「クラッソーネ」の家づくりブログの皆さんの記事を見るのがとても楽しいにゃんくろうです。
どのお家にもドラマがあるなあ~。
さて、前回のお話のつづきです。
二世帯同居への不安
住宅展示場巡りをしている間に、
二世帯で暮らすの無理かも・・・
と思うようになりました。
というのも。
- 義実家の古い慣習
- 掃除、片付けができない
- 相手の生活時間帯を考えない訪問
- 職場が遠くなる(10分→1時間)
このあたりは元々危惧していたことでしたが、
住宅展示場巡りをはじめてからのばあばの言動に不安を覚えるようになりました。
振り回される不安
ばあばと私と息子くんの3人で行っていた住宅展示場にて。
お友達のおうちが○○で建てて素敵だったので、そこに行こう
はーい
きゃー!
やっぱり○○は素敵ねえ
~かなり打合せが進んでから~
お友達のおうち、○○じゃなかった!
○○はホワイトウッド使ってるからダメって××さんが言ってたからやめよ!
(これまでの打合せは何だったの)
金銭的な不安
はたまた違う日。
ご予算はおいくらでしょうか?
わたしは1,000万円くらいなら払えます!
あとは息子夫婦のローンで。
(二世帯住宅って4,000万円以上するよね、
私たちの負担大きすぎるよね)
プライバシーの不安
さらに違う日。
親世帯と子世帯をつなぐドアを作って、
ここは鍵ナシで日中は開放しておいて・・・
(えっ・・・?
それって完全分離じゃなくない?!)
二世帯同居案解消に向けて
ああ、もう、無理だな。と。
私たち夫婦にとってメリットはほぼない。
同じ「完全分離二世帯住宅」希望とはいえ、自分と他人の考えにはズレがあるんだな。
わたしの考えがとても甘かったことにようやく気づき、旦那サマに相談することにしました。
二世帯で暮らすのは無理だ・・・
でも長男だし。
仕方ないよ。
(数日かけて、ひたすら説得)
なるほど。気持ちはよくわかった。
みんなには申し訳ないけどな・・・
と、義実家へお断りの話をしに行ってもらいました。
この時、2016年9月。(ひいじいじ不在)
・・・ってわけで、二世帯じゃなく職場近くに僕たちだけで家を建てようと思う。
将来必要になった時には家を売って戻ることも考えているから。
絶対反対!
母を捨てるのか!
長男なんだから帰ってこないと近所から村八分にされる
長男をちゃんと育てれなかったと言われて家を追い出される
・・・
そして、約4ヶ月間、必死の説得は続き・・・(ひいじいじには内緒)
勝手にしなさい
・・・
仕事の合間を縫って、話し合いに向かい、ひたすら説得してくれた旦那サマには感謝しています。
ちなみに、この間もわたしは義実家に遊びに行っていましたが、全く家の話には触れられませんでした。
うん。嫁姑が仲良くするには、つかず離れずの距離感が大切と思います。
その後の気持ちと目標
わたしは、この時、無理に二世帯住宅を建てなくて正解と思っています。
きっと、このまま二世帯住宅案を強行突破していたとしても、不安がある状態では楽しく毎日が暮らせなかったと思います。
いつか破綻していた可能性も高いでしょう。
もちろん、何の問題もなく幸せに過ごせていたかもしれませんし、世の中にはそれができる方もおられると思います。
でも、わたしはできなかった。
旦那サマに対して、とてもワガママを言っているとは思いました。
けれども、一生に一度の家づくりだからこそ、妥協はできなかった。
本当に何日も何日も旦那サマとは腹を割って話しました。
結果論ですが、この話し合いのおかげで、お互いの暮らしに関する想いがよくわかり、とても良かったです。
結婚した際にわたしが思い描いた目標は
「笑顔の絶えない食卓をつくること」
でした。
家をつくる上でも、この目標は絶対守りたい!と心に決めて取り組んでいます。
初心忘るべからず。自分と家族にとって一番大切なことは何か。
それを軸に家づくりを考えていこうと決意しました。
後日談
ばあばに聞くと、ひいじいじには竣工目前の現時点でまだ伝えてないそうです。爆
ちょっと手狭になったから引っ越すらしいって言っておくわ。
大丈夫なんだろうか、それ。
ということで、ここからようやく本編スタート。
次回から、土地探し&会社探しのスタートです!