こんにちは。自称、倹約家の主婦“Nyachi”です。

年号が令和になり、慌しいGWも終わり、ようやく落ち着いたところで久しぶりの投稿です。
今回は予告通り『壁紙』について書いていきます。

今回の内容
1.ミサワオリジナルについて
2.選び方について
3.確認したこと
4.注意したこと
5.実際の使用感
6.費用について

1.ミサワオリジナルについて

壁紙についてはオリジナルと言われるものはありませんでした。
作るまでもなく、さまざまな価格・品質のものを壁紙メーカーが提供しているからでしょうか。
ですが、「標準クロス」という枠はありました。
各メーカーの中から長期間変更予定がなく、標準的な価格のものを選別したもののようでした。
初期見積りの時点で設定されているため、標準クロス内での変更であれば、追加の費用も
かからず経済的と言えます。

ただし「標準クロス」と言っても、ミサワホーム内であっても地域・視点によって、選べる
範囲が異なる様でした。
他地方のミサワブロガーさんの採用した標準クロスが気になって問い合わせたこともあったの
ですが、こちらの地域では採用しておらず、別途費用が必要と回答されたものもありました。

標準というだけあって、白系のものが多いですが、つや・手触り・模様や微妙な濃淡の違い
等さまざま。
「壁紙では遊ばない」方や「壁紙は目立たせたくない」方には十分満足できる品揃えだと
思います。

2.選び方について

種類が多すぎて短期間に選ぶことに困っていた私が、実際に行ったことは次の3点。

①サンプルの取り寄せ
お借りできるカタログやネット上のカタログの中で気になった壁紙は、とにかくサンプルを
取り寄せました。
個人での取り寄せが不可能なメーカーについては、インテリアコーディネーターさんにお願い
しました。
カタログにも実物の切れ端が添付されているのですが、なにせ小さすぎて………
大柄なものほど、まったく雰囲気がわからないのです。
サンプルはA4サイズなので、よほどの大柄でなければ雰囲気の確認には十分でした。
それに、後述「3.確認してこと」で行ったことに、大いに役立ちました。
是非、サンプルを取り寄せることをお勧めします(*^_^*)ノ

②ショウルームに行ってみる
サンプルでイメージはつかめたと思っていました。
ですが、いろいろな方から「ショウルームで見るとまた違ってくるし、楽しいから言っておいで」
とオススメされたので、3時間ほどかけて行ってきました(゜-゜;)トテモツカレタデス
ショウルームでは、サンプルの数倍の大きさのものを確認できたり、家具やカーテンとの組み合わせ
例が展示されていたりと、とても勉強になりました。
また、私は時間がなく利用できませんでしたが、ショウルームの方が相談に乗ってくださるサービス
もあり、迷っている方にはオススメです。
ショウルームに行ったことで、候補もだいぶ絞ることができましたし、床やカーテンとの組み合わせ
もしっかりとイメージできるようになり、壁紙選びは前進しました。

③他のお宅や展示場を見てみる
上記①②は、どちらかというとアクセントクロスを選ぶことが目的でした。
こちらは、メインクロス選びの参考に行ったことです。
メインクロスは、広い範囲に用いられるものなので、シンプルで白系のものが多いです。
正直なところ、微妙な濃淡の差異や微妙な模様の差異などが、私達にはよく解りませんでした。
かといって、なんでも良い!とまでの思い切りも持ち合わせてはおらず…
と言うことで、知人宅(築浅)や展示場のメインクロスを見させていただき、あたりをつけることに
しました。
そんな中、義実家(新築)のメインクロスが、程よい白さと程よい模様で気に入り、ほぼ同じもの
を採用することにしました。

3.確認したこと

前述のサンプルを使って、4つのことを確認しました。

①よごれテスト
コーヒーや醤油などでよごし、その後どの程度落ちるのかを確認しました。
お子さんのいるご家庭なら、クレヨンなどで試してみるのも良いかもしれません。
このテストで断念した壁紙もありました。

②傷テスト
棒でこすってみたり、爪でひっかいてみたりして、どのくらい跡が残るのかを確認しました。
さすがに傷“0”のものはありませんでしたが、ほとんどが模様に紛れたり、元に戻ったりして
私的には合格範囲に収まっていました。

③厚さ確認
壁紙には厚手のものと薄手のものがります。
この違いは丈夫かどうかという点に影響しますが、それ以外にも部屋の出来にも関わってきます。
石膏ボードで壁を作り、その上に壁紙が貼られるわけですが、ボードとボードの間にはつなぎ目が
あるので、そこをパテ処理しないと隙間が壁紙まで響いてしまうのです。
このパテ処理は大工さんの仕事で、壁紙は別の専門職の方が行います。
そのため、大工さんのパテ処理技術と専門職の壁紙貼り技術が高くないと、薄い壁紙にはどうし
ても隙間の部分の筋が響いてしまうのです。
なので、似たようなもので迷った場合には、厚手のものを選んでおくと無難だと思います。

④模型で最終確認
壁と天井の壁紙が決まったら、模型と作り、そこにサンプルを張り付けてみました。

3Dソフトで作る方が簡単ですが、実際に模型を作って、それを窓部分から撮影した方が
より実物に近くて参考になりました。
大変なので、悩んでる場所だけに絞りましたが、良かったと思っています。
時間に余裕のある方や手先が器用な方にはオススメです!

4.注意したこと

注意したこと…になるかわかりませんが、流行に乗らないこと!と本当に好みのものを採用する!
という点だけは、ぶれない様にしました。
もちろん流行=好みの場合は、この限りではありませんが、なかなか張り替えが面倒なものなので
何年たっても飽きない好みの部屋になるようにしました。
一部だけ冒険した場所もありますが、ここは予想以上に好みに仕上がったので、満足しています。

もし、今だけ好きなのかもしれない…という壁紙を採用する場合は、最悪飽きてしまった場合でも、
上からDIYで貼れる壁紙で手直しが簡単にできるような手の届く狭い範囲に採用すれば、安全
なのかなと思います。

5.実際の使用感

夫婦ともに好みが似ていたことと、家全体のイメージをなんとなく統一していたため、柄物も採用
したわりにはまとまった仕上がりになったと思います。
玄関から家の奥に進むにつれ、徐々に趣味が色濃く出るようにしたため、違和感はないとお客様に
も言っていただけているので安心しています。
(最奥にある各自の趣味空間だけは、年配の方には驚かれますが(-“-))

気にしていた石膏ボードの隙間問題も、大工さんや職人さんの腕がよかったのか、厚手薄手を問わず
目立っていないので満足です。

6.費用について

当初の見積額は、約66万円。
ここに差額が発生するアクセントクロス(180㎡分)が追加となって、約90万円に。
約24万円のコストアップとなってしまいました。
が、好きな色・柄の壁紙を十分に取り入れられたので満足しています。
壁紙で遊んだ分、この後選ぶカーテンを無地にすることで、カーテン代のコストダウンが出来たの
も良かったと思っています。

以上、壁紙扉についてお送りしました。
次回はカーテン選びかな…次回もよろしくお願い致します。