こんにちわ。こんばんわ。初めましての方は初めまして。

もっさんです。今回もご覧いただきありがとうございます。

昨日、3月11日は東日本大震災が発生した日です。もう7年も前になるのですね。

遠い三重県に住んでいた私は直接被災はしていませんが、テレビ越しでみたあの悲痛な光景は今でも忘れません。

被害に遭われた方、ご家族やご友人の方には、心からお悔やみ申し上げます。

 


 

さて、本日も一条工務店の住宅展示場でのお話になります。

前回は、一条工務店では高性能な窓を採用しているということを営業の工藤さんから紹介されたという内容でした。

断熱性に優れた窓なわけですが、一条工務店は窓だけが断熱性に優れているわけではありません。

断熱性に直結する大切な物といえば「断熱材」があります。

私がお邪魔した展示場には断熱材のサンプルも展示されておりました。

そこには2種類の断熱材が展示されていて、1つは住宅においてよく使われている「グラスウール」と呼ばれる断熱材。

もう1つは一条工務店が採用している「EPS」と呼ばれる見た目は発泡スチロールのような断熱材でした。

(現在、一条工務店のi-smart、i-cubeでは断熱材はEPSより性能が高い高性能ウレタンフォームが使用されています。)

そして、それぞれの断熱材の隣には経年劣化した状態の断熱材も並べて展示されておりました。

一般的によく使われているグラスウールという断熱材は、経年劣化によって収縮し、色も変色してしまっていました。

しかし一条工務店で使われている断熱材はほとんど姿形を変えていませんでした。

営業の工藤さんの説明では、断熱材は壁の中に詰め込まれるものであるが、このグラスウールのように経年劣化によって収縮すると、壁の中にスキマができてしまい、空洞になることでそこは断熱性など皆無の状態になり、夏は暑く、冬も寒い家になるとのこと。

一方、一条工務店で採用している断熱材は、経年劣化でもほとんどその姿を変えることがないので、築年数が伸びてきてもお家の断熱性が維持されるということでした。

ここまでは私達夫婦でも話がわかりました。しかし、ここからの工藤さんの話はどんどん難しくなっていき…

 

断熱性はQ値、気密性はC値という単位で数値で出せるそうです。

Q値…家全体から熱が逃げる割合を表す性能値(熱損失係数)。

C値…建物の延床面積に対する隙間相当面積の割合を示す数値。

これら数値が小さければ小さいほど、断熱性、気密性が高い住宅であると言えます。

 

とこんな感じでQだとかCだとか数値の話をされて段々上の空になってきた私達夫婦の顔をみた工藤さん。

わかりやすく言うと「これらの数値が低ければ低いほど、冷暖房費が安くなりますよ」とのこと。

これを聞いて私達夫婦の顔は揃って「なるほど!」となりました(*´ω`)

一条工務店では、これらの数値を専用の測定器を使用して実際に数値としてデータ化し、C値の合格基準を0.7とし、この数字を越える場合は下回るまで何度も補修を行うそうです。

 

なんとなく、一条工務店が高気密高断熱住宅と言われる理由がわかった私達。

そこで工藤さんから、高気密高断熱だからこそできる、一条工務店イチオシの設備の紹介が…

次回は、その設備についてお話できたらなと思います。

 

 

今回のアイキャッチ画像は、少し粗くて申し訳ないのですが、我が家が建築中に実施された気密測定時の画像になります。

一条工務店では一棟一棟すべてのお家でこのような専用の装置を使って気密測定を実施しているそうです。

最近では、高気密高断熱を謳うHMはどんどん増えてきていますが、一条工務店のように実際に気密測定を行い、数値で気密性を証明してくれるHMはまだ数少ないようですね。

一条工務店は気密測定は無料でやってくれますが、他のHMはオプションだったり、根本的にやらないHMもあるそうです。

それだけ一条工務店は高気密高断熱住宅としての自信を持っているというのがわかりますね。

裏を返せば気密測定なくしてどうやって高気密高断熱住宅を証明するのかな?という疑問を持ってしまいますね。

では、また次の記事でお会いしましょう。