先日書いた家づくりのプランニングの記事で
お絵描き好き夫婦の我が家は自分たちでも間取り図面をいくつも描いたと書きましたが
最初の段階から闇雲に描いていたわけではありません。
まだ建築業者選定中の頃に何社かにプランニングしてもらったときの図面やパース図をもとに
それらをアレンジして私は手描き図面を夫はエクセルで図面を描きはじめました。
契約後の間取りの打ち合わせのときには
設計士さんにこんな感じの家にしたいとこちらから手作り図面を示したと記憶してます。
我が家が契約した住創館には価格を抑えた基本プランの家もあるので
それをもとにアレンジしたり、設計士さんの意見をもっと伺った方がよかったのかもしれませんが
50overの家づくりは、絶対に最後の家づくりになると思うので
1からのフリープランで、なるべく自分たち主導で間取りプランを考えて
お絵描き好き、DIY好きの夫婦らしく大いに家づくりに参加したいと熱望し、実際そうさせてもらいました。
夫の夢だったガレージハウスを作ると決めたとき
まずは、ガレージを取り巻く居室をどう配置するのかを考えました。
1Fは、ガレージと何の部屋にするのか?
2Fは、リビングか?寝室なのか?水回りはどうする?などなど
すでに一般的には中高年と呼ばれる年齢の私たちなので
2階リビングの家にすることに不安がないわけではありませんでした。
出来るなら平屋住まいが一番ですよね。
色々考えていくうちに
2階で食事、団らん、お風呂とトイレ、そして睡眠までを
ワンフロアで済ませられる「1LDKバストイレ付」に出来たなら
平屋感覚で暮らせるとの考えにたどり着きました。
夫婦で一致した間取りでの一番の肝であり欠かせないことは
「玄関から2階に上がったらすべてのことがワンフロアで完結する家にしよう」ということ。
それを考慮しての間取りは
1Fは 玄関、インナーガレージ、トイレ、多目的室2部屋
2Fは リビング、キッチン、ダイニング、寝室、浴室、洗面脱衣所、トイレ (+ 小屋裏)
この条件で決めていくことになりました。
インナーガレージの家は普通の家より価格が高いと思いがちですが
見積もりを出してもらいながら間取りを考えていくと
そうでもないことがわかってきました。
我が家の建築をした住創館だけのことかもしれませんが
坪単価×施工面積で基本となる家の価格が決まり
その基本プランの部屋部分を減らし
その分ガレージやシューズクロークなど土間部分を広くすると
家全体の価格が下がるのです。
なぜなら部屋の坪単価より、土間の坪単価の方が安いからです。(注・住創館だけかも)
それを知ったこともありますが、家の価格を下げつつ
趣味の部屋を増やそうとガレージ部分を広くすることにしました。
(最終1階床面積・・・住宅41㎡、ガレージ20㎡ 計61㎡)
また先々に、広くしたガレージ部分をアレンジできるようにと
ガレージ内の水栓は、水だけでなくお湯も出る混合水栓にしました。
例えば、
夫の趣味の蕎麦打ち教室や休日蕎麦屋を開くとか
近所に住む親が1階に住むことになる場合とか、、、
1階にもキッチンやバスを作ろうと思う日が来るかもを見越してのことです。
(今のところそんな予定はないですが、ガレージの混合水栓はとっても便利で快適)
1階の間取りで他に希望したことは
上記の希望は、大体取り入れられました。
玄関がイラスト通りに出来たかはまた後日の記事で紹介したいと思います。
2階の床面積は、1階の床面積とほぼ同様に61㎡ほどで考えました。
61㎡で希望通り1LDKにするためには、すべての個所が広々と取れるわけではないです。
何を削って、何を優先するか?
今までの我が家の生活で何を優先してきたかを思い浮かべると
一番は「リビングルームでの団らん」二番は「お互いの趣味の時間」
というわけで2階の間取りで1番に優先したのはリビングルーム
2番目はリビングと繋がるベランダ、3番目は収納スペース
この3点を優先して考えました。
最終的にLDKは約22帖、ベランダは約5.5帖と出来る限り大きくし
収納スペースも出来る限り多めにして
リビング、廊下、脱衣所、寝室クローゼット合わせて5か所の収納+キッチンパントリー。
そして、それ以外はコンパクトにして洗面脱衣所2帖、風呂2帖、トイレ1帖
寝室6帖、廊下1帖でプランニング。
2階間取りは、合計約61㎡のバストイレ付1LDKになりました。
1階は趣味部屋としても使えるインナーガレージを作り
2階は1LDK・バス・トイレ・ベランダ付にすることで、頻繁に1階⇔2階行ったり来たりナシ!
歳を重ねてもずっと楽しく過ごせる(であろう)
1階インナーガレージ&2階リビングの家のプランニングが出来上がりました(^^)