構造材質ごとの特徴を紹介しましたが、
我が家が選んだ構造材は木造でした。
理由は・・・・・・コストが安い!
というのと、耐震性が高いのは当たり前として、建物だけではなく家財道具までも守ってくれるという噂の枠組壁工法(2×4)が気になっていたこと。
そして
家族(主に子ども)の健康や成長を重視して♥
実は、当時住んでいた大阪市鶴見区は、子育て世帯にとても住みやすく充実した街なのに“工業地帯”と隣接していました。
夜中には大きなトラックが普通に住宅街を走っていて、住んでいたマンションの換気口から真っ黒な排気ガスがバフバフしていたんです。
拭いても拭いても換気口は真っ黒;;
そのせいか、私も子どもも肌荒れがひどくなり治らず・・・。
空気の良いところで土地を買うのはもちろんですが、一緒に呼吸して生きるという“健康住宅・木造のお家”に惹かれたのでした。
ということで、このページでは我が家の選んだ木造のお家についてもう少し突っ込んでいこうと思います!!
木造にはどんな工法があるの?
現在木造の工法は先に少し触れましたが大きく2つに分かれているようです。
まずは昔から馴染みのある、柱と梁を組み合わせて建てる軸組工法(在来)。
次に面(壁)と釘で支える枠組壁工法(ツーバイ)。
※もう一つ木質パネル工法もあるんですが、こちらは枠組壁工法が釘で接合するのに対して接着剤で接合するタイプのようです。
こちらもまた材質ごとの比較と同じように、それぞれにメリット・デメリットがあるので以下に載せておきます。
軸組工法(在来)
メリット
- 安く建てられる
- 間取りの自由度が高い
- 将来リフォームがしやすい
- 昔からある工法でどこの工務店でも建築やリフォームが可能
(最近の大きなハウスメーカーでは耐力壁も併用しているため一部を除く)
デメリット
- 大工さんの腕で品質に差が出やすい
- ツーバイと比較すると大工の技量分費用があがることがある
- ツーバイと比較すると気密性や断熱性・耐震性が劣ってしまう
- ツーバイと比較すると火災保険が高くなることがある
枠組壁工法(ツーバイ)
※ツーバイとは2×4や2×6のことを言います。
壁に2×4(6)インチの角材が使われることから名前がついています。
メリット
- 軸組み工法より耐震性が高い(家財も守れる)
- 作業がシンプルなので工期が早い
- 大工さんの腕に左右されにくく品質・性能が安定している
- 気密性や断熱性が優れている
- 耐火性があり在来と比較すると火災保険が安い
デメリット
- 屋根を最後に設置するため時期によってはスケジュール管理が難しい
- 間取り・窓の位置や大きさに制約がでる
- 耐力壁があるためむやみにリフォームできない
- 気密性が故に結露対策が必要
以上、当時構造を深く勉強していた旦那から、
「2×4が耐震性が高く家財道具も守れるのに安く建てられるみたいやから気になる」
と聞いたことから、我が家では2×4を中心にメーカーを比較することにしたのでした。
もちろん、この時点では絶対木造!絶対2×4!!と決めていたわけではないです!!!
あれ?勉強会の内容までたどり着けなかった・・・m(__)m<申し訳なすです
次回こそ、参加した勉強会の内容をご紹介したいと思います♪