この記事では我が家が家を建てるきっかけになった出来事を紹介しようと思います。

前回の記事はこちらからご覧ください。

一軒家を建てることはごく自然な事だった。

家を建てたい。

このように漠然と考えることはあっても実際に家を建てたい!建てよう!となるには人によっていろいろな理由やきっかけがあると思います。

そもそも土地を買い家を建てるのか?

マンションを購入するのか?

アパートや賃貸暮らしを続けるのか?

メリットやデメリットはわざわざここで語ることも無いでしょう。

前回の記事でもお伝えした通り、我が家では妻も私も昔ながらの農家のような広く、そして寒い家で育ちました。

私は学生時代をアパートで過ごし就職後も一時はマンション住まいをしてましたので小じんまりとした部屋に暮らすことは慣れていました。

しかし妻においてはそのような生活を全くしたことがなく、マンションやアパートや賃貸などの住まいが全く想像が出来ないものだったようです。

自分としても昔から漠然と家族を持ったら土地を買って家を建てる!という頭しか無くその他の選択肢は全くありませんでした。

後押しが欲しかったマイホーム購入

後に紹介しますが私が一条工務店さんで家を建てると決めていたのは妻と結婚した当初、家を建てる6~7年前でした。

もちろんローンを組むに当たり年齢的な物はありましたが、一条工務店さんで建てるということは決めていたものの何故か具体的な行動を起こすことはありませんでした。

それは社宅として暮していた20畳程の和室というお部屋が物凄く居心地のよい部屋だったからです。

そして社宅という事で金銭面には恵まれていましたしその間に住宅購入資金を貯めるという事も出来ました。

もちろん社宅ですのでいつかは出なきゃならないなと思いながらその期限を迫られることもなく暮しておりましたので、何となくのんびりしていたのも事実です。

妻の出産から全てが始まった

家造りのきっかけとして子供が生まれて家族が増え、部屋が手狭になってきたからという方も少なくないと思います。

我が家においてもそんな感じだったのです。

といきたいところですがそういう訳ではないんですね。

子供が出来ても部屋は十分な広さもありましたし会社の理解もあり、核家族であった我が家で会社の社長などはおじいちゃんおばあちゃん代わりとしてとても可愛がってもらっていました。

妻も私も社宅ということで多少の不満はあれどその環境を積極的に変えるほどではありませんでした。

なにより子供がある程度大きくなった後に妻が働きに出たほうが家計的にも助かりますしあと2~3年経ってからという考えもありました。

そんな状況で我が家が慌てて家造りを始めたきっかけ。

それは息子が生まれて半年ほど経った頃にわかった病気が原因でした。

いつ介護が必要になるかわからない難病

生まれたときから頭に毛が生えていない場所があったり目に異常が見られたりと、頭部を中心に元気に生まれてきた赤ちゃんとは違うような特徴があった息子氏。

生後間もなかったことから経過観察と言われていたのでノンビリと暮しておりました。

半年ほど経った頃にいよいよ目の様子がおかしいな?と思い始め大きな病院で検査をしてもらうことになりました。

その検査の為に目のCTを撮影したのですが、その際に偶然にも一緒に写った頭の中の写真を見て病院の先生達が揃ってざわめきたつ事に。

 

息子は先天性の脳の形成障害を持って生まれていました。

脳の片側半分の大きさが半分ぐらいしか無くスカスカの状態。

正確には胎児の段階で巨大化し現在は縮小してる状態との事でした。

今では国の指定難病にも入っている病名が診断される事となるのです。

通常は生まれてすぐに難治性のてんかんを発症し発達なども上手く行かないことがほとんどの病気です。

この時点でてんかん等の発症もなくすくすくと成長している事自体がかなり珍しい事のようでした。

病気のことは調べれば調べるほど予後の状態は良いものとは言えませんでした。

また目に関しても極度の乱視などがあり、視神経のすぐ横にあるはずのない骨片が出来ていたり。

一歩間違って視神経に影響が出ると失明するような状況であり、完治は出来ませんが将来的に両目の角膜移植が必要な状況でした。

  • 難治性のてんかんによる発達遅延
  • てんかん制御の為に脳を半分に切る大手術
  • それによる半身麻痺
  • 両目の光が失われる可能性

こんな事が真っ先に説明されるほどの状況で今後の暮らしを考えた時に現在の環境では難しいと考えました。

こんな時から我が家の本当の家づくりがスタートしたのです。

介護を考えた家づくり

この事がきっかけで我が家の家づくりには

  • 介護仕様
  • バリアフリー

このようなワードが欠かせないものとなりました。

国の定める難病指定を頂くということは状態が良くならない限り死ぬまで医療費の補助を受けられます。

それはつまり息子の病気が

  • 原因がわからず
  • 治療法も確立されていない
  • 長期間療養をしなくてはならない
  • 大きな負担を強いられる

という負のお墨付きを国から頂いたということです。

今後紹介する打合せにおいてはこの介護に対する考え方が大きな割合を占めたのは言うまでもありません。

しかしそもそも我が家の家に対する理想は平屋でした。

実家でも平屋で階段を登ること無く過ごしてきた妻にとって階段のある家というのは全く考えられなかったようです。

そもそもの「平屋」というキーワードに「介護・バリアフリー」というキーワードが結びつくのは難しいことではなく、抵抗なく計画が進むこととなりました。

 何がきっかけになるか分からない

人が家を建てる理由はそれぞれです。

私のきっかけは奇しくも息子の病気が分かったことでした。

しかし一般的に人生の中で一番大きな買い物になるであろうマイホーム購入。

今この記事をご覧になっている方にはマイホームを購入しようかな?という方から具体的に検討している方まで色々な方がいらっしゃると思います。

もちろん年齢や予算やタイミングなど様々な要素があると思います。

思いもせず土地の話が出てくる人もいるかもしれませんね。

将来に渡り家族を守るために資金計画などをしっかりしないといけない反面で何かを吹っ切らないと住宅購入へ気持ちを向かわせるのは簡単なことではありません。

こちら「くらそうね」さんには沢山の方が家造りの過程を記事にしてらっしゃると思います。

私を含め他のブロガーさん達の記事を見て家づくりに一歩踏み出す人のお力になれれば良いなと思います。