皆さま、こんにちは!home_m_styleのmikaです。
今回は家づくりの門をたたいたシリーズ最終章のエピソード4、住宅展示場で感じたこと、学んだことについてお話したいと思います。
今までのエピソードシリーズ
~エピソード1~ド素人が家づくりの門(住宅展示場=モデルハウス)をたたいて実際に動き出した!
~エピソード2~ド素人が家づくりの門をたたいた!門の向こう側(住宅展示場=モデルハウス)の世界とは・・・?
~エピソード3~家づくりをはじめるにあたり、まず何をすべきだったのかを考察☆
目次
- 主導権は客ではなくハウスメーカーの営業担当だった
- 決して焦らず!焦っているのはハウスメーカー
- 家づくりの門をたたいたシリーズのまとめ
1・主導権は客ではなくハウスメーカーの営業担当だった
後にわたしはこの時の出来事(事件)を
「ハウスメーカー鴨葱事件」と名付けました!
鴨葱とは?
「鴨が葱を背負って来る」の略です。
鴨が葱を背負ってくるの解説
【注釈】鴨鍋に葱はつきものだが、鴨が自分で葱まで背負ってやって来てくれれば、すぐに食べられて好都合であることから。
多くは、お人好しが、こちらの利益になる材料を持ってくることを言う。
略して「鴨葱」とも。【注意】 直接その相手に対して使うのは失礼にあたる。
誤用例 「鴨が葱を背負って来て下さったようなお話を頂いてありがとうございます」
といった感じで、相手にとって好都合なのです!
ハウスメーカーにとって利益になる材料(葱)を、客が自ら持ってくることなのです。
事前調査(情報収集)をして挑むのならまだしも、こちらはド素人で、ハウスメーカーはプロフェッショナルなため巧みな話術で、洗脳されかねません(でした・・・実際のとこ)。
洗脳は少々大袈裟ですが、こちらが無知なことをいいことに、交渉がすべてハウスメーカーの主導(有利)に進めていくので、こちらは完全不利なのです。
念のため用心し、相手との会話を進めていたのですが、大変疲れて(憑かれて)しまいました。
営業担当者は自分の会社で契約してもらうのが仕事
家族を食べさせていくために頑張って「鴨葱鍋」をしたいハズ
担当してくれた方は独身でしたが、身に着けているスーツが、体にフィットしたオーダーで仕立てたであろうオシャレなスーツで、革靴もピッカピカのお高そうな物だったので頑張った報酬はそれら諸経費に充てるのかもしれません。
※関係者の方それは違うよと思っても大丈夫です。
あくまでも主観です^^;(☜一応ディスクレーマー)
「住宅展示場を知ろう!でも家はまだまだ買わないよ」くらいのゆるめな気持ちで訪れたのなら違ったのかもしれません。
ただし、売るぞ売るぞオーラがものすごいので、その心づもりで行きましょう!
鴨葱にならないための準備
- どんな住宅メーカーがあるの?
⇒大手、中堅どころ、家電メーカーなど、それぞれの特徴を知る - どんな構造工法で建てたい?(木造、鉄骨、鉄筋)
⇒好きな構造は?どんな家に住みたい? 外断熱、内断熱、耐震は?など - どのくらいのサイズ?(何坪、部屋の数は?)
⇒最初に質問してきますので、イメージしておくとスムーズ - いくらくらいかかるものなの?
⇒各メーカー坪単価の目役があるので調べておく(あくまでの参考程度) - 予算(家を建てた後のメンテナスなどの維持費も含めるこれものすごく大事!)
⇒例3500万円の家だったら、マイナス500~800万くらいにしておくと安心
鴨葱にならないための当日
- 次回配分(タイムキーパーは重要)
⇒一旦中に入るとなかなか出られない!他も見学する場合はこれ大事! - 〇〇までのキャンペーンは要注意!声を大にしていいたい!!!
⇒今月末までに契約すると・・・という言葉は相手にとって有益なだけ - むやみやたらに個人情報は伝えない
⇒年収とか、会社名とか、初日にお知らせする必要全くなし - とにかく相手ペースに乗らずこちらのペースに乗せる
⇒相手は早く家族に鴨葱を食べさせたくて必死なので上手にやりましょう
2・決して焦らず!焦っているのはむしろハウスメーカー
最初に訪れたハウスメーカーの営業担当者に、他にも見学したいとお伝えしたら・・・
他は見学しないほうがいい!と断言されました
今思えば驚き発言ですよね。
理由は、いくつも他社を見学してしまうと迷ってしまうし疲れますよとのことでした。
その時はあまりの堂々さに「ふむふむ」と思ってしまいましたが・・・。
よく考えたら相手の勝手な都合での発言です。
例えば・・・
- 月末や決算時は(3月末はまさにその時でした)売り上げ目標が達成できないと、売らないと!!と焦っているかもしれない。
- 店長や、支店長にお尻を叩かれて焦っているかもしれない。
- 賞与の評価の時期と重なっているかもしれない。
- もし自分がハウスメーカーの営業のお仕事をしていたら、お客さまのことより自分の立場を優先してしまうかも・・・
想像の翼を広げて、物事を俯瞰して冷静に判断していくことは
後々の家づくりを進める中で損はないと思います
3・家づくりの門をたたいたシリーズのまとめ
もし迷いが生じたら次の言葉を贈ります☆
自分たちのペースで!
自分たちが主役の家づくり!
住宅展示場は規模にもよりますが、いくつものモデルハウスが点在しています。
中には同じハウスメーカーでも、いくつか商品展開している場合は、2棟、3棟ある場合があります。
その中で当てずっぽうに見学しても、時間が無駄に流れていくだけなので最低限の下調べをして挑みましょう!
これらの住宅展示場での体験は誰しも同じ経験するとは限りません。
もし同じようなことが起きたらこの記事を思い出して笑顔でその場をやり過ごしましょう~。
次回はいよいよハウスメーカーを選定していく様子などお話したいと思います。
初めての方は第1話から読んでいただくと登場人物等ご確認いただけます♪