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規格住宅の設計その2

規格住宅の設計とは直接関係ないかもしれませんが、
設計にあたり、気をつけたり、こだわったことをまとめました。

|||生活スタイルと理想を考慮した設計

それぞれの家庭にそれぞれの生活があるのですから、
当然、家に対してはそれぞれの考え方があるはずです。
でも、その考えを全て盛り込んでしまうと、とんでもなく自己本位な家が出来てしまう。
落とし処が難しいなあ、といつも思っていました。
ウチは子どもも犬もいる。
放置しておけば、家中はグチャグチャになります。
ところが、目指した家はスタイリッシュで、片付いている家。
生活感が前面に出すぎている家は、どうしても避けたかった。
設計段階で出来ることには限りがあるんですが、
それでも、色々工夫は取り入れてもらいました。

|||その中でも特に気にしたこと

■面積を有効に使いたい
→動線だけにしか使わない場所(廊下など)を極力減らしました。
■子ども部屋の確保
→子ども2人用の部屋。2室。でも大きくなって出ていった時にも簡単に部屋を改造出来るような造りにしました。
■犬のスペース
→家の中に、犬が落ち着けるスペースを確保しました。人の生活動線に影響しないことに重きをおきました。
■片づかない家はつくらない
→収納スペースやエリアを生活イメージから想像して、色々確保しました。
■生活感いっぱいの家にはしない
→ホテルのような家は無理だけど、遊び心や、美しさを兼ね備える…それを維持出来る(しやすい)設計を目指しました。
■浅間山がちゃんと見える場所をつくる
→わざわざそういう土地を買ったんですから…デッキの位置を標準仕様ではあり得ない場所にしました。
■陽当たりの良い明るい家
→太陽の光が十分に届き、日中は照明がいらないくらいの明るい家にしました。
■照明をうまく活用する
→夜は、間接照明を工夫して取り入れ、心がホッとするような時間を確保出来るようにしました。

|||どんなに想像力を働かせても…

どんな家を建てても、住んでみると色々後悔が出て来るものだと言われています。
想像力を必死に働かせたところで、実際に住んでみないとわからないのは事実。
こんなことを言ってはいけないのですが、家づくりに後悔はつきものなんだと思います。
設計は、いかにしてその部分を減らせるかなんでしょうけど、
ここは、生活経験が豊かな担当者さんが就くかどうかで大きく変わって来ます。
幸いにも、今回の担当者さんはこの部分がとても凄く、
私たちが気付かないこともたくさん指摘していただけました。
当然、打ち合わせは毎回長時間に渡り、疲れから打ち合わせ途中でギブアップなんてことも。
でも、そのおかげであまり後悔の無い家が出来ました。
現在、住んでから約2年経過しましたが、大きな後悔は1点のみ。
小さなものはいっぱいありますが、まあ上出来だと思います。

ちなみに…
1点の大きな後悔は、家の中にLANの差し込み口をいくつか作ったのですが、
テレビ(壁掛け)の場所にLANを配線しなかったこと、です。
まさか、最新のテレビがこれほどネット対応になっているとは思わず…
ある程度先のことも考え、コンセントもUSB対応のものまでつけていたのですが、
最新家電の知識までは考えていませんでした。甘かった!

しなちく

妻・娘ふたり+ペット(メス犬2匹)の女だらけの中で奮闘している バブル世代のオヤジです。 結構、波瀾万丈な人生を送っている自負がありますが、 まさか本当に移住するとは…。 次はオーストラリア移住?を密かにたくらんでいます。

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Published by
しなちく
Tags: 間取り移住規格住宅

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