こんにちは、たぬきさんです。前回の続きです。
マンション派の2人が、戸建に鞍替えしたはいいけれど、当たり前ですが、2人とも初めての家づくり。分からないことだらけの中、とりあえず、住宅展示場に足を運ぶのと、土地探しを並行して行いました。
先に家を建てた知人から聞いたところ、家づくりの最初にして最大の難関が、この『土地探し』だそうです。
利便性、学区、価格、広さ、形、日当たり、全ての希望を満たす土地に出会うには、年単位で探さなければいけないという話を聞いていました。
しかし、我々は、『今すぐ建てたい』という思いを、すでに抑えられなくなっていました(住んでいたマンションにヒビが入っていたので、一刻も早く引っ越したかった)。
なので、なんとなく希望のエリアを絞り込んだあとは、急がば回れ作戦で、とりあえず現地を徘徊してみることにしました。
土地検索サイトに出てくる情報だと、◯坪とか◯平米とかで、結局、土地形状や日当たり、現地の整地状況などは確認できないからです。近隣に住む方々や街並みも確認できるので、この、足を使った土地探しは、原始的ながら理にかなった方法だなぁと思いました。また、現地での看板から、販売者に直接連絡を取れるので、土地探しサイトなどを経由するよりも、仲介手数料分の金額が浮くことは、特筆すべきポイントかなと思います。
私たちの希望していたエリアでは、なかなか土地は出ないと聞いていたので、時間をかけて探す予定だったのですが、2日目に夫が『売地』看板を見つけました。
50坪ほどの長方形の土地、綺麗に整地されていて、日当たりも良好。
こんな巡り合わせがあっていいのか、こんな高額の買い物を、こんなに早く決断してもいいのかと逡巡しましたが、結果的に私たちは、その土地を購入することに決めました。
土地探し開始から、わずか3日後の出来事でした。
暮らし始めた現在、土地に関する後悔はない、、、と言いたいところですが、1つだけあります。
それは値段。
元々、もう少し便利は悪くてもいいから、1000万くらい安い予算で見積もっていたのに、現地を確認してしまったことにより、『もうここしかない』と思い込んでしまったのは、大きな失敗だったかなと思います。
探せば、もうちょっと妥協できて安価な土地もあったんじゃないかなぁと、今でも思います。ローンを組んでの土地購入になってしまったので、住宅会社選びをかなり早急に進めないといけなくなってしまったことも、後悔につながっています。
主人は、『土地は借金ではなく、資産だ』という考え方なので、大きな後悔は無いようですが…。でも、私としてはやっぱり、探し始めて3日というのは、あまりにも早急すぎたなぁと思うのです。
そんな、我が家の土地探しのお話でした。