クラッソーネ 連載も、今回で5回目になります。
最初にアメブロで家づくりブログを手探りで始め、家の完成が近づいたころ、クラッソーネさんから声をかけていただきました。もうひとつブログを開設するのはどうかなあ、と思いましたが、見切り発車で始めたわりには楽しく、濃い内容の記事を書くことができているんじゃないかと思っています。
自己満足ですが。
不定期更新だから続けられたというのもあると思います。

さて、前回の続きです。
リビングダイニングのうち、Lが掃出し窓のある道路側、Dが奥の線路側です。
そこで、それを逆にして、道路側をD、奥をLにしたらどうかと思いついた私でしたが。
地元工務店へ相談すると、不可能ではないけれど、夫が希望している壁掛けテレビにするためには、窓をひとつふさがなければならないとのこと。
おおがかりな変更にはなりますが、夫の感触は悪くなかったし、地元工務店はどうしてもそうしたければ応じるという姿勢でした。

で、一晩よく考えた結果。

 

やはり現行プランのまま進めることにしました。
私の思いつきを強行するにはあまりに冒険すぎるし、費用もかかることは必須。
無理に変更して、やっぱり元の配置の方が良かったと思うはめになったら、きっとものすごく後悔する。
そうして現行プランのとおりに完成し、つい最近、新居への引っ越しをすませました。
住みはじめた現在、やはり窓があって良かったと思っています。
クロスが張られると、建設途中に比べてお部屋の中も明るくなったものの、無くすかもしれなかった窓から見る景色がいちばん良いことに気がつきました。
これをふさぐのはもったいない。
それに、何人もお客様が来られたとき、思いつきプランでは一部のお客様が背中を向けるしかない格好になってしまいます。
今の方が、だんらんにも向いている配置でした。
変更していたらどうだったかなと、ちらっと考えるときもありますけどね。

完全な注文住宅はどうとでも融通が利くため、自分たちの生活スタイルに合う、オリジナルの家づくりが叶います。
けれどもそのためには、たくさんの選択と決断が必要です。
こだわりたいところはとことん考え、それほど重要視していないところはお任せしたり、アドバイスを求めることも、ひとつの手だと思います。
我が家の場合は、外構にはそれほどこだわりがなかったので、地元工務店を通していつもお願いしているという外構業者さんにお任せしました。
家の外観によく合う、素敵な外構に仕上がったと満足してます。

何を重要視し、選びとるのか。

たくさんのものを見て、触れて、考えて、どうか最良と思える決断を!