今回は、仮住まい先への引っ越しの経験を共有させていただきます。
- 出来ることは自分たちで
仮住まいの引越し先が、車で10分弱と近いため、自宅の車(ヴィッツ)の後部座席を倒して 夫婦二人自分たちで運び始めました。目的は、引っ越し費用をできるだけ安くすること。ダンボール箱換算で1回に5箱から6箱、えっちらおっちら運びました。稼働日は10日ほどでした。
- 家を建てて20年
我が家は、結婚以来10回ほどの引っ越しを経験しました。2回は家族全員での南米駐在です。1回は、僕だけの単身赴任があります。
それで最後の引越しの時点までの荷物は、随分と整理できたのですが それでも現状では山のような品物が家の中にあります。押し寄せる時間の波には勝てません。油断していると、瞬く間にモノが増えてしまいます。我々の世代では 流行りの「断捨離」もなかなか実行に移せず どうしても荷物にスペースを取られる暮らしが続いています。
10月に長女が結婚したので お祝いと言っては何ですが まだまだしっかり使える洗濯機と冷蔵庫をあげて、自分たちは仮住まいの引越し先にあるものを使います。
来年の5月に新居に戻ってくるときには 最新鋭の冷蔵庫と洗濯機を買えたら良いなと預金通帳を眺めています。
- あと一踏ん張り
これまで駐在なども含めて十数回の引越しを経験してきましたが 妻は今回が一番大変だと言います。過去の引越しでは、費用を勤務していた会社が持ってくれたので 全てお任せで運んでいただいた。
今回は、引越し会社6社あまりを比較検討して、費用・対応・機能サービスでベストの会社を選択。
だから 作業も引越し会社任せでは無く 今日の娘の新居への運搬と 27日に予定している倉庫への搬入だけを引越し会社にお願いしています
なので仮住まいへの、ちょこちょこ引越しは 夫婦で仲良くやってます。
共同作業のおかげで夫婦の絆が深まったんじゃないかと思っていますが 妻も同じように思ってくれると嬉しいです。妻は、これまでの数多くの引越しのたびにコツコツとしっかりした仕事をしてくれてきたのだと今更ながらの再確認ができました。
上記の写真は、ピー助と言う7歳のオスのセキセイインコです。この子も前の家、仮住まいの家、新居と3ヶ所を一緒に過ごしてきました。
- 今回の引っ越しでは:
・約半年の仮住まいであること
・仮住まい先の収納能力に限界がある事
・仮住まいの間は不要となる もしくは使わなくても我慢できるものもある
・何と言っても経費を安くあげたいこと
・引越し業者と解体業者がとても親切で協力的であることから かなり工夫をしました
良い業者さんのご協力をいただけたことは 今回の最大の勝因です
おそらく引越し関係の費用だけで40万円近くなる可能性もあったのですが、次のような工夫をして最終的に 13万円+3万円で落ち着きました
* 工夫その1
・娘が結婚して転居することが決まっていたので 3年程度使っていた大型の冷蔵庫とこちらもある程度大容量の洗濯機をプレゼント
・新婚だから新品が良いのでしょうが まだ当分は使える良いものをあげることで お祝いの一部にしました 新婚夫婦ともに喜んで受け取ってくれたことが幸いでした
・当方は 長期間の保管だけという非生産的なことにお金を使わなくてすみました
・廃棄物の追加やリサイクルショップへの売却などの他の工夫と合わせて保管料金が3分の1になりました
* 工夫その2
・家から仮住まいまでは車で5分程度の至近距離にあります そこで夫婦二人でえっちらおっちら15往復は超えたかと思います
・仮住まいは築3年目に入った新しいマンションの3階なので 車をとめてばたばたと出入り口におろして 小生は慣れない腰つき(?)で段ボール箱を運ぶ
・テレビ/(昔ながらの)ステレオセット/iMac27インチや写真アルバムがしっかり詰まった衣装ケース6本は 我々夫婦ではとてもとても運べず 新婚ほやほやの義理の息子の手を借りた次第です
・割安な平日引越しでも 6万円ぐらいはかかるはずの通常引越しを全額節約できました
* 工夫その3
・最後は廃棄物です
・家でこれまで使ってきたものは何から何まで様々なものがあります。廃棄処分には各地方自治体によって各種の処理方法があり 素人が対処するには手に余ります
・もちろん廃棄専門のその道のプロにお願いすれば 一括処理していただけるのでしょうが かなりの費用を取られます
・今回は 処理の専門家であり間違いなく処理していただける 解体業者さんに 家の中のものもまとめてお願いすることが出来ました 本来であれば処理費用についても相応の対価をお支払すべきところですが 解体業者さんのご厚意により 解体費用に含んで無料での処理をしていただくことが出来ました
・解体費用は30坪の家で150万円前後と高額であるため 何とかまとめてお願いすることが出来たと思います。
・例えば引越し業者さんだと当初予算40万円のところを創意工夫で13万円まで節約にご協力いただいたので とても廃棄物の処理を無料でというお願いは出来ませんでした
・この「工夫その3」については 引越し業者さんと解体業者さんの役割分担で 全体の費用削減が出来たと思っています。
かくして引越しが完了しました。
* 工夫その4(番外編)
上記の13万円と言うのは 我が家の引越し費用の総額です。
一方の3万円と言うのは娘の引越し費用の半額です。
娘は10月15日(土)に入籍 翌週の22日に引越しをしました。
我が家からは冷蔵庫/洗濯機/電子レンジ/レンジ台/LED天井照明などを22日当日に我が家から送り出し その足で引越しトラックが娘のアパートによって そこの家財を搬出。
最後にまとめて娘の新居に搬入という段取りで持ち込み完了となりました。2件の引越しを1回にまとめることができました。
この3拠点引越しが6万円となり その半額の3万円を当方が負担したものです。
当方のメリットは 当初は保管荷物が3コンテナを使うほどに多かったのですが 上記を娘にプレゼントすることによりコンテナの使用を3から最終的には1コンテナに削減できたことです。
当方の経済的なメリットを一部 娘におすそ分けが出来ました。
もう一点 妻にとってのメリットは新居への入居にあたり最新の冷蔵庫と洗濯機に買い換えることが出来ることが出来ました。