スミマセン…
私事なんですが、一か月半ほど入院しており
前回からだいぶ更新が空いてしまいました( ̄▽ ̄;)

インスタとかはスマホ更新なのでちょこちょこ愚痴って更新してたんですが
こちらはいつもPCで編集作業だったもので…

そんなわけで無事脱出したのでw
また少しずつ再開していきたいと思います(゚∀゚)

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えーとたしか前回は

ライフラインの1つである水道について

上水引き込みありとなしではどのくらい金額が変わってくるのか

水道口径の話も含めて書きました。

お次も水道なんですが
今度は下水のお話

気になってる物件情報をみてみると…

公共下水(西側道路西よりに通管)

と書いてある…

公共下水てナニ(・∀・)?

実家ではよく
ジョウカソウって言葉は耳にしてたけど…

どうやら下水には

生放流(下水道)
浄化槽
くみ取り

とあるそうで

生放流とは

下水道の処理区域(下水道が完備されている区域)では
汚水を各住戸の浄化槽で浄化する必要がなく
汚水をそのまま公共の下水道管(汚水管)へと放流することができるそう。
このことを不動産業界では、汚水を生のまま放流できるという意味で「生放流」と呼んでるんですって。

公共下水であるこの土地は生放流になるようです。

この場合は
下水道受益者負担金というものを支払わなければなりません。

余談ですが建築後のこと…

これをけぺは知らなかった…
家を建てたあと

市から通知が来て初めて知りました
_| ̄|○

地域ごとに金額が違うのですが
我が家は約20万円ほど払いましたよ…

あーあ…最初からのわかってても買うけどさ…買うけど

建て終わって不動産取得税も払い終わって落ち着いた頃にって
結構デカいよね_:(´ཀ`」 ∠):_ ゲフッ

そんなわけで
購入を考えている土地が下水道だった場合は

その地域の下水道受益者負担金がいくらなのか調べてみるとより具体的な金額がわかり…

後々のやってくる出費の

心の準備ができると思います
(๑•̀ㅂ•́)و✧w

話はもとに戻りますが

あとは月々の下水道料金が上水と一緒に請求されるというのも公共下水の特徴ではないでしょうか。

ちなみに他の2つについて。

まずは
汲み取り式

懐かしいですね〜
近年、下水道の整備や浄化槽の普及とともに急速に姿を消してるらしい

いわゆる
ボットン便所ってやつです。
(お食事中の方がいらしたらゴメンナサイ)

タンクが埋められていてそこに直接出したモノが処理されることなく貯められていきます。

もちろんタンクにも限界があるのでそこでバキュームカーを呼んで吸い取ってもらう方式。

けぺのおじいちゃんおばあちゃんちがそうでした…

懐かしいな…便器の下からスーっと風がくるのよね…(°ー°〃)
(あれ?なんでタンクなのに風きたんだろ?!)

けぺが中学生になる頃にプチ改修工事が行われて

簡易水洗にレベルアップ‼

少量の水を貯めて流せるようになりました。
が、結局のところ汲み取り式には変わりありません。

でもあのスーっていう風と、香り、底の見えない穴の恐怖からは開放されたっけ…

汲み取り式の思い出を一通り書きましたがw

最初にも書いたとおり

急速に姿を消しつつあります。

汲み取り式に変わって
いま普及しているのが

浄化槽です。

浄化槽とは

公共下水道が整備されていない地域で設置される汚水や雑排水を浄化処理して放流するための設備のことで、地下に埋められます。

浄化槽には2つ種類があり

単独浄化槽……し尿だけを処理するもので、生活雑排水(台所、風呂などの排水)
はそのまま道路側溝などを通して川などに放流されます。

合併浄化槽……し尿と生活雑排水(台所、風呂などの排水)を併せて処理するも
の。

この2つの種類があるのですが、
平成13年4月の浄化槽法の一部改正で原則として、新たな浄化槽の設置は合併処理浄化槽のみとなっているそうです。

たしかに生活排水をそのまま川に放流するのは環境に良くないですもんね(¯―¯٥)

さて、この場合は浄化槽の設置費用がかかります。

こちらも地域によっては

合併処理浄化槽の設置費補助制度

がある場合があるので調べてみるといいかもしれませんね。

浄化槽を設置している場合は、管理業者さんと契約して
清掃や管理、点検などのお金がかかっていきます。

管理業者によって料金が変わるようでネットで調べてもばらつきがありました。

さらに浄化槽の場合は
気をつけなければならないこともあります。

浄化槽のエリアは

少しずつ下水道本管へと切り替わっていきます。

例えば…

ここは下水道が通ってないから
うちは浄化槽だな〜なんて設置。

その建築1年後
役所の方と業者がやってきて
「この地域で下水道事業が開始されますので、下水道への切り替え工事をお願いします。」

え!?
去年浄化槽設置したばっかなのに!?

この場合、下水道法では

供用開始から3年以内に接続すること
となっていて

工事をすると

下水道工事費用
受益者負担金
浄化槽の撤去費用

が新たにかかってくるという事態に!?

こんな可能性もゼロではないわけです
(@_@;)
3年以内と先ほど書きましたが実際に罰則があるかというとそうではないようです。…そうですよね、工事費や負担金を出すのは全てこちらで、お金がなかったらどうしようもないですし…
納得いかず、切り替えない方も多いようです。

ただ、これから土地を取得しようと思ってる方は対策のしようがあります。

買おうとしている土地の地域が下水道の整備を始めているか、または計画があるかを調べてみたり

そもそも最初から浄化槽ではなく下水道が通った土地を選ぶという選択肢があるわけですから。

こういったことも含めて土地選びを考えてみるのもいいかと思います。

次回も土地物件情報の見方

続きまッス!