規格住宅とは、ある程度仕様が決まっているもの。
完全注文住宅ではないので、自由設計は出来ないもの。
打ち合わせだってそんなにやることないよね。
そんなイメージだったんですが、実際は…

|||規格住宅は自由設計とは確かに違うけど

規格住宅とは、
・自由設計の注文住宅より価格が安い
・間取りなどの設計はある程度決まっている→自由に設計変更が出来ない
・工期が短い
大まかに言うとこんな感じのはず。
ウチが建てたBOOOTSの標準仕様設計図は、画像の通り。
でも、ウチのBOOOTSは、この図面とは全くかけ離れているもの。
極端な話をすれば、建築面積は決まっているものの、
間取りはどうとでも出来てしまう、という感じ。
これって、ほぼ自由設計では??
設計段階で担当の方に聞いてみたことがあるのですが、
FREEQHOMESの本部からは
「これはBOOOTSではないですよね〜」なんて言われることもあるとか。
あくまでも顧客希望が優先ってことで対応しているようです。
これって、全国のFREEQHOMES対応業者さんがみんなやっていることなのかどうか、
私にもよくわかりません。
まあ、それにしても他社さんの規格住宅よりは自由度が高い気がします。
ということで、ウチにとっては自由設計に近い感覚で設計の相談は進みました。

|||間取りが決まるまでの苦労

一言。
大変でした。
もう、それに尽きます。
自由度が高いということは、設計が大変ということでもあります。
既に東京で家を建てて、軽井沢でも何件かの家に賃貸で住んでいたものですから、
不平不満、これをやったら住みにくい、掃除が難しい、など山のように出てきます。
加えて、この時点では東京の両親が移り住む、または将来的に移住なんてことも想定していたので、
その部分も加算して検討が必要という途方もない対応をしていました。
1回の打ち合わせが、13時スタートで19時位に終わるとか。
終わるのが遅すぎて、モデルハウスとして使用していた打ち合わせのキッチンを使って
鍋パーティーになっちゃったとか。
もう今思い出すとびっくりするような状況で打ち合わせをしていました。
いったい、何回頭がフリーズしたかなあ…
楽しい時間ではありましたが、苦行でもあった時間。
ちょっと懐かしいです。

|||将来の増築も意識して

これも規格住宅にあるまじき行為かもしれません(笑)
部屋の一部を将来広くすることを意識して、
事前にその拡張部分に庇を設置。
つまり、拡張後は屋根になるってことです。
屋根部分を後から作るのは費用も割高という観点からも、とてもお得。
その他、水道や、電源も後で対応しやすいような設計にしてもらっています。

ちなみに、この拡張予定エリア。
今は、雨のかからない自転車置き場として活躍中!

|||余談ですが…

このビルダーさんが建てたBOOOTS。
何棟か見学に行きましたけど、同じものはひとつもナシ。
中には外観も「え???」というものがありました。
規格住宅って…その本当の定義、未だによくわかりません。