火災保険

こんにちはマックスです。
今回は省令準耐火構造についてお話ししていきたいと思います。

 

現在、火災保険に加入する方は約8割ほどの加入率の様です。
それはなぜか?

民法第709条、故意または過失によって他者に損害を与えた場合、
損害を賠償しなくてはならないとする「不法行為」を規定している。だが、火災については通称「失火責任法」の例外規定があり、火元に重大な過失(=重過失)がない限り第709条は適用されない。

つまり延焼被害に遭っても、原則として火元に損害賠償請求はできない。
って事は自己防衛で保険はちゃんと欠けないといけないですね

日本は木造住宅が大多数で火災保険は、それだけ重要度の高い保険ということなのです。
火災保険住宅ローンを組むには火災保険が必須になります。

 

 

富士住建での標準での木造軸組工法はH構造(非耐火構造)になります

 

 

省令準耐火構造

 

M構造 マンション構造
T構造 耐火構造(鉄骨造住宅など)
H構造 非耐火構造(木造住宅など)

 

火災リスク

M構造(低い) < T構造 < H構造(高い)

 

火災保険料

M構造(安い) < T構造 < H構造(高い)

省令準耐火構造とは・・・             
 省令準耐火構造の住宅とは建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、
 住宅支援機構(旧住宅金融公庫)が定める基準に適合する住宅をいいます。
 具体的には次の1~3のいずれかの住宅または工法です。
 1.隣家などから火をもらわない(外部からの延焼防止)
 2.火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない(各室防火)
 3.万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせる(他室への延焼遅延)

 

H構造からT構造にすると火災保険料が40%~50%安くなります。

富士住建では省令準耐火構造に変更するのに
6700円かかります。

火災保険が安くなれば変更する価値は絶対にあります。
在来での省令準耐火構造を標準にしているハウスメーカーもあります。

デメッリットは多少間取りやデザインの制限があります。特に和風な建物を理想としている場合は軒裏が化粧・木現しとなっている建物や室内の柱が見出しの真壁、見出しの梁は「省令準耐火」構造とすることは難しいと考えて下さい。

間取り作成時はそのあたりも念頭に置いて頂き、検討して下さい。

ちなみに2×4住宅は、耐火性能に優れた準耐火建物として承認を得ており、
T構造として区分されています。火災保険だけ考えると2×4住宅の方がお得といえるでしょう。