こんにちは、はるです。前回は我が家の間取りについてご紹介しました。
今回は間取り以外で、設計の初期段階に建築家&工務店に要望したことについて書いていきたいと思います。
我が家の土地は山に挟まれていてかなり湿気の強い場所なので、基礎を高く作って床下空間をできる限り多くとるように依頼しました。床下空間が大きいと空気が流れやすくカビ対策になりますし、のちのちのメンテナンスが容易になるからです。
とはいえ、北側斜線規制や、風致地区条例により建物の高さが制限されていることもあり、基礎コン上面から1F床まで550mmになりましたが、有効高さはなんとか約450mmとれているのでよかったです。(一般的に有効高330mm以上あれば点検可能と言われています)
基礎を高くしたい!という希望は設計の初期の初期の段階で伝えておかないと叶わない場合があるので、出来るだけ早めに相談したほうがよさそうです
基礎を作る際は底盤にコンクリートを打設したあとに立ちあがりを打設する「二回(二度)打ち」が普通ですが、我が家はシロアリ対策&防水目的で一体打ちを希望していたので、打ち合わせの初期段階から施工者に伝えておきました。
基礎屋さんによっては一体打ちを対応してくれない業者もあるそうなので(型枠を持っていない、技術がないなど理由はいろいろあるようです)、一体打ちが希望の場合は先に伝えておくに越したことはないようです。
二度打ちと一体打ちでは費用が若干異なる(一体打ちのほうが高価)ので、見積もり前に伝えておいた方がトラブルが少なくなると思います
基礎断熱、外断熱、ダブル断熱など、断熱方法はいろいろあって、工務店・ハウスメーカー各社がしのぎを削って自社の方法をアピールしている時代ですが、それでも「玄関土間は断熱しない」という主義(?)のビルダーも存在します。
玄関土間というのは、玄関ドアを開けて家の中に入った後の、まだ靴を履いているあの場所です。たたき、とも言いますね。
靴を履いているとはいえもうすっかり家の中ですから、リビングや寝室と同じように断熱して当然でしょ?と思うのですが、黙っていると断熱されない可能性がありますので「玄関土間まで断熱してください!」と要望しました。
最悪施工段階で伝えても間に合うかもしれませんが、壁の施工などとの兼ね合いもあるので早い段階で伝えておくべき!見積もりがUPする可能性があります
在来工法のバスルームとは、ユニットバスではなく、防水仕上げをして浴槽を置く昔ながらのつくり方のお風呂場のこと。ユニットバスと在来工法では必要な寸法が変わってくるので、お風呂場をどうつくりたいのか?の希望はできれば先に伝えたほうが良いようです。
幸いにも(??)我が家は設計から着工するまでの時間が長かったので、例えばバスルームは途中で変更できたのですが、設計後着工まで問題なくスムーズに進む場合、後から言っても「もう階高決めちゃってるので変更できません!」なーんて言われることもあるかもしれません。
我が家の家づくりを通して感じたことは、
構造と基礎について希望があれば、可能かなぎり早くに伝えるべし!!
でした。ご参考になれば♡