こんにちは!すばぱぱままです。
記事を書くにあたって先に言っておきたいと思います。
この記事は決して住友林業のハウジングフェアで行われた家作りセミナーが悪意を持って行われている訳ではないこと、そしてこのようなセミナーは聞く限りどこでも行われているということを。また第4回で敷地調査代5万円のことを書く予定とお知らせしましたが、今回の内容が比較的重要で記事のボリュームが多くなってしまいましたので2回に分けたいと思います。
第4回で住友林業のモデルハウスにて、住友林業のウッドタイル、無垢床、そして営業のIさんと運命の?出会いを果たし、お誘いを受け2週間後の11月初旬、住友林業のハウジングフェアに参加しました。ハウジングフェアはざっくり次の4本立てでした。
①家作りセミナー
②東京ガスによるエネファームのプレゼン
③お楽しみタイム
④打合せ
この2週間の間、頭の中は家を建てること、しかも流れで二世帯住宅を建てることでいっぱいになってしまい、降って湧いた話に戸惑うすばぱぱ父を一緒に参加するよう説得する始末。結局すばぱぱ父も参加することになった訳ですが、これが後々我が家が抱える問題になろうとはこの時は全く考えもしませんでした。
当日の会場は千葉のメインの支店。
すばぱぱ、すばまま、息子、すばぱぱ父の4人でアウェーのような雰囲気の会場に到着。すると営業Iさんが出迎えてくれ、少しホッとするすばぱぱ。もう流されています^^;すばぱぱまま家のようにまだ本気で家を建てるつもりがないような人から、すでに打合せも結構な段階まで進んでいる人まで参加者は幅広いようです。
Iさんに促されまず家作りセミナー会場へ。会場に並べられたパイプ椅子には若い方や少し年配の方まで結構な人数が。ご夫婦が多かったですかね。席についてしばらくすると講師(たしか外部の人)がモニターを使いながら講義を始めました。
ここでの内容は、
・消費税が10%に増税される
・オリンピック前に資材費等が高騰する
・今は低いが今後長期金利の上昇が予想される
という要は、
早く家建てなきゃ損するよ。むしろ今建てましょう!
的なもの。ちなみにこの時2014年11月です。冷静になった今、1つずつかみ砕いてみます。
消費税が10%に
2012年に可決された2014年に8%に、2015年に10%に増税するという法案に基づいてのものです。この時は2014年4月に実際に8%に増税されましたが、2015年の再増税は難しんでないか?との議論が高まっていて結局直後に2015年10月に予定されていた10%への増税が延期されることが決定しました。このセミナーでは延期される可能性もあるけど…という前置きはしていたと記憶しています。
資材費等が高騰
2013年に東京オリンピックが2020年に開催されることが決まったことによるもので、関連施設の建設ラッシュで資材の需給関係が変わることにより建築資材費が上がること、また人手不足により人件費が上がることが予想されることによるものです。
長期金利の上昇
長期金利とはいわゆる10年国債利回りのことで、住宅ローン金利の基準にされるものです。この2014年まで右肩下がりで下がり続けてきていました。過去を見てもここ2~3年の1%を切る状況が今後も続くと考えるのは難しい、反転して上昇が予想されます→ローン組むなら早く→家を早く建てましょう!といった理屈です。皆さんご存じのとおりその後も金利は下降を続け、ついには金融緩和のためのマイナス金利政策により2016年にマイナス金利になったのは記憶に新しいところですね。
↑日本相互証券株式会社HPより引用。ひとまず右肩下がりの状況は終わったように見えますが…!?
消費税は世間の雰囲気的にまあ、大丈夫だろ、とあまり気にしませんでしたが、ほかの2つは妙に説得力があって良く言えば背中を押された、悪く言えば急かされた気がします。おそらく今でも同じような手法が取られているものと思いますが、これらはあくまで推測に過ぎず、今後どうなるかなんて誰にもわからないです。現に消費税増税だって現時点で2019年10月まで先延ばしされましたし、この時は長期金利がマイナスになるなんて夢にも思いませんでしたから(;´▽`A“確かにこのようなセミナーは現状を知るためという意味では参加意義があると思います。が、何を言われてもこれによって家作りを早めることはありません。←お前だけだよ!というツッコミを受けそうですが…
お家を建てる時期については悩まれることだと思います。世間では2020年とか2022年問題などと言われています。詳細は割愛しますが、今建てるのは損、その時期まで待った方が良いという感じでしょうか。かたや前述のように長期金利の上昇や消費税増税も叫ばれて久しいです。じゃあ一体いつ建てるのがいいの?と思われるかもしれませんがそんなの誰にもわからないと思います。どの時期がベストだったのか結果が出るのは数十年後で、結果論に過ぎないです。家作り自体も年単位のスパンが必要(すばぱぱまま家は2014年11月に打合せを始めて引き渡しは2015年12月でした)ですし、その間にも金利は上下(固定金利のすばぱぱまま家は2015年12月実行金利が決定)しますし、情勢だって目まぐるしく変化することを考えるとそのような情報は参考にはしても決定打にはならないかと。
それらを踏まえてすばぱぱまま的には
建てようと思った時が建て時
せっかく建てたマイホームには家族揃ってできるだけ長く暮らしたい
世間の言う◯年問題とか金利とかは参考程度
だけどその時点で予定されていることは1つの判断基準に(今で言えば2019年10月の消費税増税)
と家作りが終わった今、いろいろ振り返ってみて言えることです。もちろん戸建にしないというのも1つの選択肢だと思います。とにかく自分たちにとって何が大事かを考えて優先順位を決めていく方が最終的な満足度が高いのではないでしょうか。セミナーや講習会は状況を知ったり知識を広げたりするのにとっても有効です。と同時にハウスメーカー的には受講した人を家作りの方向に導くという明確な意図がありますのですばぱぱのようにノせられやすい人はご注意です(^^;)。
と話が長くなりましたが、この後いよいよ意図せず初めて本格的な?打合せがありました。
次回、②以降について、特に打合せと住友林業の敷地調査代5万円についてお伝えします。
最後までご覧いただいてありがとうございました!