前回の記事では地鎮祭について書きましたが、今回は上棟式について!

我が家は大工の義父が建てるので、地鎮祭の時と同様、有無を言わさず上棟式も行うことになりました。

上棟式とは、無事に棟が上がったことを祝う意味や、今後の作業の安全を祈る意味、また大工さんたちへの感謝の気持ちを表す意味もあります。

家を建てた周りのママ友たちに上棟式をしたか尋ねると、やった人、やらなかった人、半々くらいでした。

あるママ友さんのところは、餅投げなど大々的にはやらず、大工さんたちにごちそうを振る舞うだけだったり、また別なママ友さんは、棟が上がったときに家族全員で屋根の上に登らせてもらっただけだったり。

やり方は様々ですが、ハウスメーカーによっては全く何もしなくていいというところもあり、建てる本人に特にこだわりが無ければ本当に何もしないというのも有りのようです。

一方、我が家の場合は田舎ということもあり、大々的に餅投げをするのがこの辺りの主流。

ここら辺の子供達は、家が建ち始めるといつが棟上げ(餅投げ)かワクワクしながら待っているようです。(ちなみに大工の義父が作業中、「いつ棟上げですか?」と数名の子供に聞かれたそうです。)

準備したもの

上棟式のために前もって準備しておくものは、大々的にやるほど多くなります。

餅投げに使う餅やお菓子、お金(小銭)の準備

餅投げ用の餅はお菓子屋さんで注文しましたが、お菓子は投げやすいものなら何でもいいので、ドン・キホーテで大容量のうまい棒や、小さい袋菓子を購入。子供達にも参加してもらい、子供が好きそうなお菓子をそろえました。

大工の義父はカップラーメンなども準備していてくれました。(あとで知り合いに聞いたところ、カップラーメンは好評だったようです)

お金も投げるので小銭を準備し、障子紙を小さく切ったものに包みました。(←これがけっこう大変。)

ご祝儀の準備

工事に関わった方への感謝の気持ちの意味を込めてご祝儀を送ります。

相場はこの辺りでは棟梁に3万円くらい、他の大工さんには5千円から1万円くらいらしいです。

我が家の場合、棟梁は義父なので、他の大工さん(2人)に1万円ずつ包みました。関わった人数が多ければ5千円でもいいかもしれないですね。見栄を張ると大出費になりかねないので…

振る舞う料理・手土産の準備

餅投げが済んだあとに、建築中の建物の中で大工さんたちに料理やお酒などを振る舞うことが多いようです。

最近家を建てた友達は餅投げはせず、当日、普通のお弁当屋さん(ほか弁など)のお弁当を大工さんたちに準備してくれたら良いとハウスメーカーの方に言われたそうです。

我が家の場合は義父の体裁もあり、豪華バージョンでした。寒い時期ということもあって、お店を予約し、20名くらいを招待して宴会をしました。

招待したのは義父がいつもお世話になっている配線関係や水道関係、製材所、設計士さん、工務店の方々。普通は数名(多くて5人くらい)だと思います…。

手土産には、地元のかまぼこ屋さんで折詰を準備しました。

上棟式の様子

当日は晴天に恵まれ、餅投げではたくさんの方が噂を聞きつけてやってきてくれました。

投げるものを多めに準備しておいた甲斐がありました(^^)v

屋根の上には男性しか乗ってはいけない決まりなので、夫と息子が餅投げに参加しました。

準備は大変でしたが、この瞬間はとても感動しましたよ(´艸`*)

上棟式はしたほうが良いか?

我が家の場合、最初は乗り気ではなかったし、きちんとしすぎてお金もかかりましたが、結果的には大満足でした。

するかしないかは、建てる側の気持ちの問題や金銭面の問題なので一概には言えませんが、地鎮祭と同様に、なかなか何度も経験することではないので貴重な体験になると思います!