工務店の社長は同級生。家づくりのキッカケはムカデでした

我が家は地元の家族経営の工務店で建てました。

以前の築60年の借家に住み始める前に、あらゆるところが隙間だらけなので、縁側や押し入れの中などを自分達で補修しました。
それを自分のsnsに投稿したところ、同級生から「何か困ったところがあったら、相談のるよー」とコメントがありました。

そこで、玄関をあがってすぐの床が歪んで抜け落ちそうなことを相談すると
「余ってるフローリングがあるから上から張ってあげる」と奥さんと一緒に張ってくれました。
「今は名前を売ってるところで、これも営業のうちだから」と無料で張ってくれました！

その借家には2年ほど住んでいましたが、
⚫洗面所がない
⚫洗濯機の水は毎回お風呂の蛇口に繋ぎ、排水もお風呂へ
⚫寒い
⚫蟻が入ってくる
⚫大きなムカデが入ってくる

と、やはり古いため色々と不便なところがありました。

何より嫌だったのはムカデ。
10センチ級のムカデが寝ている頭もとをカサコソ現れ、何度も怖い思いをしました。
幸い子どもたちは刺されずに過ごせていましたが、気になって夜も眠れません。
家の回りにムカデ忌避剤を撒いたり、畳を上げて忌避剤を撒いたり。。。
ムカデが嫌いだという檜のパックを買ってみたり。。
とにかくムカデ対策をしましたが、毎日のように大きなムカデが現れていました。

「もう無理！引っ越したい！！」
と夫に訴え、家づくりに向けて動き出すことにしました。

借家の床を張ってくれた同級生は、地元に帰ってきて実家の工務店を継ぎ、新築やリフォームをしていました。

話していくうちに、土地探しから一緒にやってくれるそうで、「家を実家の近くに建てたいんだけど、どこかいい土地ないかな？」と相談しました。

実家の近くに空き地が何ヵ所かあったので、不動産屋さんを通して聞いてもらうと、持ち主がもう亡くなっているのに相続されておらず手続きが大変だったり、団地の土地は予算より高かったりとなかなか見つかりません。

実家のある場所は、町の主要道路沿いで、他の場所より土地代は高くなるそう。
もう無理か。。

実家の土地は、100坪程度。
その真ん中あたりに家が建っています。

ここに建てたら？と言われた場所は15坪くらいしかありません。
母が、適当に図って考えた間取りを見せてくれました。
それを見ると、リビング、キッチン、トイレ、洗面、お風呂と一通りの部屋は1階にできそうです。

これはいけるかも？
と実家の敷地内に建てることを考え始め、夫にも相談すると、「他は無理そうだし、実家の横に建てられるなら、それでいいよー」と言ったため、同級生の工務店に相談しました。
「ここに家を建てられる？？」と。

すると「大丈夫、建てられるよー」「とりあえず、図面考えてみるね」と言ってくれました。

まだ契約はしていませんでしたが、同級生で安心だし言いやすいし、この工務店で建ててもらおうと決めました。