Categories: 家づくりブログ

途中で悩んだこと

私たちが購入した土地は、もともと畑でした。
その畑を不動産屋が買い取り、宅地へ造成して、2区画に分けて売り出されたんです。
そのうちの1区画を購入しました。
この土地は、裏に線路があり、土地を挟んで東南道路のある場所にあります。
道路から線路に向けてななめに小高くなっていたところを、土を削って平らにし、敷地をぐるりと土留めにしてあります。
土留めの部分は建築不可能なので、実質の敷地面積はひとまわり小さくなります。
大人1人分近く、道路より土地の方が高くなっているため、外構費用も余分にかかるうえ、不動産屋の宅地造成費用が上乗せされて、かなり割高な分譲地でした。
それでも、利便性が良く、日当たり良好そうなところ、土地の前の道路がわりと広いことに魅力を感じ、この土地を選びました。

うちの建築工事がはじまった頃は、まだおとなりは地盤改良を行っているところでした。
そのうちにおとなりも基礎工事がはじまり、そして知らぬ間に上棟していて、一気に南側がふさがれてしまいました。
私はすっかり気落ちしてしまい、新築ブルーにおちいりました。
うちの間取りは、リビングダイニングを道路沿いから道路に垂直に配置してあります。
つまり、おとなり側に面してリビングダイニングが広がっています。
道路沿いに掃出し窓があるぶん、まだましですが、当初想定していたよりもかなり接近しておとなりの家が建ったため、日中は南側の窓から光が差しこまなくなってしまいました。

ここから先は、アメブロには書かなかった裏話です。
↓↓↓
リビングダイニングのうち、Lが掃出し窓のある道路側、Dが奥の線路側です。
そこで、それを逆にして、道路側をD、奥をLにしたらどうかと考えました。
そうすれば、掃出し窓から朝の光が差し込んで、明るい室内で朝食を摂れるだろうし、リビングを奥にすることで、道路からも窓からも人の目が入らず、完全にプライベートな空間にすることができるんじゃないかと思いました。
ただし、そうすると、ソファの位置もテレビなどの位置も、変更が必要です。
地元工務店へ相談すると、不可能ではないけれど、夫が希望している壁掛けテレビにするためには、窓をひとつふさがなければならない。
窓ひとつでも明るさはだいぶ変わる、という話でした。
この、LとDを逆にするアイディアを思いついたのは、上棟の前日。
うちはツーバイフォーなので、もうすでに窓の位置もしっかり空けられた壁ができあがっています。
時すでに遅し。
LとDを入れ替えるには、上棟を延期し、窓のない壁を作り直してもらい、建築許可申請の変更を行う、ということを意味します。
おおがかりな変更にはなりますが、夫の感触は悪くなかったし、地元工務店はどうしてもそうしたければ応じるという姿勢でした。
決断をくだすのは私ということに。

つづく。

あや

フルで働く30代女性の あや です。共働き夫婦です。Amebaでブログを書いていたところ、記事を目にとめてもらい、ご縁があってこちらで書かせてもらうことになりました。よろしくお願いします。

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Published by
あや
Tags: 家づくり間取り注文住宅工務店変更

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