ご両親や親戚の方など、土地を持っておられる方は探す必要がなく、費用も抑えられますが
土地を持ってない私たちのようなご家庭では悩むところでしょう…。
土地を持っていない人にとっては、土地と建物とダブルでお金を払うので
バランスが難しいところですね。
土地にお金をかけすぎると、建物にかけるお金が足りなくなります。
かといって建物を豪華すぎても、不便な場所を選ばざるを得なくなってしまう…。
借りられるお金は決まっているので、妥協するポイント・優先したいポイントを
明確にすることが大事だと思います!
こんな土地が欲しい! 私たちの土地の希望
まずは、夫婦で話し合った土地の希望です。
エリアの希望
・スーパーなどお店がなるべく近い
・大通りから1本入ったくらいの閑静な所で、車で出入りしやすい
・駅があると良い
・夫の会社へそれほど遠くない場所
やはり住むとなると、日々の食品の買い物がしやすいところがいい!というのが第一でした。
また、できれば静かな住宅街みたいなところがいいなあ といった希望です。
広さの希望
・車が3台ほど駐車できる、出入りや駐車が楽
・少しでいいから庭があるといい
土地の形とかその他の希望
・住民税など税金が高すぎない場所
・なるべく四角い形
・地盤が強そう
・災害がなさそうなところ
・日当たりが良さそう
こんな感じです。
大体の方もこんな感じの希望かな?
我が家で実践した土地探しの方法
インターネットで検索
スーモなど大手の不動産サイトなどで検索し、気になる土地があったら掲載の不動産屋へ行き、
住所を教えてもらって実際に見に行きました。
実際に見に行ったけれど、中古の土地なので狭かったり高かったり
あまりいい土地は見つかりませんでした。
新聞折込広告
毎週末になると、中古の家や土地の不動産チラシが2、3枚入っていましたので
まずはチラシを毎週チェックしていました。
そこで分譲地の造成の情報を見つけました!
早速、不動産屋へ話を聞きに行きましたが希望の土地はすでに売り切れ。
分譲地は建売メーカーさんが先に購入することも多いという難しさをここで知りました。
ですが、「チラシから分譲地の開発を行っている不動産屋さんを知る」という収穫はありました!
他に良さそうな分譲地はないかな?とチェックし、分譲開発を行なっている別の不動産屋へ話を聞きに行き、現地を確認。
建築メーカーさんとも話し合い、予算や希望に合ったので購入を決めました。
インターネットで見た土地は、建物の解体が必要だったりお金のかかりそうな売れ残りの土地が多いイメージでした。
地元の情報は(田舎だから?)チラシを活用した方が、理想の土地を探せました。
こんな土地はお金がかかる!
インターネットで探してみて、お金がかかりそうな土地が多かったです。
こんな土地を選ぶと、お金がかかるというポイントをまとめます。
土地に高低差がある
元々が田んぼや畑の土地によくみられる、「道路から一段下がっている状態」や土地が「坂で斜めになっている」場合
土を盛って平らにする工事費用が余分にかかります。
実際、見に行った土地で広さは良かったのですが傾斜がある土地でした。
隣に立つ家を見て「すっごい基礎が上がってる…。たくさん盛らなきゃ平らにならなそうだ…。」という
土地がありました。
上下水道やガスが引き込まれていない
たいていの住宅地は家の前まで上下水道やガスが引き込まれていますので、そこから引っ張ってくるだけで済みますが
近くまで菅が来ていない場合は、引き込みにお金がかかります。
また、下水設備がない土地は浄化槽が必要ですので
浄化槽の設置費用がかかります(これが結構高いし、維持費も高め)。
我が家が選んだ土地は本下水が通っていたので、浄化槽の費用は別の部分へ当てられました!
地盤が柔らかい
川や海などの水辺の近く、元々が畑や田んぼだった場所は地盤が柔らかいことが多いです。
地盤が柔らかい場合は、固い地盤に届くまでの杭打ちを行ったりする「地盤改良工事費用」が必要です。
実際に地盤調査で掘って見ないと固いか柔らかいかわからない部分もありますが、インターネットでも調べることができます。
過去の地盤調査の結果が見られる、
「全国地盤サーチ」や「地盤サポートマップ」というウェブサイトを土地購入の際に参考にしました。
分譲地では元々が畑や田んぼなど農地だったことが多いので、地盤改良費用は覚悟しておいた方が良さそうです。
我が家の土地も地盤改良工事を実施しました。
土地選びで妥協した点
我が家はチラシから分譲地へたどり着けました。
ほぼ予算内での希望が叶う土地でしたが、一つだけ妥協した点があります。
それは、「南向きの土地」という点です。
日当たりを重視すれば、南向きが一番条件が良いのですが
南側に道路がある土地というのは相場が高く、高い土地且つ人気のある土地なのです。
南向きの土地はタイミングや予算的にも諦めましたが、
家の向きは自由に変えられるので建物は南に向けて建築しました。
建売と違って、注文住宅は土地探しの大変さもありますが
気に入った土地を見つけられる参考にしてみてくださいね!