我が家の建て替え計画は、旧居での不満を一つ一つ解消するのが重要課題でした。
ですので、今は本当に大満足な暮らしができています。
洗面脱衣室も、旧居で不満満載な空間でした。
↓以下、旧居での不満を挙げてみます。
(1)寒い
冬の寒さは格別。吐く息が白く見えるほどまるで冷蔵庫のような部屋でした。
(2)生活感丸出し
洗濯・物干しもそこでしていたので、お客様に手洗いをしてもらうのに気が引けるほど生活感MAXでした。
(3)掃除しにくい
洗面台とその周辺にある中途半端な隙間が掃除しにくく、汚れを見て見ぬふりすることも多くありました(笑)。
また、壁と床の内装材も汚れやすくお手入れしにくいものでした。
(4)収納が足りない
洗面・脱衣室は、タオル・洗剤類・着替え等、収納したいものがいろいろあります。
にも拘わらず、旧居では全く収納計画を考えておらず、置き家具で何とかしのいでいました。
(5)デッドスペースがある
洗面台・洗濯機と、上記の収納家具の配置が上手くいかず、もったいないデッドスペースがあるのが悩みでした。
(6)窓が大きすぎる
明るいのはよいのですが、脱衣をするには外からの視線が気になりました。
また、大きな窓は断熱性能を考えるとマイナス要素でした。
(7)洗面台の高さが低い
一般的な洗面台の高さ75cmでしたが、腰痛持ちには少し低く感じられました。
これらの不満を洗い出し、それを解消するようにプランを立てました。
結果・・・
(1)寒くない!
これはプランというよりも、選んだ工務店の高断熱・高気密な施工によるものです。
家じゅう均一の室温になるので、脱衣室も全く寒くありません。
(2)洗面室と脱衣室の分離
洗面室は洗濯・脱衣室と分けたので、お客様を気兼ねなく手洗いに案内できます。
また、お風呂に入る人と洗面台を使う人がかぶってしまうこともありません。
(3)掃除しやすい
洗面カウンターを壁から壁までに造り付け、余計な隙間はなくしました。
また、カウンター一体のボウル、水栓は壁付け(金具の根元が汚れにくい)&シャワーホース付きにして掃除をしやすくしました。
左右の壁には全面キッチンパネルを貼ってもらい、ガシガシ拭き掃除ができるようにしました。
床は水拭きができ、足触りも暖かいコルクタイルです。
(4)たっぷり収納
そこで収納したいものをリストアップし、それらがすべて収まるように脱衣室に床から天井までの収納(内部は可動棚)を造り付けました。
洗面台には鏡裏収納があるので、洗面室の収納は最小限(棚板1枚のみ)に留めました。
(5)デッドスペースはない
洗面台と収納は造り付けにしてもらったので、ぴったりサイズでデッドスペースもありません。
(6)窓は大きすぎずハイサイドに
洗面室も脱衣室もFIXのハイサイド窓にしたので、明るさを確保しつつも外からの視線をカット。
高い位置なので開け閉めはしない前提でFIXにしましたが、FIXは気密性も高く、価格も安価です。
全館空調なので、換気のための窓の開閉の必要はなく、湿気の心配もありません。
*洗面台の下には通風のための引違い窓を付けました。
(7)洗面台は使いやすい高さに
洗面台は高さ75~80cmが主流のようですが、腰の負担を軽減すると言われる高さ85cmにしました(キッチンと同じ高さです)。
洗面室は、設計段階から我が家で最も紆余曲折のあった場所なので、納得のいく仕上がりになって満足しています。