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家は建てて終わりではありません。
引き渡してからの方が大変です。
1箇所の補修に対して必ず2回時間を作らなくてはなりません
「状況把握」と「実際の補修日」です
その2回分の時間を
建築中物件優先の工務店と
日常生活優先の施主が
合わせて作らなきゃいけないわけだから
とにかく時間がかかる
大手や建築中の対応がいいＨＭでも
アフターになった途端
不満を感じる施主さんも少なくありません
うちはそもそも建築中から不満だらけの工務店
補修の対応が悪いのはもちろんのこと
補修に対する態度が悪いです(笑)
信じられないくらい不機嫌全開でに人の家に来たり
まだ現場だと勘違いしているのか
養生もせず平気で雑に扱ったり
勝手に来て勝手に作業もされました
その度に思うことはやはり
「住宅会社選び失敗した」
ということです
はっきり言ってここを失敗すると
一生苦しむことになります
割り切って施主負担で直したり
リフォームをできるなら別ですが…
入居後もたくさんのトラブルがあり
多方面に相談をし
ついに1級建築士さんに家を見てもらいました
そこで寒い原因がわかり
入居1年もせずに断熱改修工事をすることにしました
でもこれは決して違法建築ではなく
ただの工務店の勉強不足により起こったこと
知らないものをなぜ知らないのかと怒ってもしかたないし
直し方も知らないだろう
これはＭ工務店に言うことではないと思い
補修を求めるのではなく
違う会社でのリフォームという決断をしました
安く建て
散々嫌な思いをして
入居1年未満に
高額なリフォームをする
私は一体なにをしているのでしょう
2017年に建てるのだから
それなりの家は建つだろうと
性能には一切こだわりませんでした
全て工務店任せ
聞きもしませんでした
家の中で風が吹き
使用していない部屋は結露が凍る
光熱費垂れ流しの寒い家が建ちました
風を止めようものなら
壁内結露を起こす可能性が高い家が建ちました
断熱材はとりあえず入っていればいい
という20年前ならよくある家が建ちました
現況では「実害」がなければ
修補はされないのが建築業界
これだけの不具合を把握していても
リフォームもできない私は
通常の何倍も早いスピードで劣化していく我が家を
何もできず見守ることしかできない
「壁内結露が起きませんように」って祈るしかない
やはりこんな会社で建てるべきではなかった
大手でも欠陥住宅が騒がれる昨今
当たりハズレも当然ありますが
Ｍ工務店で建てなければ
こんなことが起こる可能性はもっとずっと低かった
もっと言えば
少なくとも暴言や態度等
社長の人間性でイライラさせられることはなかっただろう
高い高い勉強代でした
憧れのマイホーム
うちの場合
平成30年に40年の住宅ローンを組んで
20年前の仕様の家を建てた
こんな状態だそうです
間取りも動線も設備も思い通り
表面上は理想通りに仕上がった我が家
しかし中身は…
20年前から変わらぬ建て方
工法
間違えた情報や
中途半端な知識
これらの寄せ集めで作られた私の家は
あまりにも脆い
