こんにちは ジューテックホーム施主のケロです。
さて、前回は私が選んだジューテックホームと我が家の特徴について簡単に書いてみました。
今回はジューテックホームを選ぶまでの道のりを書いてみようと思います。
いわゆるハウスメーカー選びですね。
ハウスメーカーはどこがいいの?っていうのはよく聞く質問です。
そこに明確な答えはありません。あるわけがありません。
各社それぞれに特徴がありますから、ご自分の要望に合ったハウスメーカー選びをされるのがよいのかと思います。
ローコストだから品質が悪いとか、大手だから品質が良いとか、そんな費用だけで決まるものじゃないと思ってますので、盲目的に選ぶのだけはやめてご自分で納得するまで見聞きするのが良いのかと思います。
一つ言えるのは家づくりに施主も参加したほうが必ず良い家ができあがるということでしょう。
プランニングだけじゃなくて、実際の施工現場に出かけていくのも大事。
図面を頑張って読んでみましょう。
不明点があったらとことん納得するまで聞く。
素人は素人なりに頑張ってみましょう。
ってのはあくまでも注文住宅の場合ですけどね。
でも建売でも例えばホームインスペクションを利用する等して見極めることもできるかと思います。
まぁその辺はまた後日書ければ書いてみようと思ってます。
さて、私の話に戻りますが、それこそローコストから大手ハウスメーカー、工務店、設計会社といろいろと見てきました。
注文住宅だけじゃなくてローコストから大手の建売も見に行きました。
数で言うと10社どころじゃないですね。20~30社位まわったかもしれません。
資料請求はそのさらに上です。
我々の住活としては2012年のGWから始めてます。
最初は下準備無く住宅展示場の大手ハウスメーカーをまわりました。
まぁよくあるパターンですね。
色々と回ったもんだからあちこちからの営業攻勢がすごかったです。
あまりに電話が多いし、頼んでもやめてくれないから本社に連絡して止めてもらったとかもありますし、いきなり土地やら分譲やらを売りつけようとするとことか、資料請求しても全然送ってこない所とか、まぁ色々とありました。
たまたま当たった営業さんが悪かったってことかもしれませんが、私はまずここでふるいにかけてます。
その後大手ハウスメーカーの工場見学とかも行ったりしましたが、工場見学はあんまり為にならなかったかな。
基本宣伝ですしね。お土産もらえるので暇なら行くってのもありでしょうけど。
で、そんな感じで半年くらい検討してそのなかの大手ハウスメーカーが分譲するという土地でプラン作ってもらうってとこまでいきましたが、大手で予算を少なめにしようとしたせいか、そのエリアの一番ショボい土地でショボいデザインの家が出来そうになりやめました。
最終的にジューテックホームで建てたわけですが、その時と比べると打ち合わせ時間が圧倒的に短かったですね。
設計士の人の熱意が全然ありませんでした。安くてもいい家を作ってやろう!とか全然なし。
今思うとそこで買わなくてよかったって感じです。
大手が作る家だから皆かっこいいかと思っちゃうじゃないですか。普通。
で、踏ん切りがつかなくなり、いったん住活を中止しました。
ここでの反省は漠然と家が欲しいなぁとしか思っていなかったところです。
あちこちのハウスメーカーで話を聞く度に、そっちもいいなぁ、こっちもいいなぁってブレブレでした。
鉄骨メーカーに行ったら鉄は強い。木はダメ!ってなるし、
在来のとこいったら2×4はダメってなったり。
宣伝文句にやられる感じです。まぁ学べたことも多かったですけどね。
それから1年経った2013年の冬に住活を再開です。
今度はしっかりと予算を考えて身の丈に合った家づくりをしようと決めたつもりです。
希望に合わなければ建売でもマンションでもいいかなっていうスタンスです。
まずは有名どころの分譲建売を見るところから始めました。
建売はモデルハウス見るよりも参考になります。
モデルハウスなんて絶対買えないサイズだしオシャレに作ってありますもんね。
それに比べたら建売は自分が住むサイズなので生活がイメージしやすいです。
建売も全部が同じ間取りではなくそれぞれに微妙に違ってますから、そういうの見学してると間取りの良し悪しが分かるようになってきます。
良し悪しっていうか自分たちにあった間取りってことですね。
例えば我が家のワークルームや小屋裏はこういった分譲建売を見る中で生まれた希望になります。
分譲建売だと家具等が置いてあるモデルハウスがあったりしますので、家具を置いた時の広さっていうのもわかりやすいですね。
でも、結局買ってないんですよね。
我々が建売を買わなかったのはいくつか理由がありますが、一番大きいのが間取りですね。
2階は子供部屋を想定しているらしく、細かく3部屋って感じが多かった。6帖5帖5帖ってな感じで。
我々的には一部屋+WIC+収納ってな感じでも良かったんです。細かく区切った部屋はいらんかなぁって。
まぁ分譲建売ってだいたい家族4名あたりをターゲットにしている感じですもんね。
それに分譲建売の営業さんは家のことをあんまり知らない人が多かったように思えます。
Q値はいくつ位ですか?
Q値って何でしょう?
って答えられたり、
断熱性能は?
大丈夫です。
とかってね。
2階の2部屋の区切りをなくして!とかっていう間取り変更の希望が通れば購入したかもしれませんが、いくつか回った建売では対応してくれるところは皆無でした。
そこで、やっぱり注文住宅かな?ってことで、ハウスメーカーだけじゃなくて地元工務店、設計会社ってのを調べてみました。
住宅展示場にないメーカーの情報取集はWebだったり雑誌だったりです。
性能を売りにする一条
青空リビング等パッケージに魅力のあった桧家
完全フル装備の富士住建
ってあたりの初期には行かなかったハウスメーカーから数人規模の工務店、設計会社
色々と回りました。
でもまぁ基本は営業さんでしたね。
対応してくれる営業さんによってその会社のイメージが全然変わります。
まぁ
大手の営業さんの方が中堅の営業さんより良かった人が多かった
とは感じますが、
大手でも、うちは最高!他を選ぶなんて信じられない!
って、他社をけなす人もいたので微妙です。
そんな中、設計会社、工務店巡りは面白かったです。
そういうところは営業さんもいますが、社長とか上の人と話せることが多いので会社のこだわりとかスタンスとか考え方がわかってよかった。
完成住宅を案内してくれたり、建築現場を案内してくれたり、延々とポリシーを語ってくれたりと楽しかった。
私のブログ(KERO House)にはそんな記録を色々と載せてますが、ひどい所もありました。
一番ひどかったのが、自然素材を売りにしている会社で、完成住宅見学会に参加したら見学する家の中で暴れ放題のお子様放置。手袋なしで窓やドアを開け閉めバンバン。信じられない光景を見ました。
普通完成住宅見学会は他人様の新築でまだ住む前ですから、入るのも数名単位。スリッパと手袋をして汚さないように気を付けますよね。
後にも先にもあんな見学会はあそこだけです。
その後話した社長も自信満々の話し方でしたし。。。
まぁそんな感じで色々と回って話していく中で、我々の方向ってのが徐々に固まってきたわけです。
高気密高断熱で居心地の良い快適な家にするにはどうしたらよいかってとこから希望の間取りとか素材とかですかね。
その中で今の家につながるコンセプトができあがってきたわけです。
加えて予算もあがりましたかね。
自分が欲しい家を実現しようとするとだいたいこのくらいの費用はいるよってのが色々な会社と話しているとわかるようになりましたので。
その住活2期を始めて半年たった2014年のGWにジューテックホームを訪問しました。
その時に応対していただいた営業さんがそのまま我が家の担当になっていただいた方なんですが、その方の知識に感動したわけです。
私の聞く質問にすべて的確な回答が返ってくるわけです。
今までのところは即答できなかったり、否定されたりってところがあったのである意味新鮮でした。
加えて、いろいろな希望があったんですが、基本全てOKという柔軟な対応ですね。
ジューテックホームで私が選んだJ-Brisaというシリーズも規格型住宅の一つなんですが、柔軟性はかなりある方です。ここらへんが他ハウスメーカーの規格型住宅との違いを感じた部分かと思います。
で、最初のお話で予算的には微妙だったけど第1希望になったわけです。
その後土地を探して、見つけた土地が、ジューテックホームの営業さんの元地元っていう土地勘のあるところだったので、営業さんに見ていただいてその土地を購入。
それからジューテックホームにて打ち合わせを重ねて無事契約。着工となったわけです。
柔軟さとか営業さんと相性が良かったっていうだけじゃなくて、
なんていう会社が気に入ったというところもあります。
訪問するまでっていうか雑誌かなんかで見つけるまで全く知らなかったメーカーなんですけどね。
というわけで、
営業さんとの相性は大事だなって思うわけです。
家ができるまで、できてからもやり取りをしますからね。
どうしてもそのハウスメーカーが気に入ってるけど、営業さんがいや!って人は変えてもらえるらしいですので言ってみるのもありかと思います。
私は退散しちゃいましたけどね。
我々の選び方を書きましたが、基本結論はこれになります。
設計会社、地場工務店、ハウスメーカー 調べてみると非常に多くの会社があります。
どの会社と自分がマッチングするのかわかりません。
まぁこだわりがない方、楽したいって方は住宅展示場のハウスメーカーに頼めば良いのかと思いますが、一生に一度の家であればじっくり選んで損はないかと思います。
何を重視するか、自分のこだわりをしっかりともってそれを一番活かしてくれるところを選んでください。