間取りが決まったら次は色決めです。
営業さんが段取り良くどんどん日程を決めていきます。
家づくりは始まると目まぐるしいスピードで進んでいきます。
日程が決まったら、壁紙のサンプル集をどっさり渡されて、
「これでも一部ですが、どんなのがいいかちょっと見ておいてください」
パッと見どれもこれも大差ないように見えてクラっとします。
壁紙は特に面積が広いのでほんのわずかな色の差で印象がガラリと変わるらしいのですが、
30cm四方程度の小さいサンプルだと微妙過ぎて…^^;
色決めって何?
色決めとは、家の中、外の材質や設備・仕様を詰めていく作業です。
具体的には、
- 床材をどれにするか、色は何にするか。
- 玄関タイルはどれにするか、何色にするか。
- 壁紙は、作り付け収納の色は、ドアは、外壁は、屋根は、取っ手は照明はetc…
これらすべてをカタログ見ながら1日で決めるそうです。
1日で?!とびっくりしましたが、ダイワハウスではほとんどの方が1日2日で決めてしまうそうで…
すごい世界ですね^^;
ある程度キッチンやお風呂のグレード等、「これはもう決定!」っていうものは
早目に伝えてあったので、大きく差額が出ないといいなと思いつつ。
意外と選べない玄関ドア
色決めは、大和ハウスの凄腕インテリアコーディネーターさんが担当してくれるとのことで、
段取りよく進みました。
見本タイルやカタログを見ながら外壁、玄関タイル、玄関ドアなど順に決めていきます。
家の中のことは私の意見を優先してもらったので、外観に関しては主人の希望を優先しました。
(でもココは主張しないとってとこは口出しましたけど^^;)
コーディネーターさんのセンスにもすごく助けられました。
膨大な種類の中からなんのガイドもなく決めていったら
テイストバラバラな家になりかねないけれど、
私たちの好みをくみ取って、その中から全体的な雰囲気を壊さないように
「この辺りが合うと思いますよ」と優しく提案してくれました。
イメージがまとまってない時や迷ったときはホントに頼りになりました!
その中でちょっとがっかりしてしまったのは、
お家の顔である玄関のドアの選択肢がとても少ないこと。
私たちの選んだ土地は【準防火地域】で、準防火地域内の住宅の延焼ライン内の範囲では、
建築基準法により開口部(窓ガラス)を防火設備としなければならないそうで、
防火扉は種類が少なく、私が気に入ったドアは対応しておらず…(´・ω・`)
名古屋市内はほぼほぼ準防火地域らしいのでしょうがないですね。
半日で外壁、玄関、床、キッチン、全扉、トイレ、お風呂まで決まりました。
昼休憩をはさんで壁紙やアクセントクロス、取っ手、エアコンの下地材の位置など
細かいところまで決めました。
おおっと差額が!
「壁紙は設備と違ってそんなに差額出ないと思うんで
気に入るものを選んで大丈夫だと思いますよー」
という営業さんの言葉に安堵して、
「リビングダイニングは猫の爪に負けない強い壁紙で汚れにくいのがいい」
「塗り壁チックなのは好きではないので、シンプルな布目がいい」
とリクエスト。
膨大な数のサンプルの中からコーディネーターさんに数点お奨めしてもらい、
好みの色柄のものを自分で選びました。
選んだものはこちら。
サンゲツの壁紙で、特にペット対応という訳ではないけれど、引っ掻きに強いとのこと。
細かい布目の薄いグレーの壁紙に白いペンキを塗ったような雰囲気がニュアンスがあっていいなと気に入りました。
後日、営業さんから差額の連絡があり、
「HANAさん、いったいどんな壁紙選んだんですか?壁紙だけで10万UPしてましたよ!」
と驚きの声^^;
あらまぁ。使う範囲が広いので金額も上がっちゃう。
でも採用しちゃいましたけどね!
リビングボロボロになるの嫌ですから!!
うん。今も綺麗です(^^