今の家って、結構建つの早いですよね。
工事現場を見ていると、2,3ヶ月あれば足場が外れて完成している感じがします。
規格住宅も、当然そうだろうと思っていたのですが、甘かった!

|||工事スケジュール

5月に基礎工事が始まったので、遅くとも9月には引き渡しかなあ、などと頭のスミでは考えていました。
ところが、5月の時点で引き渡しスケジュールがはっきりしない。
10月終わりか、11月かという話。
え??また実に呑気な…
ただ、これには色々な事情がありました。
きっと、本当は規格住宅ってもっと早く建つんだと思います。
ウチの事情。
その1。たぶん規格住宅なのに、ほとんど注文住宅っていうのが、いけなかったのかも。
規格住宅の原型はほぼ残っていないので(笑)
その2。職人さんが忙しい。現場複数かけ持ちしてたり、というのもあり、
工事のスピードがどうしてもゆっくりになっちゃう。
その3。これが最大の要因。わかっちゃいたんですけどね、始まる前に。
軽井沢って、7月25日から8月末まで全ての工事が自粛期間になります。
リゾートですから、工事の音を出さないようにということと、
工事車両の出入りが観光客に迷惑をかける、というようなことから、自粛!
例外的な緊急工事以外は、やりません。
まあ、慣習なので、無視できないということもないのですが、
苦情が出ちゃうと、ビルダーさんの評判も落ちてしまう。
よほど勇気がある業者さんじゃないと、強行しません。
(ご近所で、やっちゃったところも知っていますが…)
ということで、ウチは自粛。
結果として、このお休み期間を入れて、およそ半年の工期となりました。

|||工事は順調に進みます

それでも工事は順調に進みました。
ウチを担当して下さった棟梁が、何しろ仕事が早い。
工事現場に伺う度に色々説明してくれましたし、本当に信用できる大工さんでした。
この時点でもまだはっきり決まっていなかったことは、照明や設備の一部。
いわゆる「施主持ち込み」が難航していました。
これは幸いだったことですが、
照明のショールームは、やはり東京。
当時住んでいた東京の住居からそう遠くなかったこともあり、とても助かりました。
仕方がないことですが、こういうことにも地方格差って出てきちゃうんですね。
ネット社会で、情報は世界中どこにいても手に入るとはいいますが、
その情報の存在を知らなければ、手に入れることが出来ない。
そして、情報が溢れている、接する機会があるのは、都会。
ちょっと考えさせられてしまいました。

|||現場になかなか行けないのがネック

移住して家を建てることのネックのひとつです。
家を建築中は移住前ですから、工事現場を覗きに行くことが物理的に大変。
2週間に1回くらいが限度でした。
こうなると、前回見た現場が次に行くと大きく変化しているという感じ。
途中経過は、ビルダーさんからメールで写真送ってもらいましたが、
リアルに見られなかったことは、残念でした。