皆さま、こんにちは!home_m_styleのmikaです。
今回は、解体前と解体後に我が家が実施した感謝の儀式についてお話したいと思います。

目次

  1. 庭木の伐採や石の撤去前の儀式
  2. 解体からの基礎工事前の儀式
  3. 鎮物(しずめもの)の儀式
  4. まとめ

1・庭木の伐採や石の撤去前の儀式

普段は何かを強く信仰しているわけではないのですが、初詣や、厄除けや、はたまた受験の時などは神頼みをするごくごく一般的な日本人です。
我が家の場合は旧家を解体した後に、家を新築する関係で、解体前に人として当たり前であろう感謝の気持ちを伝えるため、お清めをしました。
これらは特に神主さんをお呼びしてといった大掛かりなものではなく、今住んでいる両親と、わたしで執り行われました。
主人は仕事で多忙だったので、残念ながら不参加です。

お清めグッズと手順のご紹介

清酒
お塩
お米

やり方は以下の順序で両親の指示のもと実施しました。

  • 清酒を使い、すべての植栽と石にシュッシュッとまきます。(父⇒母⇒わたしの順)
  • 次はお塩を使い、パッパッとふりかけます。(父⇒母⇒わたしの順)
  • 最後にお米を同じように、パラパラとふりかけます。(父⇒母⇒わたしの順)
  • 気持ちが大切

    多少違っていても大丈夫です!(だと思います)

    木や石は自然界のもの
    突然解体とともに、伐採、撤去されたら驚いてしまうと思います。
    今まで楽しませてもらった感謝の気持ちを両親とともに伝えました。
    小さな木も、年月とともに大きく成長していきましたが、高齢化する両親の意向もあり手入れは難しいということで、今後は残さないという選択をしたのです。
    やはり当たり前にあったものが無くなるのはさみしいですし、こころの整理をする意味でも、大事な儀式だと思いました。

    残す予定の石や植栽もあったので、そこには積水ハウスオリジナルテープ残すシールを貼りました。
    現場監督さんを紹介され、営業さんと一緒に何を残すか残さないかなど、打ち合わせをしたそうです。
    あとからやっぱりこれも残したい!というものがちらほら出てきたので、「残すテープ」を持ってきてもらいました。
    気持ちが揺れてしまうことについても、すぐに対応していただけるのは、ありがたかったです。

    2・解体からの基礎工事前の儀式

    とは・・・?

    地鎮祭です!

    幼いころで記憶があいまいですが、旧家を建てたときに実施したようです。
    葉付きの青竹が四方をに立ててあり、真ん中にこんもりした土の山ができて、何かが刺さっていたかな?というおぼろげな記憶です。
    儀式事態記憶はないのですが、何もない土地に、厳かなものがあるなという感じです。

    さて地鎮祭は3月上旬午前10時からでした。
    気温は10度くらいで大変寒い日でした。
    寒すぎて撮影するのを忘れてしまい、神主さんや担当者の方々とスナップ写真を撮ればよかったなと後からですが思いました。
    儀式の最中と家族の記念写真は、営業担当者さんが気を利かせてたくさん撮ってくださいました!

    事前に用意したもの

    玉串料(3万5千円)のみです!これは事前に営業担当の方が教えてくれました。
    直接神主さんにお納めします。
    服装は、きれいめな格好が良いといわれていたので、それなりにしていましたが、結局寒くてコートを着たままでいいですよといわれたので、もう少しカジュアルでもよかったのかなと思いましたが、神様との儀式なので、きれいな服装がいいと思いました。

    神主さんが土地の四隅をお米と塩をまいてお清めします。
    やはり、お米と塩は必須ですね。
    ユーモラスあふれる神主さんのケーキ入刀のようにお願いします!というご指導に従い楽しく実施しました。

    儀式の途中で、BGMがどこからともなく聞こえてきてびっくりしましたが、神主さんが操作していたみたいです。
    お話も上手な神主さんで、途中紙ふぶきをまいたり、BGMを流したりとアットホームな楽しい地鎮祭でついつい笑ってしまいました。
    最後に記念写真をパシャリ

    3・鎮物をお納めするの儀式

    鎮物とは?

    しずめものと読みます。
    これは前回実施した地鎮祭の際にいただいた御札なのです。

    コンクリート打設の時の施工業者の社長さんとの会話で思い出したのです。
    (地鎮祭の際にいただいた御札があったと思ったけど、どうしたんだっけ・・・?)

    なんとなく会話の中で触れてみました。
    「地鎮祭をしたのですが、神主さんからいただいた御札は床下などに納めると思うのですが、いつ頃になるんでしょうか。」
    「そうしたらXX日ころになりますね」
    という回答が返ってきました。
    さっそく積水ハウスの現場監督さんにお電話したところ、監督さんが御札を土の中に納めてくださるそうなのですが、前もって日時を細かく決めていないようで、なんとなく電話口は困惑している雰囲気・・・。

    やはり気になる儀式だから直前でもいいので、連絡が欲しいとお願いしました。

    そうしたところ、数日前に父とわたし宛に連絡をくださり、両親がその時間に現場に立ち会うことになりました。
    通常は監督さんが、10分程度で終える作業とのことでした。
    私は残念ながら参加できずでしたが、現場監督さんが写真に残してくれました。

儀式というと大げさで流れ作業でするものかもしれないのですが、実際住む人がこういった場面を共有できるのは大事なことなのではと感じました。(わたしは不参加ですが←くどいですが参加したかった)

4・まとめ

以上解体前と解体後に我が家が実施した感謝の儀式についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

「庭木の伐採や石の撤去前の儀式」は、家族だけで行った儀式でした。
「解体からの基礎工事前の儀式」は、家族はもちろん、ハウスメーカー関係者も参加しました。
「鎮物(しずめもの)の儀式」は、両親と現場監督さんが参加しました。

どれも貴重な体験でした!

今後を考え撤去してしまったことはさみしいことではありますが、感謝の気持ちを持ち、わたしたちなりのさよならの儀式をしました。
その後新しい家を建てました。
土地は先祖代々大事に受け継いだ土地です。

土地の神さまや、ご先祖さまに感謝する

普段なかなか意識しないことなのですが、家を建て替えるということがきっかけでこれらを経験しました。
家づくりというのは単純に家の間取りや設備だけを考えるだけではなく、こういったことも家づくりのひとつの経験なのだなと思いました!

他に家を建てる際に実施する上棟式ですが、我が家の場合ハウスメーカーのご意見や、このあたりの土地柄的に上棟式は実施しませんでした。
上棟式を実施しないのは少々ドライな気もしますが、わたしの住んでいるあたりではあまり目立つのも・・・というのもあり遠慮しました。
他の方のブログで拝見すると上棟式も素敵ですね!
棟梁さんをはじめ大工さんなど家づくりにかかわる方々とお食事を通して懇親を深めることは、良いことだと思います。
これは我が家の一例なのでいろいろな家づくりがあると思いますが、これからお家を建てる方の参考になると嬉しいです。

初めての方は第1話から読んでいただくと登場人物等ご確認いただけます♪