請負契約を交わし、間取りもほぼ決まったところで、いよいよ詳細な打合せが始まります。
間取りが決まると、ざっくりとした見積りから、使う部材1本1本の値段まで全て計算した、詳細な見積りも出ます❗
詳細な見積り
ここで出る見積りと言うのは、
「住むのに何ら問題のない標準的な装備付きの家、本体を建てる金額」+ちょっと希望を盛り込んだもの
になります。
注文住宅の場合、施主それぞれの希望を反映することが出来るので、この「本体価格」も施主それぞれのようです。
これは我が家がお話を伺った注文住宅での例えですが、
「大体40坪くらいの家建てたいんだけど、いくら?」
と展示場で聞いたところで、一概に○○○円です、とは答えてくれません。
こちらのアンケートを見ながら?
「そうですね~、大体○○○~○○○円くらいですかね~。」
と言ったアバウトな返答になるかと思います。
そして大体書いた予算~少しオーバーくらいの金額かと。。
例えば、外壁はサイディングなのかタイルなのか、や、床材は無垢なのかシートなのか、でもかなりの差額が出ます。
また、家を建てる地域や土地の形状、間取りの希望によって構法も変わったりします。
「標準」を低く設定しすぎると、オプションを付けた場合の金額が跳ね上がりすぎてしまうし、高く設定しすぎるとそもそもの契約に結びつかない。
なので、大体のお客さんが採用する内装・外装を基準に、こちらの希望を聞きながら大体の予算に合わせるような部材を使った「本体価格」が出てくるのかな、と思いました。
本体仕様概要書
こちらは我が家の「本体仕様概要書」と言うものです。
「本体価格」を出すための根拠ですね❗
我が家の希望
ここで我が家の希望や地域によって、選択肢から決まった主なところは、
- 在来構法
- 耐震パネルを入れる
- 天井高は標準
- 2階建て
- 外壁はモルタル吹付
- べた深基礎
- 寒冷地仕様
- 屋根は寄棟
- 太陽光有り
- 集成材仕様
- スレート屋根
- 建具は断熱に特化したもの
です。
設備や内装の仕様
設備や内装のざっくりとした仕様は、
- キッチンは1つ
- お風呂は一坪タイプ
- 洗面化粧台は1つ
- トイレは2つ
- 床材は1階は挽板と呼ばれる床暖対応のもの、2階は突板と呼ばれるシートタイプ
- 玄関手摺は床から天井までの長いもの
です。
選べるメーカーやサイズも決まっています。
この条件の中で全て収めると差額が出ない
と言うことになります。
最初はいいんです。
この条件の中で決められそうな気がするし、変更してもこことここだけ、って思ってました。
でも、打合せが進むに連れて、どんどんカタログが増えて行って…
こんなものがあるんだ…(゜ロ゜) って知識がどんどん増えて行って…
せっかくだからこれにしたい!
我が家の雰囲気に合うのはこれ!
後で後悔したくない…
と、どんどんコダワリが出てしまうのが、お家を建てるってことなんですね~(о´∀`о)
で、結果、見積りが大変なことになり、泣く泣く仕分け作業をすることになる…と言うのが、
マイホームあるある
の代表だと思っています💔