こんにちは。こはげです。
前回は、『転勤族だけど家を買いました』という記事で、家作りのきっかけをお話しました。
さっそく家作りスタート!
…といきたいところですが、まず最初の分岐点にぶち当たります。
そうです、マンションにするか、戸建てにするか、です。
結果としてわたしたちは戸建てを購入しましたが、ここに至るまで紆余曲折がありました。
今回は、なぜマンションではなく、戸建てに決めたのか、をお話します。
マンションor戸建て、なぜ悩む?
地域によって、土地を持っているかによって、など、迷わないかたもいるかと思います。
しかし、都心に勤めているかたや、転勤の可能性があるかたは悩むところではないでしょうか。
わが家も、夫くんの仕事柄、3~4年に1度は異動があり、遠隔地への転勤もありえる家庭です。
土地も持っていないため、戸建てだと土地探しからです。
私たちの家に対するざっくりとした希望は次の通りです。
- 交通の便が良い
- いま住んでいる駅から下りたくない
- 駅まで平坦
- 車はしばらく買いたくない
- 3LDK~4LDKくらい
- 広さは80㎡前後
首都圏での異動に備えるために、交通の便が良いところに居を構えることを、優先的に考えました。
また、いざというとき、遠隔地の転勤の際には貸しやすく、将来田舎に帰ることになった際は売りやすいことも重要なのでは…
こういったことを考えると、マンションのほうが合っているのでは?と思いました。
そこで、住宅公園に行ったり、戸建ての情報を集めたりしつつ、マンションの見学をいくつかしました。
マンションを見学してみる
見学したのは以下の4つです。
- 一棟まるごとリノベーションマンション
- 格安新築マンション
- 都内中古マンション
- 大本命、駅近新築マンション
一棟まるごとリノベーションマンション
共有部分ふくめすべてリノベーションしてあるため、見ためは新築マンション。
広さは77㎡のみ、価格は3000万円台~。
オプションをいろいろつけても4000万円前後かな、といったところで、近辺の相場を考えるととってもお安い。
ですがさすが築うん十年、エレベーターが各階に停まりません。
ちょうど売り出し中の部屋はすべて停まらない階でした。
駅から徒歩8分くらいだったので、利便性という面でもいまいち。
安さには惹かれますがうーんという感じでした。
格安新築マンション
駅から徒歩15分超えで、価格だけ魅力的な物件でした。
営業さんもとっっってもイマイチでした…
都内中古マンション
井の頭公園が徒歩圏内の物件。
リノベーション向きの物件でしたが、ルーフバルコニーが広すぎて…
いまいち住むイメージがわきませんでした。
ここも駅からちょっと歩くのが難点でした。
大本命、駅近新築マンション
駅徒歩2分、高台に建つマンション。
見張らしもよく、利便性も高く、魅力的でした。
設備や仕様はよくあるマンションのとおりで、使い勝手は良さそうでした。
気になるのはお値段。
モデルルームが公開されてすぐ行ってみました。
が…
高い!!
高いよー!!
駅周りはムクドリの大群がいるので、高層階ではないとキツいです。
わたしたちの予算では、低層階の部屋か、中層階でも70㎡を切る狭い部屋です。
むむむ、完全に甘く見ていました。
昨今のマンション高騰。
ここでふと気付きました。
この予算あれば、駅徒歩圏内の戸建て買えるんじゃない?
マンション見学をした結果
わたしたちがマンションに感じていた魅力は利便性のみだった、ということがわかりました。
当たり前ですが、実際に生活するのに必要な設備や仕様はどこも大差なく、それこそ、戸建てと変わりません。
利便性のためだけに予算いっぱいかけられるか。
それを考えたときに、
マンションよりは駅から遠いけど、利便性もそこそこな戸建てのほうが、自分らしさのある暮らしができるのではないか。
こう思うようになりました。
また、マンションはセキュリティが高く安全なイメージもありますが、それはそれ相応の費用を月々払う必要があるのです。
それより、安全対策は自分たちでやりつつ、管理費相当分を家作りに費やすほうが、性に合っている、ということにも気がつきました。
まとめ
- 利便性を重視して、とにかく駅に近いところを!
と考え、マンションをめぐった結果、
- 利便性だけじゃないよね!
- やっぱりバランスだよね!!
という、なんとも単純な結論に至りました。
それぞれの家庭によって価値観は違うと思いますが、迷っているならぜひ見学に行くことをオススメします!
実際に見学したからこそ、自分たちが何を求めて家を買いたいのかが見えてきたと思います。
わが家の場合は、利便性がすべてではなかったということでした。
見学していなかったら、あのマンションいいなーこっちもいいなーと指をくわえて見ていたことでしょう笑
かくして、わが家の家作りは、家を建てよう!という方向に向けて進みだしたのでした。