ども。
連載させて頂いたこちらのブログはいよいよ最終回になります。
いやあ、ほんと色々と振り返りながら書かせてもらっちゃいまして、
なおかつ今の生活についても触れさせてもらったりして、
自分自身書いていてあらためて「家」の楽しさを味わっています。

で、最終回ですが、
何を書こうかいろいろ考えたんですが、
家を建ててみてあらためて感じていることを気ままに書いて締めくくろうかなと、
締めくくりにならないかもしれないけど、
まあ締めくくりってことにしようかなと。

家づくりを振り返ってみると、
重要な選択をしなくてはならない場面の連続でした。
そりゃあ楽しいことが基本ですけど、
金銭面や居住地でのその後の暮らし、生活環境などなど、
悩む場面もたくさんありました。

これは家づくりを始めたかたなら、多くの人が通る道なのではないかなと。
もしかしたら途中で「こんなに大変なら今やるのはやめてまたの機会でもいいのかもしれない」「いったん白紙に戻して気が向いたらまた始めよう」みたいな気持ちになることがあるかもしれません。

または、土地や家を決める際に家族で衝突することもあるかもしれません。
大事なことだからこそ、失敗したくないからこそ、
真剣に向き合えば向き合うほど、こういったことは起きてくるものだと思います。

そういうときに忘れないでほしいのは、
幸せだからこそ今こうして家づくりというイベントに家族で参加できているっていうこと。
幸せでない家族は住宅展示場に足を運んだりはしません。
家族が幸せに満ちているとき家づくりについて動き出すんですよきっと。

そういうイベントに参加できている時点で、
皆さんはきっと幸せな家族です。
そして、幸せな家族がたとえ衝突することがあっても、
それはさらなる幸せのためへの一時的な頑張りタイミングだと思います。

自分たちの家が建ったとき、
もちろん物理的に快適な新居で生活できるとか、そういったことはありますが、
それ以上に気持ちがまた変化すると思います。

「ああ、これはぼくたち家族の土地で、家族の家なんだ」って感じることがきっとあります。
家という家族が集まる空間があって、そこから色々な時間が生まれます。
家もまた一緒にそうした時間を過ごすことで、
どんどん自分たち家族の空間になっていきます。

100人いれば100通りの家が、
1,000人いれば1,000通りの家が、
同じ家は2つとして存在しません。

自分たちだけの家をぜひ実現して頂きたいと、
この喜びをぜひ味わって頂きたいと、
あわよくばそうしたら感想をみんなで一緒に共有していけたらなんて楽しいだろうと、
このブログを書きながらいつも思っていました。

このブログはここでいったん終了を迎えますが、
一人でも多くの人に、ちょっとしたわくわくを持って頂けたら嬉しいです。

では!

個人ブログとして運用しているものがありますのでもしよろしければ引き続きお付き合いください
ボクはカマボコと旅に出る http://www.kamaboko-ningen.com/