こんにちは
ジューテックホーム施主のケロです。

 

今回は私もこだわったコンセントについて書いてみます。

ちなみにクラッソーネのカテゴリーでは工事前の準備ってなってますのでしっくりこないんですが、コンセントは着工終わったあとでも変更は可能ですのでこのカテゴリーに入れてみました。

工事前の準備って何を想定しているんでしょうね。

 

さて、コンセントです。

私は電気関係の仕事ですからコンセントや宅内配線は特に拘りました。

 

まずコンセントで一番聞くのは
「足りない」
ですね。

タコ足配線だらけになってしまって不細工なだけじゃなくて埃がたまって火事になったりしかねません。

また、必要な場所にコンセントが無いってこともあり、延長コードで引っ張ってくるなんていう不細工な処置が必要になったりします。

こういったことは万人共通のようで、家を建てるって言ったらコンセントだけは多めにしときなさいってお互いの両親からありがたいアドバイスをいただいてます。

 

注文住宅ですから、コンセントも自由にできるはずです。

もちろん増やすとお金はかかりますけど、他に比べたら全然安いものです。

 

そこでコンセントを考えるにあたっての参考情報として記事を書いてみます。

コンセントと言ってますが、考えるときにはスイッチと一緒に考えてください。

 

 

 

種類

大事なのはコンセントって言っても100V電源だけじゃないってことです。

例えばこのパナソニックのサイトを見てみてください。

住まいの設備と建材スイッチ・電気設備スイッチ・コンセント

 

実に色々な種類があります。

100V電源

一般の電源ですね。

よく見るのが2口かと思いますが、別に1口でも3口でも作れます。

ただ、ACアダプタだと3口にしても全口使えなかったりしますよね。

100V電源アース付き

洗濯機や冷蔵庫なんかはアース付きになってるはずです。

 

この画像は我が家のアース付きコンセントですが、3本足のも線をつなぐタイプのも両方使えます。

我が家は冷蔵庫、洗濯機、電子レンジといったものだけでなくパソコン類、AV機器もアース付きが使えるようにこのコンセント多用してます。

また、会社なんかではよく見るタイプでアース付きコンセントのロックタイプがあります。挿してからひねることで抜けなくなるってタイプです。

マルチメディアコンセント

コンセントの位置にアンテナがあったり、インターネット、電話線の口があったりしますよね。

あれってモジュール単位で売ってて、組み合わせできるようになってます。

例えば100V、アンテナ、ネットとかを組み合わせてマルチメディアコンセントとかAVコンセントとか呼んでたりします。

我家のリビングのAVコンセントはこれです。

白を選んでないので色がついてますが、100V、アンテナ、ネットと組み合わせてます。

組み合わせられるので、例えば100V3口を3列ってなことも可能ですし、アンテナばかり3列ってのもまぁやろうと思えばできるわけです。

また、HDMIやVideo端子、オーディオ端子なんかも組み込めますから、遠くのプロジェクタとかテレビへの配線を壁の中を這わすことですっきりさせられます。

200V電源

たくさん電気を使う機器は100Vよりも200Vの方が効率よく使えます。

なので、例えばIHとか広いリビング用のエアコンとかEV等は200Vを使ったりします。

その200V用のコンセントがあります。

これは好みというよりも用途なのでハウスメーカーさんと相談してください。

例えば我が家は外部コンセントにEV用として200V用意してますが、当面EV車は買う予定がないので100Vに切り替えて使ってます。普通の外部コンセントとして使ってます。

EVやPHEV車を買って200Vが必要になった時には200Vに切り替えて使う予定です。

USB

今どきはUSBもコンセントに埋め込めるんです。

多くの人がUSB充電器をコンセントに挿して使っているのかと思いますがコンセントに直接させればすっきりできます。

ただ、USBは充電の規格が頻繁にアップデートされますので、これだけはおすすめしかねます。

常夜灯

常夜灯と一緒になっているコンセントもあります。

我が家では階段とか廊下に設置しています。

階段とか廊下はコンセントはそんなに必要ありません。掃除する際の掃除機用とかだけです。

なので一口あれば十分ってことで、これを選んでます。

センサーがついているので暗くなれば自動で光ります。夜でもこの灯りだけで階段の上り下りができますので、わざわざ電灯をつけるってことは少ないです。

 

また、この常夜灯が外れて充電式ライトになってて災害時は便利!ってのもあります。私の実家のマンションではそれを採用しています。

 

他にもカタログを見ると色々とありますから使い方を考えて選んでください。

物によっては資格がいりますが、後から変更も比較的楽にできます。

 

位置・数

一番大事なのは位置でしょう。
位置を決めればだいたいの数も決まりますね。

家具を置いたらコンセントが死んだってこともありますから、家具の配置も考えて指定しましょう。

もちろん高さも大事です。
低い位置にあればいいもの。高い位置にあればいいものありますからね。

例えば常夜灯のタイプなら少し高めにすると少し広めに照らしてくれます。

また、エアコンはエアコンより上がお勧めです。
エアコンから這えてるコンセントが見える必要はないでしょ。

冷蔵庫用もそうですね。冷蔵庫の上の方がいい。
洗濯機も上ですね。これはおそらく水で濡れない為でしょうね。

また、カウンターテーブルの上にあればいいもの。
あえてカウンターテーブルの下に隠すもの。
色々と考えられます。

我が家で工夫した点で非常に良かったのがこのキッチンのコンセントです。

キッチンでたまにしか使わない電気製品ってありますよね。そういう時にこのコンセントが大活躍です。

キッチンですから水は大敵。なのでシンクからは離してます。

注文住宅だからこそのコンセントではないでしょうか?

 

デザイン

コンセントにもデザインの違いがあるんです。
パナソニックで言うとコスモシリーズとかちょっと角ばったアドバンスシリーズとか。

種類は多くありませんが、色違いもあります。先ほど写真でお見せしたAVコンセントはパナソニックのグレーシアシリーズという種類でダークブラウンを使ってます。

スイッチも含めてデザインをどうするか?も選べるかと思います。

 

系統

ブレーカーの中の回線の割り振りです。ここまで指定する人はあまりいないでしょうね。

我が家はHEMSで電気使用量を監視するということから、系統まである程度指定しています。

 

 

外部コンセント

家の外のコンセントも種類や色違いもありますから、家のデザインや外壁の色を考えて指定しましょう。

ライト用にセンサー付きなんてのもあったりします。

 

コンセントやスイッチのカタログだけでも結構な分量ありますので、使い勝手だけじゃなくてデザイン等々も考えて指定してみてはいかがでしょうか?

 

 

我が家のコンセントレビュー

一生懸命プランニングしたコンセントですが、全然完璧とはいえません。

参考までに入居後に見直してみた記事を載せておきます。

挿さずのコンセントがあるのでコンセントをレビューしてみよう