味方がいます。与えられなくても必要な時に必要な情報が入手できます。こちらのブログもそうですし、SNSなどでも。もし今すばぱぱままがお家作りをするなら、自分たちのタイミングで色んな方のブログを見て気持ちを固めてからそんな気をハウスメーカーの営業さんには一切見せず(笑)にモデルハウスを訪れるかな~。
この自分たち的に”順番を間違えたこと”が、結果的にその後起こる大きな問題につながりました。
そのことは今後書くとして、ではすばぱぱまま家が訪れた住宅展示場でその日どのように過ごしたか。
一番の目的である息子の接待…もといヒーローショーなどのイベントを一通り満喫した後、せっかくなのでモデルハウス見に行きたいね!とすばままと意見が一致。何の気なしに軽い気持ちで近くに建っていたミサワホームのモデルハウスへ。
最初にこのミサワホームに入ったことがすばぱぱの家作りスイッチをオンに。ご存じミサワホーム最大の魅力(すばぱぱままの個人的な見解です)である「蔵」。天井高を140センチ以内にすることで床面積に含まれないいわゆる中二階のような収納スペースであったり、小屋裏をキッズスペースにしたような「蔵」がふんだんに造られた、男心をくすぐる、とっても魅力的な仕様でした。「今どきの家ってこんな素敵なの??!」が目の当たりにした率直な感想でした。もちろん今となっては、モデルハウスがとんでもない高級仕様であることは分かっているのですがこの時はそのような知識すらなく。入った当初、「勧誘されてなるものか」とミサワホームの営業さんに対して張っていたすばぱぱバリアも、気付けばなくなるどころか、逆に「ここはどうなってるんですか?」なんて質問する始末。息子と2人で蔵を使ってしたかくれんぼ、楽しかったなぁ(*´▽`*)
入ったときと出たときで全く違う態度のすばぱぱを見て当時の営業さん、単純なヤツだと思ったことでしょう(笑)
この時もらったカタログはこのあと何度も何度も見返しました。そのカタログに載っている写真の家に自分たちが住んでいる姿を重ねながら…。
時間にして1時間ほどでしたがとっても充実した気持ちになったのを覚えています。気付けば「次どこ行こうか?」とすばままと話す始末。もちろん実際のお家をいくつも見ることは悪いことではないんですが、冷静さは必要だったなぁと今なら思います。
次に行ったのがその隣に建っていた一条工務店。こちらでは「気密」や「太陽光」などのワードがとにかく営業さんから出てきて、性能についてよく説明を受けた印象です。あと全館床暖房もあったかな。二重窓の断熱性能を試すことができて面白かったことを覚えています。このときの詳細はもう1つのブログをご覧いただければと思います。なんだかんだものすごい滞在時間(2時間くらいいました^^;)で、本当はもう1、2箇所回りたい気持ちになっていましたが、すでに外は陽が落ちて暗くなっておりタイムアップ。後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。
↑一条工務店だけでもこれだけもらったカタログ。どれも50~100ページくらいあります!これをもらいに行くだけでもモデルハウスを訪れる価値はある!?
この日からすばぱぱはお家のことを意識するように。
すばままもお家ブログを読み漁るように。まだ新しいお家が必要なわけではなかったはずなのに…。
この日見られなかった他のハウスメーカーを見てみたいという気持ちが強くなり、気付けば次いつ展示場行こうか?という半日前には考えもつかない会話をすばままとしていました。
そして、次に住宅展示場を訪れた時、運命の出会いにより我が家のお家作りは思いがけずより現実的なものへと引き込まれて行くのでした…。
第3回:術中にハマり、家作りという渦に意図せず飲まれた我が家②へ続きます。