今回は土地探し~地盤調査の頃のことについて書きたいと思います。
新居を建てる場所は、
それまでの最寄駅と同じ、生活拠点をほとんど変えない地域を希望。
(最寄駅は埼玉県内で、都心まで電車で30分ほどのところです)
その上で、なるべく駅に近く、夫の実家にも近い場所がマスト。
2016年初夏、そんなピンポイントな場所の土地探しが始まりました。
土地探しの方法として行ったことは
・地域の不動産屋、ハウスメーカーに土地探しを依頼
・土地勘がある地域なので自ら歩いて土地や空き家を探し、自ら交渉
・ネットの情報にも毎日目を光らせる など
地道に黙々と希望にぴったりの土地を探す日々が続きます。
駅近を希望していたので空いている土地が少なく、あまり土地が売り出される地域ではありません。
その一方で当該地域には、空き家が多いことがわかりました。
立地の良い空き家を見つけたときには、自分で持ち主を調べて直接連絡したこともありました。
土地調べのため、幾度となく法務局にも行きました。
希望に合う場所には建売住宅が建築されることが多かったので
建売住宅を見に行ったこともありました。
「この場所なら建売でもいいかー」と決めかけたことも、、、
場所は完璧だーと思えた土地は価格が高すぎたり
良い場所が出たーと急いで申込みをしたのに、一歩遅くて他の方に買われてしまったり。
そんなこんなの土地探しも7か月以上が過ぎ
希望の土地が見つかるには、まだしばらく掛かりそうだなーと思っていたころに朗報が来ました。
場所は申し分ないけど価格が予算より高いことから
迷って足踏みしている間に売れてしまった土地があったのですが
その土地が、縁あって我が家のもとに舞い戻って来たのです。
価格交渉の末、なんとか手の届く価格になり
夫婦で顔を見合わせてアイコンタクト「いつ決めるの?今でしょ!」と即決。
2017年春に土地決定。探し始めて8か月ほど過ぎたころのことでした。
最寄駅から徒歩6分の40坪程度の土地。
住宅は密集している地域でしたが、大通りから一本入っているのでとても静かなところです。
![](https://crassone.media/magazine/wp-content/uploads/2018/05/o0480036014001852063.jpg)
購入した土地はもともとは大きな駐車場でした
そこを不動産会社が区割りして、道路を整備して売り出した分譲地です。
駅近ではなかなか出ない分譲地でしたので価格はちょっと高めでしたが
それまでの土地探しで古家の建っている土地を何度も検討したこともあり
きちんと整備される分譲地の良さも価格設定も理解したうえでの購入でした。
購入した時にはまだ開発工事前の大きな更地の状態でしたので
境界の塀の高さや土地の高さ(GL)など
不動産業者と相談しながら決めることが出来ました。
その頃には1階ガレージで2階リビングの家を作ろうと考え始めていたので
ガレージと接する道路のGLを希望通りにしてもらえたことはとてもありがたいことでした。
![](https://crassone.media/magazine/wp-content/uploads/2018/05/o2048153614001864472-600x390.jpg)
土地購入の決め手になった一番の要因は
駅に近く、実家にも近いという希望していた立地だということですが
過去に水害がないこと、建物が建ったことのない土地だとということなども
購入決定の後押しになりました。
根拠のない私の持論ですが、、、
川や池などが近くにないと地盤が固そう
建物が建ったことがない土地は地盤が固そう
と思い込んでおりました。
なので
この辺りは地盤改良など必要ないのではないかと勝手に楽観していたのです。
土地購入からしばらく経ち
家のプランがほぼ決まってきた頃に地盤調査することになりました。
調査方法は、スウェーデン式サウンディング試験という方法でした。
![](https://crassone.media/magazine/wp-content/uploads/2018/05/P11900573-600x417.jpg)
地盤調査結果はというと、、、
地盤改良が必要とのことでした (> <)
調査結果の報告書を確認した夫曰く
「5m下くらいに粘土層があるようだよ」とのこと。
夫は、当初より地盤改良費として予算80万円ほどみていたようでしたが
(実際にはそんなに掛からず、47万円ほどでした)
私は、素人診断ながら「ここは固い」と思い込んでいたので
地盤改良が必要と聞き、思いの外ショックでした。(TT)
その頃の私の頭の中は、間取りなど建てる家のことばかりで
「きっと改良工事必要ナシだから、その予算を家の内装や設備に使おう」と
先走ってあれこれ妄想してたのですよー。
ほどなくして
地盤改良工事が行われる日が来ました。
我が家の工法は、柱状改良工法。一般的に一番多く行われている工法のようです。
当日は現地で工事の様子を見学させてもらいました。
大きいポンプのような重機が地中に改良用の材料を流し込んでいく様子は
圧巻でとても神々しくて、いつまでも見ていたいような気持になる光景でした。
(騒音はものすごかったですけどね)
![](https://crassone.media/magazine/wp-content/uploads/2018/05/IMG_06961-600x427.jpg)
工事のしくみや内容は素人が見てわかるものではなかったですが
重機も人も無駄のない動きできちんと作業している現場だということはわかりました。
「これで強固な土地になったね、この上にイイ家を建てるぞー!」と思いも新たに
これから始まる家づくりの第一歩を歩き出したんだなと実感した日でした。
地盤改良することにショックを受けたことなどすっかり忘れてしまっていました。
以上
土地探し~地盤改良までの話でした。
2016年初夏に新居を建てようと思ってから2017年初夏までの
長かったようであっと言う間のようでもある約1年間のことです。
これからもこうして改めて当時のことを思い出しながら
我が家の家づくりについて書いていきたいと思います。
次回は、建築業者選びについての話です。