工務店との契約申し込みを済ませ(←まだ本契約ではありません)、最初の打ち合わせで、設計担当の建築士さんと初顔合わせをしました。
事前に渡されていたヒアリングシートに記入したもの(A4で3枚)と自作の要望書(A4で4枚)を持参しました。
ヒアリングシートは、主に生活スタイルについてでした。
食事のスタイル、趣味、来客の内容、ペットの有無、洗濯物干しの必要量などなど・・・けっこうたくさんの質問項目がありました。
「ファンの建築家は誰ですか」や「建築系の本の購読はしていますか」なんて項目もありました。
自分で作成した要望書は、要望を部屋ごとに一覧表にしたものです。
工務店の社長と建築士さんが、それらの項目1つ1つを確認しながら、打ち合わせを進めていきました。
結果的にはもちろん要望がすべてかなえられたわけではないですが、今思えば、この要望書にまとめたことで、自分たちが家でどんな生活をしたいのかが整理できたのではないかと思います。
生活の仕方はそれぞれの家族によって違いますので、使いやすい間取りや動線も家族によって違います。
自分たち家族にとってより暮らしやすい家をつくるには、やはり一つ一つ決めていける注文住宅が良いなぁと思っています。
ここでは、要望書の一部を紹介します(全部載せると膨大なので笑)。
→ 興味のある方はブログの方へどうぞ。
全体像について。
これは終の棲家として譲れない要望でした。
①冬暖かく、夏涼しい、明るい家。
最優先事項は『暖かい家』なので、断熱性能は予算内でできるだけ強化したいことを伝えました。
断熱性能が上がれば、自ずと夏涼しい家にもなると考えました。
そして、日当たりがよく明るい家に。
老眼も進んでいるので(苦笑)薄暗いのはNGです。
②平屋のように、1階だけで全ての動線が完結できる。
本当は私は平屋にしたかったのですが、夫が絶対に2階に自分の個室が欲しい、そして2階から外を眺めたいとのことで(しぶしぶ)2階建てになりました。
でも、LDKや水回り、洗濯動線、ついでに私の個室はすべて1階で完結です。
詳しくは別記事で紹介できればと思います。
③回遊動線を取り入れた無駄のない動線。
実家があちこち回遊動線を取り入れていて、行き止まりにならない動線が実際とっても便利だと感じていました。
④モノに見合った収納を適所に設ける。
旧居のようにモノが溢れて部屋を侵食することのないように、また使う場所に収納できるようにしたいと考えました。
スッキリ片付けられる空間を目指しました。
⑤玄関・階段以外のすべてのフロアがわずかな段差もなくバリアフリー。
老後のことも考え、段差はできるだけ排除。
流行のスキップフロアは全く考えていませんでした。
しかもルンバを使用するので尚更です。
⑥掃除のしやすいつくり。
掃いたり拭いたり掃除機をかけたりがしやすく、埃がたまりにくいできるだけシンプルなつくりが希望でした。
これらを基に、約1か月後、ファーストプランが出来上がります。