以前、FamilyWICについて記事を書きました。

 ■ 収納の考え方 FamilyWIC (★)

 

今回は、このFamilyWICが計画段階から最終決定までの間に

どのように間取り変更が行われたかを書きたいと思います。

 

とは言っても、

FamilyWICの場所は、ほぼ初期段階から決まっていたので

小さな拘りだったり、小技だったり…

そんな些細な記事になるかと思いますが。笑

 

 

 

変貌過程

設計士さんにFamilyWICの内部要望として

一番最初に伝えたのは以下の2点です。

 ■ 家族分なので、最低でも3畳ほどのWICが欲しい

 ■ ハンガー収納をメインに考え中

間取り的に、FamilyWICの位置は決定。

あとは、理想の収納が可能なようにするべく

打ち合わせを重ねてゆきました。

 ■玄関(図面右上方向)からのアクセスを考慮してくれたのか 長辺に出入口
⇒ただでさえ、ウォークインは通路部分がデッドスペースになります。
 使用面積の有効化のためには、短辺に出入口があるほうが良いとKIKOは思いました。
 ■棚の重なる部分は使い難い
⇒図で言うと、左下右下の赤丸部分です。
 KIKOは絶対にデッドスペースにして、有効活用できない自信がありました(そんな自信いらない。泣)
■間取りの改変で、半マスほど、長辺が伸びた
⇒収納面積が増えるのはありがたい。
 が!それに伴い(?)、WIC内に壁が出現しました。。
■ハンガー収納だけでは賄えない部分を補うため、半面は引き出し収納も導入したい
⇒それゆえ、壁の存在はとても邪魔になりました。
  ■間取りの改変で、やはり、2×3マス(3畳)に戻る
⇒3畳あれば良いと思っていたので、壁も消えたし良し!
■天棚の不要箇所
⇒引き出し収納には、IKEAのPAXを導入しようと決めたので天棚が不要。
 奥の天棚も面一にならず、設置には段差が出来るとの事だったので不要
■床暖房配管のために必要なHB(ヘッダーボックス)の位置
⇒年に1回ほどしか触る事のないのでWICに押し込みたい。
■HBの設置。なぜか天棚が全て消失
⇒半面は引き出し収納を導入予定だが、半面はハンガー収納が良いので天棚は必要
■消臭効果が期待されるナノイーをWIC内に設置して欲しい
⇒一条は3個まで標準設置可能
■天棚について
⇒他面の天棚も設置はしなくて良いが、
 天棚が欲しい(他の場所でDIYで使用予定)が可能か聞いた。
施工連絡票で未設置を指示をする形でOKだったので、そうしてもらう事にした。
■内開きドアについて
⇒ドアの可動域が気になるが、引き戸は設置できないか。
耐久壁の問題で引き戸設置が不可のため、扉自体をなくしてもらう事にした。
※入居後DIYで対応出来る見当が付いたため、壁補強のみ入れてもらう。
■図面上は全ての面に天棚
⇒設置は図面下の半面のみのため、『施ーN』が追加された。
■ハンガー収納のゾーン分けがしたい
■ポールの耐荷重が気になる
⇒以上2点をクリアすべく、ハンガー収納側に天棚までの腰壁を設置してもらう事にした。

 

 

 

理想形を追い求めた結果

図面が見辛くなってきたので文言等を省いた図面

 

ポイントとしては以下5点(プラス1点)です。

【その1】
通路を挟んで左右で収納方法を分けた事
【その2】
ゾーン分けの意味でWIC内に壁を設けた事
【その3】
耐久壁の問題で引き戸設置が出来なかったので、敢えて扉をなくした事
【その4】
設置予定の引き出し収納の奥行に合わせて壁をふかした事
【その5】
用途に合わせて壁補強(上記間取りの波線部)を入れた事
【番外編】
 無料設置分の天棚を入手できるようにした事

我が家の(KIKOの!?)打ち合わせは

毎回このように一部屋ずつに吟味していくため

10時開始、17時強制終了(放っておくとエンドレスになるため)でした。

 

打ち合わせ段階で盛り込んだPOINTが

はたして、どう転ぶのか。うまくいくのか、いかないのか。。。

次回は、その点を踏まえて

我が家のFamilyWICをお披露目です!

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

では!