昨今、嫌われ傾向にあるように感じる『廊下』。
間取りの打ち合わせの際
設計士『要望を取り入れ、無駄を極力省いた間取りを考えてきました』
- 玄関から、即リビング。
- リビングから、即各部屋。
私達夫婦は、何だかしっくりきませんでした。
しっくりこない原因を探る
KIKOが平屋が良いと言った時
CHINが言った言葉があります。
『ドラマのHEROみたいなのは嫌だ』
↓こんなイメージなんだと思う。。。
つまり。。。
共通大部屋(リビングダイニング)から、各部屋に直結。
捉え方、考え方はそれぞれですが
CHINとKIKOは
このイメージ図が頭に浮かんできて
何だか、殺伐としたイメージを持ってしまったんです。
生活の中に『余白』が欲しかったのかもしれません。
廊下って無駄なの?
担当設計士が思う無駄は廊下でした。
ですが、CHINとKIKOの思い描く家は
廊下 ≠ 無駄
なのだと
最初の図面をもらった時に、再認識しました。
KIKOは、どちらかと言うと
こういう所(赤丸)の方が無駄だと思ってしまいます。。
ドアを開けるためだけのスペース。
ドアを閉めても空間的広がりがないスペース。
しかし、きっと世の中には
ここは必要なスペースと考える人もいると思います。
無駄の捉え方は、本当に人それぞれですよね。
我が家の廊下
主に、廊下と呼べるような箇所が2カ所あります。
玄関からリビングへ続く『ギャラリー廊下』 | |
※リビング側から玄関側へのカメラアングル 自分達で撮った写真や プロに撮ってもらった写真などを 飾るスペースとして活用しています。 |
※トイレ、洗面側からのカメラアングル お気に入りのポスターやグリーン。 ウォールシールなどで フォーカスポイントを飾ってます。 |
玄関からリビングに続く廊下。
ここをギャラリー廊下にしようと、打ち合わせの早い段階で決まりました。
と言うのも、どこかに『写真を飾る壁』を設けようとしていたためです。
写真って、撮り貯めている状態って事ありませんか?
撮って満足。たまにデータを見返して満足。
でも…
せっかく撮った写真を
『飾る場所がないし』を理由に飾らないのは寂しいなと思ったのです。
子どもが小さいうちは
何かしらイベント写真もありますしね。
『どこに置こうー。汗』となる事ない場所。
収納には住所を!って事と同じで
写真を飾る場所にも住所を!と考えました。
決めてしまえば溢れかえる事も
行き場を失う事もないので
とてもストレスフリーにしてくれる
とっても大事な存在です♪
リビングから子供部屋へ続く『縁側廊下』 | |
今は左手が子供部屋なのですが 子供達が家を出た後は 夫婦でのんびり過ごす部屋にしたいです。 そして、この縁側廊下に座って お茶と和菓子を食べるのが夢なのです。笑 |
※お目汚し防止にモザイク処理 ここは、日当たりも良いので 大抵。。。洗濯が干してますよ。 パノラマウィンドウ(12尺)は、 平屋の布団干しにも最適です。笑 |
子供部屋と繋がってるので広々使えます。 |
1.5マス分の廊下は 走り回るのにも十分。笑 |
KIKOはTHE 日本家屋!な家が建てたかったのです。
とにかく、縁側が欲しかった!
でも、ここは夫婦の好みのすり合わせだったりで
一条のi-smartで建築が決まった時点で
縁側は、ガラガラーっと音を立てて崩れた理想です。
諦めきれないKIKOは
縁側のように使える廊下を組み込むことにしたのです。笑
今はお子の遊び場と洗濯干し場がメインな使われ方ですが
昔の縁側だってそうだったんじゃないかなーっと
多目的に使えるこスペースは
ほんわかする場所でもあります♪
何が無駄か
それを決めるのは
世間の声ではありません。
自分達自身です。
確かに、今はネット社会で
良くも悪くも多くの情報に溢れています。
でも。。。
自分達が暮らす家です。
世間の声ばかりに耳を傾けるのではなく
自分達の声(思い・考え方)を、しっかりと聞きましょう。
最後に…
家と言う『枠』が完成した我が家。
家族の家にしていくためには
やっとスタートライン。
まだまだ道のりは長いです。
拙い文章だったかもしれませんが
KIKOの思いをぶつけてきた記事も
今回で最後の投稿となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では!また、どこかで!笑