土地が決まってから、住宅ローンについて考え始めました。
これまで、私たち夫婦は、ローンというものを組んだことが、過去に一度もありませんでした。自動車も、現金一括で買える値段のものを購入してきたし、普段の買い物でも、一回で切れる値段以上の物を購入したことはありません。ただの一度も。
いわば、超保守派!の地味〜な夫婦にとって、『住宅ローン』=とんでもなく大きな借金というのは、その響きだけで、リスキーに感じるものでした。
しかし、◯千万もするものを、ローン無しで購入できるほどの貯蓄はありません。避けて通れないならば、まずは敵を知ろう!ということで、短期間で、慌てて住宅ローンについて調べました。
住宅ローンを決定するにあたり、いくつか選択しないといけないものがあるということを、調べて初めて知りました。
①固定金利か変動金利か
そこからかよ!と呆れられそうですが、私たちは、本気で、この程度の知識さえありませんでした(繰り返しますが、土地契約はすでに済んでいた時点にもかかわらずです)。
みなさんご存知かと思いますが、ローンには金利というものがあります。私たちが土地契約を行った月は、住宅ローンの金利は、おそらく過去最低の月と言われていました。
金利は、1%違うだけで、総支払額がかなり変わってきます。例えば5000万借りたとして、1%違うと、年間にして50万も変わってきます。
住宅ローンの知識ゼロの我々が、底値に近い金利でローンを組めたのは、まさに棚からぼた餅、大ラッキーな出来事でした。
話を元に戻します。固定金利か変動金利か。これは結果的に、私たちは固定金利を選びました。
最後まで随分悩みましたが、夫の職業柄、景気に収入が左右されない可能性が高いという理由が大きかったです。不景気のときでも、給与が大きく下がることは無いが、逆に言うと、好景気でも上がらない職業だったので、インフレリスクを考慮して、固定金利という選択をしました。
収入が、きちんと景気に左右される職業であれば、変動金利を選んでいたかもしれません。
②元金均等返済か元利均等返済か
みなさん知っての通り、元金均等返済は、元金の支払いが一定で、最初のうちは支払額が高いけれど、徐々に利息分が減っていくため、後になればなるほど、月々の支払いが安くなるというものです。
元利均等返済は、月々の支払いは一定だけど、しばらくは、利息ばかりたくさん払うことになるので、元金がなかなか減らないというデメリットがあります。
総支払額は、元金均等返済の方が安くなります。
そんなに深く悩まず、元金均等返済にしました。
・月々の支払額が徐々に減っていく方が、気持ちに余裕が持てる
・子供が小さいうちの方が、教育費がかからないので、多く支払う余裕がある
・総支払額は安い方がいい
という理由でした。
少し長くなってしまったので、次回に続きます。