ども。
土地探しの話です。
土地は重要だという話を前に書きました。
土地を探すときにどういったことを重要視するのか、あるいは、何が譲れない条件かなどを決めておくと、少しはスムーズです。
この土地探しというのが、けっこう根気のいるステージで、土地が決まらなければ当然家の間取りも決められないために、
玉突き状態になります。
だからといって、焦って適当に決めてしまうと前回書いたように、
リフォームできる建物側と違って、取り返しのつかないことになるかもしれません。
なので、家づくりにおいて最初に訪れる重要かつ慎重なステージと言っても過言ではないのです!
住みたい地域がある程度見えてきたら(県、市くらいまででOK)、
次はもうちょっと細かい条件に入っていきます。
- 駅が近い
- ショッピングモールなど生活用品購入場所が近い
- 映画館など娯楽施設が近い
- 公園が近い
などは、ちょっと想像してみると「はいはい」という感じだと思います。
こういう条件は今の生活から要望を探していくとけっこう思い浮かんだりするわけですね。
で、大事なのはこれだけじゃない。
土地だから当然、地盤なども大事になってきますし、
今後その土地がどういった環境になっていくのかもできる限り知りたいはず。
そこで注目ポイントは下記2点。
- 過去の地図と照らし合わせてみる(歴史地図的なもの)
- 行政機関がだしている土地開発計画などをあさってみる
これ!
さっきの条件と比べるとちょっと「うへえ…」ってなるかもしれない。
映画館とか、公園とか、ショッピングモールとかは空想して楽しい内容。
だけど、歴史地図!とか、開発計画書!とかってなると、
「ひいいい!やめちくりー!歴史も計画書も言葉的にノーサンキューでごんすー!」
と叫びたくなる人もいると思う。
ぼくも決してこれらが大好きなわけではなかったし、
どちらかというと自分から近寄ろうとは思わない人間だった。
だけど最初に書いた通り、土地はやりなおしが難しいわけだから、
ここは、ぐっ!とこらえて向き合ってみてほしい。
歴史地図について
昔の地図からは、その土地がどういう場所だったかがわかる。
田んぼだったのか、川だったのか、山だったのか。
ハウスメーカー帰属の土地であるならば、あらかじめ地盤調査なども済ませてくれていると思うけど、
そうでない場合地盤調査は自分で費用を払ってやらなくてはならなかったりする。
知らずに建てようとして「地盤強化が必要です」なあんてことになって、
費用が上積みされ、やりたかったことができなくなるなんて悲しい。
地盤も大事だからね、うん。
開発計画について
そして、開発計画。
これは例えば条例なども含んで、今後県や市が、
その土地を商業都市にしたいのか居住区域にしたいのか、
自然を大事にするコンセプトを打ち立てながら人を集めたいのか、
そういったことが読み取れたりする。
24時間営業の店舗が禁止されていたりすると、
駅前に深夜営業のゲームセンターとか飲み屋さんとか、
そういったものは建てにくくなる。
だから子育ても視野に入れているなら安心度が上がるわけです。
逆に、いんや!コンビニ必須!
もうすぐのところに24時間営業のコンビニがないと無理!
という場合もあるはず、その場合、
この条例が効いている範囲は住むのはちょっと…ってなるかもしれない。
土地を選ぶときには、
誰かからの情報もちゃあんと聞きつつ、
自分たちでも調べることは大事だと思うわけです。
では、また!